イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

白い桜と改築状況

 日本の気象庁のサイトによると、日本でも西から少しずつ桜の花が開き始めているようですが、

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 ペルージャの庭の桜(ciliegio)こそ、まだつぼみが多いものの、ミジャーナでは、数本ある桜の木が、どれも花盛りで、かわいらしい白い花をたくさん咲かせています。そうです。イタリア在来の桜が咲かせる花は、白いのです。

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 こんなふうに半球状に広がってのびたつぼみが、

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それぞれに純白の花を咲かせ、花が散ったあとには、真っ赤なサクランボ(ciliegia)が育ちます。

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 専門的知識がないので、日本の桜がピンクなのは、本来なら実に行くはずの赤い色素が、実がないために、白い花に赤を添えて、ピンクになるのかしらなんて、勝手な想像をめぐらせたりするのでありました。

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 咲きほこる白い桜には、独特の美しさがあるのですが、昨日、3月28日水曜日の夕方に、ミジャーナ(Migiana di Monte Tezio)を訪ねたのは、桜の花を愛でるためではなく、改築中の家の様子を見るためでした。今日、左官屋さんたちが、2階の床にあたる部分にセメントを流し込むことになっていたので、その前に、仕上がり具合を見ておこうと考えたのです。

 2月にわたしが、その存在を知らずに、雪の積もる板の上を平気であるいた深い穴も、今は埋め尽くされて、その上に階段を作っているところです。

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 翌日(つまり今日)、セメントを床に流し込む予定になっていたのは、この場所です。以前はここに、寝室とトイレ、そして、物置として使われている部屋が並んでいました。

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 セメントが流し込まれようとしている床の下は、1階の天井で、下から見ると、こんなふうになっています。

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 こちらはかつて台所として使われていた部屋です。2月には、取り崩されて姿を消していた天井が、きれいに新しくできあがっています。

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 部屋の一部だけ、天井が覆われずに、まだ屋根裏が見える場所があるのですが、これは、この部分が階段になるためです。わたしは最近、花粉症を言い訳に、しばらく来ていなかったので、ひょっとしたら、変更があったかもしれません。

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 逆に、以前はあったのに、今はないのは、この部屋の天井です。かなり長い間、物置として使われていたのですが、作業の邪魔にならないようにと、昨年のうちに、置かれていた古い家具などを廃棄したり、家に運んだりしました。

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 1階の天井は、2階の床になるわけで、2階から1階を見下ろすと、こんなふうに床はなくて、梁だけが渡されています。

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 注目していただきたいのが、家の左手で、花をいっぱいに咲かせている桜の木です。昨年11月にも、桜が二度咲きしたので、わたしは、春には花が咲くかと、夫たちは、サクランボがなるだろうかと心配していたのですが、こんなふうに、春にもきちんと花が咲きました。

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 家の右手に新しく作ったトイレも、外壁が完成に近づきつつあります。小さな正方形の穴が、上に二つ、下に三つ、計五つ並んでいますが、これは鳩たちのための空間です。奥に見えるようなターコイズブルーの窓をはめ込む予定になっています。

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 少しずつ少しずつ春が深まり、少しずつ少しずつ、家も完成に近づいていくのでありました。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2012-03-29 22:32 | Fiori Piante Animali