2012年 01月 26日
初めてピザを焼きました
イタリアに暮らし始めて、まもなく10年が過ぎようとしている今日、なんと、初めて、最初から最後まで、一人でピザを焼きました。と言っても、丸い形のピザではありません。つい最近、たまったレシピをファイルに整理していたら、語学学校のレシピ集の中に、ピザの作り方のメモが見つかったのです。さらに、最近は、夫が忙しくて、仕事から午後2時過ぎに帰ってくる日も、土曜日も、家で休むひまがなく、改築中の梁磨きに追われています。というわけで、夫の好きなピザを焼いてみようと、思いつきました。
半分は細切りの玉ネギをのせ、もう半分は、フォッカッチャ風に、ローズマリーと粗塩をのせようと思って、ローズマリーを摘み取ってきたのに、そのローズマリーが、探しても探しても見つからず、どこに置いたのか分かりません。鉢植えなので、あまり摘んではかわいそうだと思い、あきらめて、ピザ全体の上に、玉ネギをのせて、さらに、ツナを加えることにしました。
この行方不明のローズマリーが出てきたのは、ピザをオーブンで焼き始めてすぐのことです。ちょうどその頃に帰宅した夫が、「せっかくだから、ローズマリーの葉も上からのせよう。」と言うので、さっと深皿を取り出して、葉を散らし、再びオーブンの中に入れました。
家にはモッツァレッラの買い置きがなく、チーズなしで、ありあわせの材料をのせて焼いたのですが、初めてにしては、なかなかおいしくできて、夫も喜んでくれました。
500gの小麦粉に、ビール酵母と250mlのぬるま湯、大さじ7、8杯のオリーブ・オイル、塩少々を加えて、よく混ぜ合わせ、こねたあとで、十分に寝かせ、それから深皿に広げて、具をのせ、220度に加熱しておいたオーブンで20分焼きました。下の方がビスケットのように、カリカリに焼き上がり、それはそれでおいしかったのですが、今度はオーブンのもう少し上の位置で焼いてみたいと思っています。
う~ん~いい香りがしてきそうですわ、子供たちが小さい頃はオーブンが活躍しましたが、レンジでチンして冷凍ピザを食べるぐらいです。
こういう本格的なのを食べてみたいですわぁ~
ツナと玉ねぎって良いお味ですね、好きな取り合わせです。