イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

せせらぎを聞きながら

 4月9日月曜日は、このアンナ川(Fosso dell’Anna)の流れが立てる軽やかな水音を楽しみながら、川に沿って歩きました。

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 夫が上の写真の橋を歩いたのは、好奇心からです。川の向こう岸の様子だけ見て、すぐに戻って来ました。

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 天気が悪かった前日の復活祭とは打って変わって、天気のいい1日でした。急に気温が下がり、前夜雪が降ったのか、アッシジ(Assisi)の近くを通り過ぎると、スバージオ山(Monte Subasio)の頂が、白雪に覆われています。

 今回わたしたちが散歩した場所は、このスバージオ山の向こう側、アッシジがあるのとは反対側の山のふもとです。

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Partenza – Valtopina 9/4/2012 11.40

 出発地点は、ヴァルトピーナ村の村はずれです。空き地に車を置いて、赤い矢印で示した道を、歩いて行きました。車道ですが、CAI(Club Alpino Italiano、イタリア山岳クラブ)の57番トレッキングコースになっています。奥に見える、雪を頂いた高い山は、スバージオ山です

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 しばらく歩くと、勢いよく音を立てて流れるアンナ川(Fosso dell’Anna)が、道の左手に現れました。

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 それから長い間、小川のせせらぎを楽しみながら、川に沿って、歩き続けました。川沿い、道沿いには、かわいらしい野の花が咲いていました。淡い紫色をしたスミレ(violetta)

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鮮やかなピンク色のシクラメン(ciclamino)たち、

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クリーム色のプリムラ(primula)。ただ、車が通ることは少ないと言っても、車道であるからか、花との出会いは、アッペンニーニの山中を歩くときほど、頻繁ではありませんでした。

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Casa medievale, Marco Frate (458m) 9/4/2012 12.45

 途中、道の分岐点があり、そこから、アンナ川をしばらく離れて坂を上り、このマルコ・フラーテという集落にたどり着きました。

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 改築されたばかりらしい、美しい中世の家があります。

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 集落を通り過ぎ、水車小屋への道しるべに従って、さらに歩いて行きます。目前に高くそびえ立つのは、スバージオ山(Monte Subasio)。もうこんなに近くまで来ました。この山の向こう側に、アッシジの町があります。

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 リンゴ(melo)の赤いつぼみを愛でながら、小川の上にかかる橋を渡ると、

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道の傍らに、再び小川が現れ、川沿いには、桜の木が並んでいます。ペルージャの我が家では、もう散りかけていた白い桜が、ここでは、きれいな花をいっぱいに咲かせていました。

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Mulino di Valentin (Mulino di Buccilli) 9/4/2012 13.05

 ここまで来ると、目的地の古い水車小屋は、すぐ近くでした。

 白鳥や鴨、アヒルたちがのんびりと池でくつろぐ様子を眺め、水車小屋の周囲(写真はこちら)を歩いたあと、

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 水車小屋の裏にある急な山をしばらく登り、木の間、花の傍らで、昼食のパニーノとオレンジを食べました。昼食が終わって、山を下るときには、こんなふうに、水車小屋と、これまで歩いて来たアンナ渓谷(Valle dell’Anna)がきれいに見えました。

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Dalla guida, “Discovering the Valle Umbra”
(Servizio Turistico Associato, 2005)

 上の地図にあるように、帰りは別の道を通って出発点に戻ろうとしたのですが、コース(下記、一つ目のリンク先にあり)に従って、アンナ川を渡り、カピエッチ(Capiecci)を目指すと、坂道を上ったところにある家の傍らで、道が柵と網で遮断されていました。そこで、しばらく代わりの道を探して歩いたものの、見つからず、結局は、坂道を下ってアンナ川まで戻り、元来た川沿いの道を通って、午後3時15分頃に、出発点に戻りました。

LINK
- Parks.it - Parco del Monte Subasio – Sentiero 57
- Parks.it - Parco del Monte Subasio – Punti d’interesse

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2012-04-11 18:38 | Umbria