2011年 06月 24日
クッコ山で散歩1


ペルージャから車で北東に向かい、1時間半ほどしてから、ようやく目指す山並みが見えてきました。途中で道を間違えて遠回りしたため、着くのが予定より遅くなりました。

トレッキングの出発地点に近いこちらの村、シジッロ(Sigillo)で、昼食用のパニーノを購入しました。

村はずれから、山の高みへと向かう車道を進んでいくと、見晴らしがそれはすばらしく、キアニーナ牛たちが、のんびりと草を食んでいたりしました。

この牛も悠然と、壮大な眺めを楽しんでいたのでしょうか?

ようやく出発点のVal di Rancoに到着しました。上の地図の右下にある丸で囲んだ村が、パニーノを買った村、シジッロ(Sigillo、上から2枚目の写真)で、そこから、車で山を登りに登り、ようやくアステリスクで記したVal di Rancoまで、たどり着いたわけです。

駐車場を出ると、花いっぱいの野原の前に、こちらの道案内が立っていました。標示によると、ここ、Val di Rancoの標高は、1058m。まずは、一番下に書かれている1番のトレッキングコース(Sentiero 1)を進み、さらに2番コースを歩いて、クック山の山頂を目指そうというのが、この日の登山の予定でした。

まずは美しいブナ(faggio)の森の中を歩いて行きます。

新緑の緑と静けさが、心を癒してくれます。

まもなくたどり着いたこちらの場所は、その名をMadre dei Faggi(訳すと、「ブナの母」)。ブナの木々が最良の条件で育つことができる環境が、自然に整っている場所なんだ、と地図や本であらかじめ登山の予習をしていた夫が教えてくれました。

12時半に散歩を初め、午後1時頃に到着したのが、こちらAcqua Fredda(訳すと、「冷たい水」)です。この名があるのは、川の水源、泉(soregente)があるからで、水が湧き出るところ、川の生まれるところを見るのが大好きな夫は、ここを訪ねるのを楽しみにしていました。ところが、残念ながら、本来の水源は、おそらくは水道水として利用するために、左手奥に見える建物の中に封じ込められていて、その水の一部がかろうじて、写真中央に見える給水場から、飲んだり利用したりできるようになっていました。

給水場の右手には、同じ水源に端を発すると思われる小さな川が流れ、その傍らには、野の花がたくさん咲いていました。

このAcqua Freddaからは、ちょうど近くの山の山頂も見え、すぐそばに、木でできたテーブルもありました。

そこで、テーブルに腰を下ろし、昼食のパニーノを食べました。いつも登山の際は、500mlのペットボトルに水道水を汲んでくるのですが、食べる前に、そのボトルに給水場の冷たくおいしい水を汲み、この水とともにいただきました。

川の傍らには、野ばらも、かわいらしい花をたくさん咲かせ、色とりどりの蝶が飛び交っていました。(つづく)



ブナ林があるから当りかな?
私は今日、東京紀尾井ホールで行われた神尾真由子さんのヴァイオリンコンサートで癒されきました。♪パガニーニ:24のカプリース♪が演目だったのですが神尾さん、ハードで腕がプルプルしていたのでは・・・。
終わって四ツ谷駅に向かう途中、少し涼しかったけどこれで真夏の15%節電達成するのかな?

こんな真っ白な牛、初めて見ました。
遠目に見るとまるで山羊のようです。
乳牛でしょうか?さぞ美味しいミルクが出来そうですね。
美しい緑に、黄色の標識が映えますね。
↓とうとうアイゴがやってきたのですね!
おめでとうございまーす
これで一気に行動範囲も広がりますね!
実はペルージャもこの数日本当に暑い日が続いています。今日は授業がなかったので、早朝涼しいうちに、アイロンがけをして、掃除もしようと思ったら、午後1時まで停電で、出鼻をくじかれてしまいました。日差しが強く、今日も日没は午後7時53分と遅いので、午後はひどく暑いのです。
ブナの森の中は、ひんやりと涼しかったです。ヴァイオリンコンサートとはすてきですね! イタリアに住んでいると特に、日本では公共の交通機関や建物の中で、むやみにエアコンを使いすぎだなという気がします。健康にも悪いし、これを気に、節電が達成できたらいいですね。
こういう真っ白な牛はウンブリアやトスカーナの山を行くと、よく見かけるんですよ。肉の質が高くておいしいので、有名な牛です。
ありがとうございます! 今は夫が旅行中なので、アイゴ君は庭の隅でじっとしていますが、日曜の晩に帰って来たら、またあちこち出かけて、運転練習をしたいと思っています。
わぁ~たくさん歩かれたのですね。
美しい水が流れ癒しの景色があちらこちらに見えるって
素敵ですね~
真っ白な牛さん綺麗ですねぇ。
そして、野の花も綺麗~
壮大な眺めと癒しのブナ林、元気を貰えますね。
ブナの森は豊かな自然を育んでいます。
冷たい水も花も蝶も、この自然からの贈り物でしょう。
白い牛たちも素敵な景色を堪能しているようです。
清々しい森に伺えました。(^^)/
初めて登った山なので、ふだんと違う美しい景色や花に出会えて、興味深かったです。実は最後に迷子になって危うく遭難しかけたのですが、それまでは散歩を十分に楽しみました。
ブナの森の緑が優しくて、心が洗われる気がしました。
青空の下、山に向かっていく写真が良いですね!ワクワクして、テンションが上がりそうです。
緑の中の山道を歩くのもいいですね~。
しばらくトレッキングをしてないので、梅雨が明けたら夏山に行きたいと思います。涼しい山の上で天然のクーラーに癒されたいです。
日本の関東地方は今、電力不足で、この先の夏本番にはどうなるのか心配されているところです。昨日(24日)は早くも真夏日だったので電力供給限界の90%までいってしまったそうですよ。
凸d(^ー^)応援のpochi!
まだ日本は梅雨の最中なんですね。梅雨明けが楽しみですね。「涼しい山は天然のクーラー」、おっしゃるとおりです。
エアコンが嫌いというか苦手な生徒さんに、「日本はどこでもかなりエアコンがかかりすぎているきらいがあるから心配」と言ったら、「最近は省エネのために、以前ほどは冷やさないそうだから安心している」と返事が返ってきました。本当に必要なことに電力が回るように、夜のネオンにしても過剰なエアコンの使用にしても、控える必要があるのではないかと思います。
応援をありがとうございます!