2012年 01月 25日
今年はパリとフランス語
リミニの友人たちと合流し、
少し寄り道をして、色とりどりの花が咲くストゥーラ渓谷をしばらく散歩してから、
ひたすら山を登り、イタリアからフランスへの国境を越えて、
数日間、フランスのメルカントゥール国立公園に、滞在しました。
外国を旅行するときには、少しでもその国の言葉を勉強して、本や辞書を片手にでも、最低限のコミュニケーションはできるようにしたい、というのが、わたしの主義なのですが、このときは、降ってわいた話で、準備する間もありませんでした。毎日山を歩いて過ごした上、フランス語を話せる友人がいたので、幸い、言葉で困ることは、ほとんどありませんでした。そして、数日過ごすうち、簡単なあいさつ程度のフランス語だけは、言えるようになりました。わたしが一人で山を歩いていると、皆、たいてい英語かフランス語であいさつをしてくるのですが、英語でしばらく話すうち、実は話し相手の登山者が、イタリア人だと分かって、話がはずむことも多く、おもしろかったです。
前置きが長くなりましたが、昨年は、フランスのパリに行きたいという気持ちが募り、旅行にそなえて、フランス語を勉強しようと、秋頃から、日本から辞書を参考書を取り寄せたり、イタリアの書店で、よさそうな学習書を買ったりしていました。昨年12月も、本当に行きたかったのは、ロンドンよりもパリだったのですが、仕事が慌しくて、フランス語には手をつけなかった上、ロンドンならペルージャから直行便があったので、旅先はロンドンに決めました。(下記リンク参照)
「今年こそフランス語の勉強を始めるぞ。」と思ったのに、そのまま、時だけが過ぎていくので、とりあえずおととい、1月23日月曜日から、家事をしながら、こちらの参考書付属の音声CDを、聞き始めました。まだまだ、あいさつの言葉や、イタリア語や英語の単語に似た言葉が分かる程度なのですが、そのうち、学習書もきちんと開いて、フランス語をしっかり勉強していきたいと思っています。ポルトガル語とギリシャ語を勉強したときは、旅行の1か月ほど前から、入門の学習書をみっちり勉強して1冊終え、付属の音声CDを、並行して繰り返し聞き、あとは現地で会話集を一冊買って間に合わせました。フランス語は、パリやフランスには何度も足を運んでみたいし、やはり言語としても大切だと思うので、写真の1冊を基軸に、文法書や問題集なども使って、しっかり勉強するつもりでいます。
実は、おととしの冬に、英語を再勉強しようと思って買った本が2冊あるのですが、その2冊目を、最後の数十ページだけ読み残して、長こと放置していました。(上の写真)とてもすてきな自伝で、筆者の知性や感受性の豊かさを感じながら、興味を持って読んだのですが、以前にご紹介した2冊(下記リンク参照)に比べると、同じ英語でも読むのに集中力がいるので、「読もう、読もう」と思いながら、先延ばしにしていたのです。最近になって、英語の小説を2冊読み終えた勢いに乗って、再び手に取りました。どこまで読んだかうろ覚えだったので、この数日は、すでに読んだらしき25ページほどを読み返しました。
この本を読み終えたら、フランス語の学習書を、本も見ながら勉強していきたいと思っています。あまりいろんなことに手をつけると、何もかも中途半端になりそうな気がしますので…… メルマガの発行も滞っているし、そろそろ掃除を始めないと、日が暮れるまでに、片づけがすみそうにありません。何はともあれ、頑張ります!
関連記事へのリンク
- ライアンエアーでロンドンへ
- クリスマスの憂いと喜び(小説、『A Season to Remember』を読んで)
- ティファニーの魔法(小説、『Something from Tiffany’s』を読んで)
いつも心に響く言葉をいただいてありがとうございます。
こうしてイタリアに暮らして居られても行く先々の勉強や言葉を学ばれるって素晴らしいですわぁ。
娘たちは短い旅ばかりで何の準備もなしに行って居りました。
今でもパリとイタリアとに行きたい~~って話しています。
私も行く機会があれば感動の旅をしたいです~
日本では忙しくて、旅行のために長い休暇を取るのも、勉強の時間を確保するのも難しいですよね。
いつかムームーさんとイタリアでお会いできたらうれしいです。