2011年 09月 13日
麗しのヴァラスコ高原
出発は、自然公園の観光案内所と植物園テルメ・ディ・ヴァルディエーリ(Terme di Valdieri、1368m)。
ここからヴァラスコ高原までの所要時間は、ガイドブックによると1時間10分。わたしたちは、のんびりと2時間かけて歩きました。無料駐車場に空きがないので、こちらの有料駐車場(1日3ユーロ)に駐車しました。左手に迷彩テントが並んでいるのは、軍人さんたちがキャンプをしていたからです。
道は、小川のそばを、ゆるやかに登って行きます。上の写真は、10時22分頃、後ろを振り返って、撮影したものです。登っていくうちに、最初は手前の山の後ろに隠れていた向こうの山が、姿を現し始めました。
右手に見える山を見ると、わずかに残った白い雪が、下方から少しずつ解け始め、その水が流れ落ちて、やがては川に注ぎ込んでいます。
時には、ゆっくりと穏やかに流れ、時には、水しぶきを上げ、勢いよく流れ落ちる。そんな川の変化も楽しみながら、山を登って行きます。
水の豊かなところなので、花が咲きほこり、色とりどりの蝶もたくさんいました。
こうして山を登ったあとで、最初の写真でもご紹介した、ヴァラスコ高原に到着しました。
奥に小さく見える白い建物は、山小屋、Rifugio Valasco。1861年のイタリア統一時の王、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世が、狩猟に訪れた際に、使用していた館です。今は、登山客が食事や宿泊をするのに使われています。
到着がちょうど正午頃でもあり、この山小屋で昼食を食べました。南仏料理が味わえるというこの山小屋、野菜がたっぷり入ったこちらの前菜がとてもおいしかったです。
一方、こちらのパスタは今ひとつ。パスタをゆでるお湯に塩を入れ忘れたのではないかと思いました。
昼食後は、さらに山を登り、こちらの高原までやって来ました。左手の山の斜面から、細い滝がいくつも流れ落ちています。
水辺には、ランの花がたくさん咲いています。
こちらの花も、高原のここかしこで、白やピンクの花を咲かせていました。
高原には、牛もたくさんいて、広い野原で、のんびりと草を食んでいました。
花が咲きほこり、川の美しい野原を、しばらく散歩してから、山を下りました。
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高原への道のり、見える雄大な景色やお花達が素晴らしいですねぇ。
川の流れも場所によって様々に変化して飽きませんね、牛さんも
のんびりと楽しんでるようでいいですねぇ。
いつもほっと癒しをいただいています、ありがとうございます~
岩峰の険し山の麓に広がる緑の草原と美しい川の流れですね。
花の色も綺麗です。
ゆっくりと時間をかけて散策するのに素晴らしいところですね。(^^)/
食事に当たりはずれもありましたか。(*^_^*)
ああ,本当にきれい!!!
私,小川のせせらぎって凄く好きなんですよ~
そして野の花も~
いいなぁ・・・
こんなところでのんびりしたら,いろんな嫌なことをすっかり忘れることができるでしょうね♪
行きたい!と思いました^^
山小屋のお料理,美味しそうですねぇ!
アンティは野菜のラザニアでしょうか?
数年前にシエナで同じようなお料理を食べました。
すっごく美味しくて,また食べに行きたい!と思うのですけど,いつ行けるかしらん・・・
日本は暑くて暑くて!なんですが,ここのところのnaokoさんの記事と写真でほっと一息つかせていただています^^
ペルージャもまだまだ毎日とても暑いんですよ。わたしも、記事を書きながら、郷愁(? 心のふるさと)に浸っています。いつかまた、ぜひ訪ねてみたいところです。
山小屋らしからぬ豪華な雰囲気、そして美味しそうな料理。建物も同じ歴史を重ねているのかな?
昨日のツイートでユーチューブ見れませんでしたね笑。
そう、歌が聞けなくて残念でしたが、長いこと忘れていた歌手の名前を聞いて、懐かしかったです。