イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

レモンの花咲く

 昨日、温室にレモンを取りに行くと、唐辛子のような形をしたレモンがいくつかありました。

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 水が足りないのだろうかと、まずは水をやりました。

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 昨日は、生まれて初めて、レモンの花が咲いているのを、見ることができました。

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 こんなふうに、丸く細長い、ピンク色のつぼみから、

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 こんな愛嬌のある花が咲きます。つぼみの形も、花の中央に見えるおだんご状のものも、花のあとに育つレモンの実を思わせます。

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 まだ青い実もありますが、熟れて美しいレモン色をしている実がほとんどです。夫からは、つけ根の部分が緑色ではなく、黄色くなっているものを、選んで摘むように言われています。つけ根が青いものは、置いておけば、まだ育っていくからということです。

 2007年の2月に、ナポリの沖にあるイスキア島に、数日間滞在したことがあります。温泉の多い小さな島の、温泉もある四つ星ホテルが、閑散期に集客をするために、大割引の滞在プランを用意していたのを利用しました。島に数多くある温泉や観光施設も、2月には閉まっているところが多かったのですが、有名な温泉が二つ営業されて、海を眺めながら温泉につかったりすることもできました。広大な温泉内には、数多くの温泉施設があるものの、閑散期とあって、機能していたのはごく一部でした。その代わり、利用料金も格安でした。島の至るところに、大きな金色の実でいっぱいのレモンの木がたくさんあって感動したこと、そうして育ったレモンの実でできたリモンチェッロを購入したこと、きれいな海や美しい陶器がたくさんのお店などを、懐かしくぼんやりと覚えています。

 わたしがポルトガル旅行中にカメラをなくしたのが、2006年の秋。結婚祝いにと、友人たちがデジタルカメラを贈ってくれたのが、2007年6月。夫は、古い大きな一眼レフのカメラを持っているのですが、重いからと持ち歩くことが少ないため、このイスキア旅行の写真は、残念ながら1枚もないような気がします。茨木のり子の詩、「私のカメラ」(詩へのリンクはこちら)にあるように、わたしたちの瞳と心の記憶にだけ、大切にとっておきたいなと思います。

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 一つずつレモンを収穫しに行くのもめんどうだなと、昨日は、二つレモンを摘んできました。温室の中では、木の陰になっていたので、どちらも、きれいな黄色に見えたのですが、灯りの下で見ると、まだ緑がかっています。特に左側のレモンは、もう少し大きく、黄色くなってから摘めばよかったなと思いました。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2012-04-18 16:13 | Fiori Piante Animali