2012年 03月 04日
知らぬが仏
道が雪で覆われたり、凍結したりしている上、気温が1日中氷点下という日も続いたため、改築作業も長い間お休みとなっていました。
と思っていたら、以前に来たときにはできていなかった、1階の天井を支えるための作業が、すでにされていることに、夫が気づきました。「1日だけは来て仕事をしたようだ。」とのことです。
屋根にも、煙突にも、
そして仮設足場にも、雪がたくさん積もっています。
今度、左官職人が戻ったときに、作業がしやすいようにと、夫は足場に積もった雪を払い落としました。高所恐怖症のわたしは、この足場に上る度胸はありませんでした。
雨や雪が降り出す前に、屋根を覆ってしまうことができるかどうかを、皆で心配していたのですが、
幸い何とか、本格的に降り始める前に、屋根の作業は終わりました。
裏庭は一面真っ白で、足跡もなかったので、雪の上にストックで、「雪」と書いてみたりしました。
わたしが大きく「雪」の字を書いたのは、奥の入り口の前付近です。
改築中の家の内部を見るために、わたしたちはこの板の上を、歩いて渡りました。後についてきたわたしを見て、夫が「どうやって渡ったんだい。」とひどく驚いたので、どうしたのかなと思ったら、実は、
以前は地面があったところが、深く掘られていて、板はかなり高い位置にかけわたしてあったのです。「雪が積もって滑るから、ぼくだって恐いと思いながら渡ったのに、高いところの恐い君が、よく渡れたものだね。」と、夫は笑いました。
先を歩いていた夫は一人でさっさと家の中に上がってしまい、外に残されたわたしは、隣人の犬たちの鳴き声に脅えていました。この隣人、犬を夫所有のオリーブ園に放し飼いにすることも多く、わたしは一度、この犬の一匹に噛まれたこともあるのです。犬が恐くて、よく下も見ずに板の上を駆け上がったのですが、まさか下にこんな深い穴があるとは思いもしませんでした。
こうしてしばらく家の様子を見たあと、空が桜色に染まり始めた頃に、帰路につきました。
うわっ!これは、知ってたら怖いですね。雪に足を取られて横に転んだら大変です。(下も雪があるから大きなケガはしないかもしれませんが…)
3月に入って、そちらも今は幾らか暖かくなっているのでしょうか。
改築が進むといいですね。
凸d(^ー^)pochi
すご~いいい☆!
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