2012年 04月 18日
レモンの花咲く

水が足りないのだろうかと、まずは水をやりました。

昨日は、生まれて初めて、レモンの花が咲いているのを、見ることができました。

こんなふうに、丸く細長い、ピンク色のつぼみから、

こんな愛嬌のある花が咲きます。つぼみの形も、花の中央に見えるおだんご状のものも、花のあとに育つレモンの実を思わせます。

まだ青い実もありますが、熟れて美しいレモン色をしている実がほとんどです。夫からは、つけ根の部分が緑色ではなく、黄色くなっているものを、選んで摘むように言われています。つけ根が青いものは、置いておけば、まだ育っていくからということです。
2007年の2月に、ナポリの沖にあるイスキア島に、数日間滞在したことがあります。温泉の多い小さな島の、温泉もある四つ星ホテルが、閑散期に集客をするために、大割引の滞在プランを用意していたのを利用しました。島に数多くある温泉や観光施設も、2月には閉まっているところが多かったのですが、有名な温泉が二つ営業されて、海を眺めながら温泉につかったりすることもできました。広大な温泉内には、数多くの温泉施設があるものの、閑散期とあって、機能していたのはごく一部でした。その代わり、利用料金も格安でした。島の至るところに、大きな金色の実でいっぱいのレモンの木がたくさんあって感動したこと、そうして育ったレモンの実でできたリモンチェッロを購入したこと、きれいな海や美しい陶器がたくさんのお店などを、懐かしくぼんやりと覚えています。
わたしがポルトガル旅行中にカメラをなくしたのが、2006年の秋。結婚祝いにと、友人たちがデジタルカメラを贈ってくれたのが、2007年6月。夫は、古い大きな一眼レフのカメラを持っているのですが、重いからと持ち歩くことが少ないため、このイスキア旅行の写真は、残念ながら1枚もないような気がします。茨木のり子の詩、「私のカメラ」(詩へのリンクはこちら)にあるように、わたしたちの瞳と心の記憶にだけ、大切にとっておきたいなと思います。

一つずつレモンを収穫しに行くのもめんどうだなと、昨日は、二つレモンを摘んできました。温室の中では、木の陰になっていたので、どちらも、きれいな黄色に見えたのですが、灯りの下で見ると、まだ緑がかっています。特に左側のレモンは、もう少し大きく、黄色くなってから摘めばよかったなと思いました。



最近、瀬戸内の島々で檸檬がたくさん栽培されるようになりました。庭先の鉢に植えてあるのも見かけます。
気をつけないとこうなるのかな、やっぱりしっかり観察しないといけませんね。
レモンは色もきれいだし、新鮮な家で取れたレモンが食べられるとうれしいですよね。育っていくのが楽しみですね。
こんにちは!
先日はコメントをどうもありがとうございました♪
レモンの花、私も初めて見ましたが、白い可憐なお花なんですね~!
おっしゃる様に、真ん中の丸いものが、レモンを思わせますね(笑)
ご主人様、野菜の栽培にお詳しいのですね!
温室では他にどんな野菜を育てられているのですか?
レモンは友人から木に生っているのをいただいたことがあるのですが、
香り味ともスーパーのものとは断然に違いますよね!
我が家もレモンの消費量はすごいので、栽培したくなりました(^^)
レモンってこんな風になってしまうこともあるんですね。
お店で売っているのは良い形のものだけですからね。
レモンの花って、言われてみれば見たことない気がします。ミカンの花ですら、記憶にありそうで無いような気が…。
小さくて可愛らしい花が咲くんですね。
凸d(^ー^)pochi!
野菜は基本的には温室の外で育てていて、温室内にあるのは、サボテンや冬の寒さに弱い植物です。家で育ったレモンは、皮も安心して使えるのがありがたいです。実は、近所の親戚の家には、とってもりっぱなレモンがあって、その木から取れるレモンに比べると、大きさも数もとてもかなわないのですが、我が家のレモンと思うと、それだけでおいしいような気がします。温室さえ準備すれば、あるいはお宅の中に、レモンの木を置けるスペースがあれば、ぜひ育ててみてください。黄色い実がたくさんあるレモンの木は、見てもきれいですよ。