2011年 09月 09日
きれい! きれい!
白にピンク、まれにピンクに白で描かれた模様が、まるで大理石の紋のように美しいので、「あれもきれい! これもきれい!」と、歓声を上げるわたし。
大きさも模様も、少しずつ微妙に違うけれど、どれも、芸術家が計算しつくして描いたかのように、美しい。同じものを、角度を変えて眺めると、また違って見える。
9月7日火曜日、家に帰ると、お義母さんが台所で一心に、豆をさやからむいていました。朝、お義父さんが市場で、1kg2ユーロで買って来たそうです。
「乾燥豆と違って、すぐに煮えておいしいのよ。よかったら、少し持って行きなさい。」と言ってくださったお義母さんのとなりに座り、わたしも一緒に、豆のさやをむき始めました。ソラマメ(fave)は、我が家の畑で採れるので、さやむきをすることがあるのですが、この豆、fagioli borlottiをさやからむいたのは、これが初めてです。ふだんは、乾燥豆を購入して使っているからです。暑いからか、芽の出ている豆もいくつかあります。
さやも、鮮やかなピンクや模様のきれいなものが、ありました。自然の生み出した芸術の美しさに感動しながら、さやむきを終えました。義父母宅の台所で、二人並んでさやをむき、テーブルには山のようなさやが残りました。写真に写っているさやは、「あとで写真を撮りたいから。」と言って、その中から少しだけ取ったものです。
さやからむいたらすぐに料理するように、とのことなので、さっそく料理の本を見ながら、豆をじっくり煮込み、それからお湯を切って、セージとニンニクと炒め、さらにトマトを入れて煮込んで、塩こしょうで味をつけ、fagioli all’uccellettoにして、食べました。なかなかおいしくできた上、おなかにも優しくて、うれしかったです。
「花のマリッティメ・アルプス」シリーズは、まだまだ続きます。今日は出かけていて、帰りが遅くなってので、たくさん調べ物をせずに書ける、こちらの記事を書いてみました。
宝石のようにもお菓子のようにも見えますね。
こんなに美しい豆を見たことがにです。
お豆を煮込む料理って作ったことがありません。
お正月に黒豆を煮るだけです。
義母さまから色々と教わることって素晴らしい
ですねぇ。
えっ?豆?!
最初に写真を見た時は宝石かチョコ菓子かと思いましたよ。
自然のつくりだした美しさなんですね~。
こういうのって、味はどうなんだろうか?と思ってしまいますけど、美味しいんですね。
凸pochi!
ピエモンテ、7月になっても花にあふれているので、びっくりしました。アルプスの女王、日本で花を飾る素材にまでなっているんですね!