2011年 08月 03日
テントでお泊り テッツィオ山2

次々と出発する大人たち。シャボン玉遊びに興ずる子供たち。

ミジャーナ(Migiana di Monte Tezio)を出発し、テッツィオ山(Monte Tezio)を、少しずつ登って行きます。

途中で出会ったのは、美しい蝶、

清楚な野の花たち、

そして、美しい風景です。奥に見える横に長い台形の山は、スバージオ山(Monte Subasio)。この山の中腹に、アッシジ(Assisi)の町があります。

幼い頃から、テッツィオ山を歩き慣れたルイージを先頭に、青空の下を歩いて行きます。

ところが、かつてはよく人の通った道も、今はだれも歩かぬため、草木が生い茂って、途中で、道が分からなくなり、森の中をしばらく歩いたあとで、引き返すことになりました。ここでもまた、ルイージがお得意の木登りを披露します。

時々、足を止めたり、休んだりしながら、ミジャーナの家に戻りました。

すぐにフランコが、手早くメロンを切り分けてくれたのですが、このメロンのおいしいことと言ったら!

その後、皆で手分けしながら、昼食を準備。大きなテーブルに、20人が並んで、食事をしました。

食後は、片づけ、荷造りのあと、外に寝そべり、皆で、フロリアーノとラケーレ父娘の出すなぞなぞに、頭をひねりました。
こうして、皆でにぎやかに過ごしたあと、夕方エミリア・ロマーニャへと帰っていく友人たちを、見送りました。思いがけぬ友人たちの訪問で、慌しくはありましたが、おかげで、改築を間近に控えた、この古い家に、さよならをじっくりと言うことができたような気がします。


皆さんの楽しみながらの山登り、無理が感じられなくて
いいですねぇ。
素晴らしい景色にうっとり、変わった豪華な蝶が綺麗です。
大勢で食べる食事も素晴らしいでしょうね。
何気に過ごされるのがいいなぁ~

みんな、自由に生き生き、のびのびとしていますよね。ただ、うちの姪っ子たちを見ていても、レストランなどで食事中に席を離れて、テーブルの間を走り回る子供たちを見ても、しつけも必要だなと思います。こういう子供たちがやがて、映画館で隣の人や携帯電話に話しかけたりする大人に育つのかな(みなが皆ではありませんが)と思ったり。こちらの人は、たとえ短い休日でも、休みをうまく充実させて楽しむのがうまいと思います。ただ、平日仕事から帰ったあとも、週末も、いつも出かけたがる夫に、できるだけ合わせようとすると、なかなか身が持たないので、最近は夫が友人とビールを飲みに行くように、一人で行ってもらうようにしました。これは友人がシングルの場合で、そうでないと、どうしても夫婦あるいは恋人同伴となりがちなイタリアです。
それはさておき、カップルはカップル単位で参加しても、シングルの友人が複数参加することあり、カップルも相方なしに一人で来る場合ありで、さまざまです。カップルで、こうした集まりの間中、夫婦や恋人同士がたいてい一緒にいる場合もありますが、うちの夫のように、せっかくだからと、いつも一緒にいる妻よりは、めったに会えない友人と、いうわけで、男女に限らず自分の友人とばかり話して、連れはほったらかしという場合もあります。だから、夫の友人たちと出かけるときは、かえってわたしが寂しいというか、つらい思いをするときも、時々、いえ、よくあります。