2011年 11月 04日
湖に夕日を追って
わたしが久しぶりにアイゴを運転し、夫は傍らで、自動車教習の教官役を務めてくれました。一時停止の際に、止まるべきところで止まらず、やや先で止まる、とよく注意されます。止まれない理由は、まず、ペルージャや近辺の道路では、路面標示の線が消えかけていることが多くて、分かりにくいこと。次に、路面標示がないからと言って、標識のあるところで止まると、位置が前すぎて、他の車線から来る車がよく見えないこと、なのですが、これはわたしの言いわけで、やはり、きちんと停止するべきところで停止するべく心がけたいと思っています。
トラジメーノ湖に向かうことにしたのは、交通量が少なくて、わたしでも楽に運転ができるから、そして、湖を眺めると心が落ち着くし、湖で眺める夕日はきれいだろうと思ったからです。高速道路を下りて、湖の周囲を時計回りにめぐり、まずは、カスティッリョーネ・デル・ラーゴ(Castiglione del Lago)で、車を降りて、しばらくの間、湖畔を散歩しました。
イタリアでは、ちょうどこの日、10月30日の未明に、夏時間から冬時間に戻りました。午前3時が、午前2時になり、この日は、ふだんと同じ時刻に起きても、1時間余分に眠ることができました。前の晩に遅く帰宅したわたしたちは、朝になってから、ようやく家じゅうの時計の針を1時間遅らせました。そう言えば、愛車アイゴの時計は、今もまだ夏時間のままです。
それはさておき、冬時間になったために、前日までは午後6時過ぎだった日没が、この日は、午後5時過ぎと、1時間早くなりました。上の写真は、いずれも午後4時半過ぎに撮影したものですが、早くも空が赤みを帯び始めています。
友人と待ち合わせていたトゥオーロ(Tuoro sul Trasimeno)に着いて、車を置き、ようやく湖まで来たときには、すでに午後5時10分過ぎで、ちょうど日が沈んだばかりでした。
フェリーの桟橋を歩くと、マッジョーレ島(Isola Maggiore)がよく見えます。島の周囲の空はまだ明るく、薄紫がかった色をしているのですが、
後ろを振り返ると、空も湖も、鮮やかに染め上がっています。
こうして、3人で、炎のように美しい空と湖と、その色が少しずつ変わっていく様子を眺めたあと、湖畔のバールで、ホット・チョコレートを飲みながら、おしゃべりしました。
茜に染まるまでの湖も神秘的でうっとりします。
そして赤く染まる空と湖の綺麗さ、琵琶湖とはまたちがいますねぇ。
満足しました~ありがとうございます♪
夕暮れの薄紫から変わっていく色合いに、いつも思うのですが、マリーローランサンの紫はこの色?と心奪われます。
法令遵守のなおこさんらしい反省ですね。私は、安全運転且つ流れに乗れと教示を受けてます。いつまでも。
イタリアではサマータイムがあるんですね。
私は経験したことがないので良く分かりませんが、冬時間になる日は得した気持ちになりましょうか。(*^_^*)
湖の美しさも得した気持ちに見えます。(^^)/
運転者席が右にあり、左車線を走る日本で長く運転したからか、走行中は道路の右側に寄り過ぎ、交差点を右に曲がるときは、交差点の中央に寄り過ぎるきらいがあるようです。少しずつ慣れて、気をつけていきたいと思っています。
湖が見られただけでうれしかったのに、さらにすばらしい夕焼けが見えて、本当に得した気分です。自然が贈ってくれた美しい風景に、感謝したいと思います。
広くて綺麗な湖ですね~。波があまり立っていないので、鏡のように空を逆さに映していますね☆
たまたま風の弱い日だったのでしょうか?
日本だとなかなか、こういう静かな湖の風景って見れない気がします。
ボートだの観光船だのいろいろいますし(^^;)
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それにしても暮れて行く空の色綺麗ですね。薄紫の空はまさにイタリアという感じです。
日本にいると憧れてしまうひと時です。
いつかぜひ薄紫色の空を眺めに、イタリアにお越しください。天気がよければ、日本でも見られると思うのですが、いかがでしょうか。