2011年 08月 24日
ウンブリア・ジャズ 〜 ペルージャの熱い夜
例年、著名な歌手や演奏家が大勢訪れ、こうした音楽家のコンサートは有料なのですが、ご覧のように、中心街のあちこちに、無料で楽しめるコンサートもあります。
町を歩くと、こちらのお菓子屋さん、サンドリ(Pasticceria Sandri)では、ウンブリア・ジャズにちなんで、楽器の形をしたお菓子が、ショーウィンドーにたくさん並んでいました。
この店では、ショーウィンドーに、こんなふうに、いつも、季節やペルージャでの催しをテーマとしたお菓子が、並んでいます。店内で嫌な思いをしたという友人もいるので、中に入ることを特にお勧めはしませんが、大噴水から近い目抜き通りにありますので、中心街を歩かれるときには、ぜひショーウィンドーをのぞいてみてください。
午後9時19分に撮影した上の写真でも、まだ空が明るいのは、まだ夏至を過ぎたばかりだったためです。ウンブリア・ジャズは、チョコレート祭りと並ぶペルージャの一大行事であり、町は大勢の人でにぎわっていました。
左手に見えるスタンドでは、ウンブリア・ジャズ2011のロゴの入ったTシャツやバッグ、帽子なども販売されていました。
無料のコンサートを聞いたあと、再び町を歩くと、暗くなった空の下に広がる美しい夜景を、見るこ とができました。
夜景を楽しみながら、飲み物や食事を楽しむ人々の姿も、見えました。
別の方向を眺めると、6月末まで日本語を教えた学校の懐かしい校舎が、照明に浮かび上がっていました。
かつて修道院だった学校の三角屋根の鐘楼の左手は、競技場になっていて、ふだんはスポーツ大会や練習などに使われているようですが、ウンブリア・ジャズの期間中は、有料のコンサート会場になっていました。
ぜひ聴いてみたいすばらしいコンサートが、今年もいろいろあったのですが、実は、この夏は、ウンブリア・ジャズの期間中、旅行でペルージャにはいない予定だったこともあって、この日は、コンサートの日程も知らないまま、お祭りの雰囲気を味わいに、中心街に繰り出しました。それでも、散歩しながら、美しい夜景や音楽を、楽しむことができました。
空がこんなに青くて美しいのですね。
そしてジャズが聴けるって素敵~
学校も見えて眺めがいいのですね、夜景もしっとりと
してていいなぁ。
街が全て芸術作品なんですものうっとり~
お祭りの雰囲気も楽しめましたね。
ジャズはあまり聴きませんが日本だと仙台が有名です。クラシックは丸の内、有楽町あたりでフェスがあります。ロックは夏には各地で野外フェスが行われます。
ロックイベントのように定着して気軽に楽しめる野外音楽フェスがもっと日本にも欲しいと心の片隅に思っています。