2011年 09月 29日
花の妖精

空を舞っているかのような、

美しいラン(orchidea)の鉢植えが、

たくさん並んでいる店も、ありました。

盆栽もあります。イタリアでも、近年は盆栽が流行しているようで、あちこちの店や市場で、時々見かけます。オリーブの木など、イタリアならではの素材を大胆に使った、大きな美しい盆栽を見たこともあります。今回並んでいた盆栽は、小ぶりのものが多く、日本の盆栽とは、どことなく異なる風情があります。

ブドウや梨など、

果物の木を売る店もありました。

こちらの木の名前に、「日本の」(del Giappone)とあったので、友人に質問されたのですが、残念ながら、どういう植物か、まったく知りませんでした。今日になって、ラテン語の学名から検索して、東アジアに分布し、日本にも広く分布するアキグミという落葉低木だと、知りました。

ふだんは、このリッチョーネ(Riccione)の花市、Giardini d’Autoreを訪ねるときは、会場の近くに駐車していたのですが、今回は、町はずれに車を置いて、会場まで歩きました。海辺の町なので、海の近くまで行き、しばらく砂浜の水際を、裸足になって歩きました。

植木鉢を提げて歩くには距離があったこともあり、今回は、花の購入を見合わせました。その代わりというわけか、夫はリキュールやジャム、

お菓子の並ぶ店を、特に時間をたっぷりとかけて、見ていました。吟味をつくして購入した、ヨーロッパカンゾウ(liquirizia)のメレンゲが、とてもおいしかったです。メレンゲには妙に甘いものが多くて、あまり好きではないのですが、このメレンゲでは、カンゾウの苦味とメレンゲの甘さがうまく調和して、いい味になっていました。

今回の記事もやはり、お気に入りのカボチャ(zucca)で締めくくりたいと思います。

こちらの写真は、角度を変えて撮影したものです。首のかしげ具合や愛らしい後ろ姿が、いっそうよく見えます。

こちらも、巣に集う鳥の親子のように見えます。想像力と創造力が発揮された、自然と人間のみごとな共作だと思いました。


花市の花、不思議な形ですが綺麗な色の花ですね~。
カボチャも、鳥の首のように見えるのもカボチャなんですね。面白いです。
凸d(^ー^)pochi
綺麗で可愛くて見とれますね。
あれ、オリーブの盆栽があるなんて、素敵、やっぱり日本の
とは違いますよね。
メレンゲの香りが~
海も近くにあるなんて多くの楽しみがある花市ですねぇ~♪
盆栽も本格的な鉢がならんでるんですね・・
なんだかとっても楽しそう・・=*^-^*=
明日も素晴らしい日になりますように・・=*^-^*=♪Thanks!!
ありがとうございます。PANSYさんも、すてきな週末をお過ごしくださいね。