2012年 04月 26日
パリは6月!

わたしは、イタリアで旅行のガイドブックを買うときに、ロンリー・プラネットとモンダドーリを両方購入することがよくあります。ロンドンに行ったときも、旅行前にはロンリー・プラネットだけを買ったのに、結局、ロンドン滞在中に、モンダドーリの翻訳元であるDKの旅行ガイドも買ってしまいました。

モンダドーリは、図や写真、町の地図が豊富なので、旅行先で訪ねる場所をしぼったり、散歩やドライブを楽しんだりするのに役立つし、視覚情報と共に、観光地の簡単な説明が読めるので、とても便利です。一方で、そうやって、実際に訪ねたい場所を決めてしまったあとで、その場所の宿やレストラン、観光地の詳しい情報が知りたいと思ったら、やはりロンリー・プラネットが頼りになるのです。多くの活字情報を、体系的に網羅したロンリー・プラネットは左脳向き、視覚情報盛りだくさんで、目で見て行きたい場所を選び、何ができるか、どんなところかが分かるモンダドーリ(DK)のガイドは、右脳向きと言えるかもしれません。イタリアで手に入るガイドたちは、こういう意味で、1冊ではどうも不十分な気がする中、日本の『地球の歩き方』は、ちょうどその中間を行っていて、写真や地図もたくさんあるけれど、観光地や宿、レストラン、文化などの情報も多いので、わたしは気に入っています。ただ、イタリアから取り寄せると、本代に、送料と共に、関税と通関手数料がかかって(今ここで「痛感」と変換したのは、わたしの気持ちをパソコンが分かっているのかも)、料金がとんでもないことになるために、イタリアのガイドブック2冊で、我慢することにしました。

夫が一週間、巡礼の旅に出かけて留守の間にと、はりきっていたフランス語学習は、「1日3時間のノルマ」の達成こそできなかったものの、日本の入門書2冊の第一章、「発音と表記」を終え、このイタリアのフランス語入門書の第1課、「ホテルで、お名前は何ですか」を、何とか必死で終えることができました。このフランス語の入門書についても、日本のものとイタリアのものはそれぞれ両極端で、その間を行くものがあれば、ちょうどいいのにとつくづく思いました。
日本の入門書は、発音や表記だけに、2、30ページ費やしていて、一つの母音や子音ごとに、例を挙げて、こと細かく説明するものだから、分かりやすくはあったのですが、あんまり歩みが遅いので、途中で退屈になって、なかなか進みませんでした。

一方、イタリアの入門書はと言うと、こちらは発音の説明は2ページで終わってしまい、第1章は、こんなに分量の多い会話で始まります。若干の文法と語彙は、歯医者の待ち時間を利用して読んでいたフランス旅行会話集にあった上、単語も文法もイタリア語と類似点が多いので、何となく見当がついたのですが、「この表記の発音がなんでこうなるのか」を、いちいち日本の入門書を開き直して確認するだけで、骨が折れて大変でした。付属のCDで読む速度もひどく速いので、発音記号もどきを目で追いながら聞いても、話されるフランス語が聞き取りにくく、後について言おうとなったら、さらに大変、いや不可能というところも、いくつかありました。
何と言うのでしょうね。入門者が泳げない社会人だとしたら、日本の入門書では、まず「水」や「プール」の定義や、手や足をどうやって動かすかを、ながながと言葉で説明するのに対し、イタリアの入門書では、泳げない人に、まずは泳ぎの基本だけ口頭で教えておいて、その直後に、流れの速い急流にいきなり放り込むという感じでしょうか。

閑話休題、今日の晩にようやく、6月にパリに行く飛行機を予約しました。長いこと決めかねていた間に、154ユーロでもすんだはずの料金がどんどん値上がりし、今日の昼確認したときには往復216.17ユーロだった料金が、ようやく決意したわたしが予約をしたときには、246.17ユーロにはね上がっていました。出発は6月3日日曜日、帰宅は6月16日土曜日です。

旅行ガイドには、5月末から6月の初めにかけてが、パリを訪ねるのに最適だと言う人も多いと書かれています。以前に、5月から6月初めを避けようと思ったのは、パリでは5月から6月にかけて、マロニエ(イタリア語ではippocastano)が花粉症を引き起こすと読んだからです。ただ、上の2枚の写真でお分かりのように、現在ペルージャでは、このマロニエが花盛りなのですが、雨が多いため、そして、ペルージャにはパリほどマロニエの木がないためか、マロニエの木に近寄っても、特に症状は感じませんでした。
雨の日が多く、またスギ花粉の飛散時期が終わりかけているためか、つい最近までは、花粉症の症状は、目にしか出ていませんでした。空が晴れることの多くなったこの数日、何だか鼻がむずがゆいのですが、これは我が家の周囲にはまったくないマロニエのためではなく、松花粉のためではないかと疑っています。最近は、ポプラが白い大きな綿帽子のような花粉を、風に乗せてあちこちに運んでいるので、義父母は、犯人はポプラの花粉ではないかと考えているようです。
3月の終わりから1週間ほどの間は、花粉症対策に、アマーロ・スヴェデーセ入りのイラクサのハーブティーを飲んだのですが、以後は、鼻のかゆみや鼻水・鼻づまりなどの症状が治まり、花粉症の症状は、目だけに出るようになりました。スギ花粉の飛散も減少したでしょうし、雨の日が多かったためかもしれません。そのため、この3週間ほどの間は、結膜炎対策の点眼液だけで済んでいました。
6月に入れば、マロニエ花粉の飛散もおさまり、また、わたしにはマロニエでは花粉症の症状が出ないことを祈りつつ、6月3日にパリに向かって出発することにしました。7月には、滞在許可書の更新があるので、7月以降は、新しい許可書がもらえるまで、しばらくイタリア国外に移動できなくなるからでもあります。旅行の日程を遅くなってから決めてしまったため、よさそうなホテルの値段がとほうもなく高いという理由もあって、また、もともと外国語の勉強が大好きな性質でもあるので、今回は、夫もいないことだしと、6月4日から2週間、パリで語学学校に通って、フランス語を学ぶことにしました。そうして、宿泊形態として、朝・夕2食付きのホームステイを選びました。ステイ先の家族が親切で、一緒にフランス語を話す機会が多ければ、それはそれで幸いだし、もし一人で放っておかれても、逆にのびのびとパリの町を自由に観光できていいかと思ったのです。何より、1週間の宿泊費が300ユーロ前後ですから、下手なホテルに1週間泊まるよりも、2週間ホームステイした方が、かなり安く上がるのです。いくら観光が楽しめると言っても、1日中歩き回っていては、夜疲れきってしまうことは、ロンドン旅行や文化週間中の美術館・博物館めぐりで痛感したため、月曜から金曜の数時間は、学校でフランス語を学べば、1日に、頭も足もバランスよく使えていいとも考えました。
安定した就職口がない身の上ですから、将来のことを考えれば、こんなぜいたくをしている場合ではないかもしれないのですが、逆に、現在、担当している日本語の授業がないことをうまく利用して、行けるときに、見聞を広めに、頭と心と経験の地平線を広げに、パリに行ってみたいなと思いました。
フランス語の語学学校(校名は伏せておきます)には、今日の夕方予約を入れました。近いうちに、学校側から、滞在先などについて、詳しい連絡があるはずです。6月にホームステイを依頼することが、今からでも可能かどうか、午後4時過ぎに学校に問い合わせたら、午後5時40分には、今ならまだ大丈夫ですよと返事がありました。こうして学校からの返事を待っている間に、アリタリアの航空料金が30ユーロ値上がりしてしまったのですが、それでも、学校側がすぐに返事をくれたこと、わたし自身が質問をしようと思いついたことを、幸いだと思っています。
フランス語の入門書は、今ようやく3冊の第1章を終えたところなのですが、フランスに行く6月3日までには、何とかもっと勉強を進めて、独学でA2までは持っていけたらと思っています。1か月しかないのですが、逆に締め切りがある方が、勉強のペースが上がるんですよね。
というわけで、ようやくパリ行きが決定しました。学校でのフランス語の授業も、授業のない日時に満喫したいパリの観光も、今からとても楽しみです。フランス語の勉強も、頑張ります!

素晴らしいわぁ~
色々考えて一番いい時期なんですね、語学学校に入られるのですね、計画が進みますね。
ホームステイ~その時の対応まで考えられて万全ですねぇ。
素敵です~!!
投資をした分、元が取れるように、今からフランス語の勉強も、頑張ります! なおこも歩けば、どんな世界に出会えるか、今から楽しみです。
ありがとうございます! いえいえ、いろいろなご病気や怪我を乗り越えて、明るく強く生きてこられたムームーさんの方が、よっぽどすてきです! 教わることがたくさんたくさんあります。
しかも語学学校にも行かれるなんて、素晴らしい!
イタリア版フランス語入門書の発音の章の下り、同感です。私も1、2冊持っているのですが、発音記号が「うん?それは違うんでないの?」と思わされるものばかりで、全く当てにならなかったのを覚えています(だって車のプジョーをペウジョーと言う人たちですものねえ)。
イタリア語のレベルをもっと高めてから、フランス語をボチボチと再開したいと、ずっと思っているんですけど、如何せんイタリア語が…。1つの語学って知れば知るほど奥が深いものだと今更感じ入っています。
発音といえば、10歳になる友達の子供が、それはそれは見事なパリジャン発音になっていて(めちゃくちゃ難しいですよね!)、先日うちに遊びにきた時に、発音指導されて大変な思いをしました(曖昧母音に合格点を中々出してくれなかったので^^;)。
イタリア語とフランス語は姉妹関係にあるので、イタリア語を学び尽くすと、フランス語もものにしやすいと思います。イタリアに、日本人のフランス語学習仲間がいると思うと心強いです。情報や苦しみ・喜びをできる仲間の存在って、独学だと見つけるのが難しいのですが、とりあえずツイッターで、フランス語を勉強中の方を何人かフォローしてみました。
フランス語の母音、何でこんなに多いんでしょうね!! 3冊の入門書で、同じ母音の発音法の説明が、しばしば食い違うものだから、さらに困難が倍増します。Rの発音も、この3冊とロンリー・プラネットの旅行会話集で、それぞれ発音の仕方の説明が違うんですよ。こういうのは、やっぱり先生に聞いて直してもらうしかないよなと思います。10歳の子供さんの発音指導、子供は遠慮がないから、ありがたいけれど、なかなか厳しいですよね。でも、結局合格点を出してもらえたというところと、このお子さんを、フランス語学習に活用しようという思いつきが、すばらしいと思います。(つづく)
ペルージャ外国人大学のLL教室で、発音の個人指導を受けたとき、イタリア語の単語や文章を読んでは、UやSCIの発音を繰り返し注意されたのを覚えています。日本語のウやシ、サ行の音に比べると違って、いずれも、口先を丸めて、かなり前に突き出して発音する音なんですよね。単語や文章全体のアクセント、イントネーションにも気を配らなければいけないので、つい一音一音の発音の気を抜くと、母国語である日本語の発音に近い音になってしまいがちだったのです。
行きたいブティックの名前だけメモして渡しました(笑)
日本食レストラン通りがあり、ラーメンも10ユーロ程度で日本人のつくる本格的なのが頂けるそう、そんな情報でよければお知らせしますね。
ありがとうございます。パリには、安くておいしい日本食を食べられる店がたくさんある、というのも、実はわたしが今回パリに行きたい理由の一つなんです。パリの旅情報、楽しみにしていますね。Buon viaggio!
また何かパリについてのご質問などありましたら、ご遠慮なくご連絡下さい!そうそう実は今日のお昼、なりたけラーメンに行ってきました!料理人さんは全員日本人、サーヴィスの人達も殆どが日本人です。去年オープンしたばかりのこのラーメン店、千葉が本店で都内にも何軒かチェーン店があるそうです。今、日本好きのフランス人若者に人気のラーメン店でもあります(笑)
なりたけラーメン、以前に他の方のブログの記事で知りました。おいしそうですね~! わたしもぜひ行ってみたいなと思っています。日本好きのフランス人の若者がいるというのも、うれしいです。



