2012年 02月 17日
バレンタイン・ディナー

夫があらかじめ地図で調べていた道が、雪のために閉鎖されていたため、見当をつけた方向に進みながら、あちこちで道を尋ねて、無事レストラン近くの駐車場、parcheggio del Mercataccioに到着しました。駐車場が、雪に覆われていたので、まだ雪が残っているのだと驚きました。駐車場わきにある階段をしばらく登ると、すぐに店の看板が目に入りました。

店内の造りや雰囲気が、とてもすてきです。どのテーブルも、ピンク色のバラの花びらで飾られ、ろうそくの灯りに照らされていました。

どのメニューもなかなかおいしかったのですが、特に前菜とプリモは絶品でした。わたしが一番おいしいと思ったのは、こちらのパスタです。たっぷりの黒トリュフとグラーナ・パダーナのクリームの相性が抜群です。そうして、クリームの間から顔を出している赤いものは、

真っ赤なハートの形をしたラヴィオリ。かわいい赤いハートを見て食べるのがうれしい上に、中に入ったカルチョーフィとチーズらしきものも美味です。

もう一つのプリモも、バラの花びらとクルミのクリームソースで和えたタッリャテッレを盛りつけたお皿が、さらにバラの花びらで飾られていて、目にも舌にもうれしく、おいしかったです。

セコンドは、肉も固いし、味も今ひとつという気がしました。肉の付け合せには、ポテトが少し添えられているだけですが、青野菜のサラダは、前菜で、すでにおいしくいただいていました。前菜は見た目にも美しく、とてもおいしかったのですが、夫が気にするかと思って撮影を控えました。そうしたら、かえって夫の方から、「あれ、写真を撮らないの?」と言ってくれたので、以後は料理が運ばれてくるたびに、カメラを構えました。
食用銀箔が、どの料理にも品と彩りを添えているのですが、この肉料理の上には、特にたっぷりと散りばめられていました。

こちらはデザート。マスカルポーネのババロアに、ブラックチョコレートのソースがかかり、森の果実が添えてあります。メニューには、食後のリキュールもあると書かれていて、夫は楽しみにしていました。けれども、バレンタインにゆっくり愛をささやけるようにという配慮からか、それとも、皿の盛りつけ、飾りつけに時間がかかるからか、ちょうど結婚式の晩餐のように、一つの料理が運ばれてから、次の料理が来るまでに、ひどく時間がかかり、午後8時半に食べ始めたのに、食後のコーヒーが運ばれてきた時点で、すでに午後11時を過ぎていました。後の予定があるためか、他の客が次々と席を立ち、わたしたちが最後の客になりそうであった上、ペルージャに戻るには車で50分ほどかかるため、夫もリキュールをあきらめ、わたしたちも帰途につくことにしました。
氷に飾られた美しいトラジメーノ湖を見て、その湖に落ちる夕日を眺めただけでも、うれしかったのに、さらに、すてきな雰囲気のレストランで、おいしい食事を、目と心でも味わいながら、楽しむことができて、本当にうれしかったです。
LINK
- tripadvisor.it – La Cantina Del Mercataccio – ristorante di Todi(レストランの案内・評価)
- バレンタイン2012 / Lago Trasimeno gelato e al tramonto (食事前に訪ねた湖の美しいこと!)


ペルージャはこんなに寒かったのですねー!湖が凍ってすごい!北のここお山よりも寒そうです。早く春になってほしいですねーーーー。
バレンタインのお食事、お洒落っ!ペルージャにはまだ行ったことがなくて。いつか訪れてみたいです。それまでここで楽しませていただきますね!
心もお腹もほっかほかでしたね。
こちらまでなんだかあったまります。
下の猫ちゃん、かわいい。
こんな仔猫を見てしまったらー
私は本当に危険です!(笑)

店内の造りや雰囲気が、ホントに、とてもすてきですね~
美味しい、おしゃれなお料理に、
更にお店の雰囲気という演出が加わると、
より一層幸福感に満たされるのではないでしょうか。
幸福感のお裾分けを味わわせて頂きますね~~