2012年 02月 29日
ネコと雪のテッツィオ山

2月5日日曜日は、朝から天気がよく、何を思ったのか、子猫がブドウの木に登っていました。雪の上を歩くのは足が冷たいからか、小鳥を追い求めてか、一面の銀世界を高みから眺めてみたかったからか……

そうして、ブドウの細い枝の上を、歩いたりしていたのでありました。

昼食後、雪のテッツィオ山を歩こうと、自然公園に向かいました。近づいて来たテッツィオ山の頂は、すっかり白い雪に覆われています。

他のペルージャの住民も、同じことを考えたようで、自然公園まで続く細い坂道は、上り下りする車でひしめき合っています。積もった雪で、道幅がさらに狭くなっているため、ふだんはすぐにたどり着ける公園入り口まで、いつまでたっても近づけません。

そこで、公園はあきらめて、山を下り、コンプレッソ(Compresso)の北にある集落、ピエーヴェ・ペトロイア(Pieve Petroia)まで車で行きました。幸い、車も人もごくわずかです。この大きな家の近くの路上に駐車して、登山靴にはきかえ、歩いて山を登りました。

オリーブ園も、すっかり雪に覆われ、遠くの畑や山の斜面も白くなっています。

白と緑の対照に、目をみはります。

山を登れば登るほど、

雪が深くなります。風が雪を吹き飛ばし、揺り動かして創り上げた模様の美しさ。

吹きすさぶ冷たい風の中、しっかりと抱き合っているように見えるオリーブの木も、ありました。

こんなにたくさん重たい雪を頭に戴いて、

それでも、頭をしっかり高く掲げ、どっしりと立っているオリーブたち。

柳に雪折れなし。野バラもエニシダも、オリーブも、しなやかな枝を柔らかく折り曲げ、何とか重い雪に耐えています。柔軟でありながら、たくましい木々。初夏には、エニシダは、鮮やかな黄色い花で、野バラは、かわいらしいピンクの花で、いっぱいに飾られることでしょう。

頂上はそう遠くないはずなのですが、雪に覆われているためもあって、山を登る道が見当たりません。そこで、このあたりまで歩いてから、山を下り始めました。

深く雪の積もったテッツィオ山を、存分に歩いてから、家に戻ると、窓際には、ネコたちが、いつものように陣取っていました。


静かな自然の中の雪景色が良いですね。
こちらも昨日は朝から昼過ぎまで雪が降って積もりましたが、今日は暖かい青天になる予報なので、ほとんど解けてしまいそうです。
雪がすぐに解けてくれるのは車を運転する者にとってはありがたいことなんですが、やっぱりちょっと寂しいですね。
子猫が木に登っていたんですか。雪が冷たいからでしょうかね。
壁際で丸まって座っている猫たち・・・外に住む猫って意外に寒さに強いんですよね。
凸d(^ー^)pochi
木々も雪の重さに耐えていますね、これからお花を咲かせて
くれますね。
猫ちゃんたちも雪の見物でしょうかぁ~
こちらの雪景色も堪能しますが、そちらの雪景色にも
心を時めかせています。
行動的なお二人にも嬉しくなりますわぁ~
うちのネコたちは、オリーブ、ブドウなど、いろいろな木に登って、よく高見をしています。義父は、小鳥を捕まえて食べようとしているというのですが、はてさて?
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私は花粉症に悩まされています。ブログへのコメントありがとうございました。今年も宜しくお願い致します。今年こそ、一度ゆっくりお会いしたいですね。季節の変わり目ですので、おからだを大切に。
わたしも今花粉症に悩まされています。悪化したのがちょうど週末で、お医者さんに行けなかったためもあり、今年は代替療法をメインにすえて、目だけはかゆみと痛みがひどいので、目薬をさしています。鼻からさす抗ヒスタミン剤は、今年はできればなしですませたいのですが、それでもいけるかどうか、ただいま自分を実験台に使っている最中です。花粉症は本当につらいですよね。ちぐささんもどうかお大事に。一度ぜひお会いしましょう! このイトスギ(cipressi)の花粉の飛散がひとまず収まり、松の花粉が飛び始める、その前にでも……