イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

クチナシの香り

 ペルージャでは、1日中、太陽の降り注ぐ暑い日が続いています。台所前にあるテラスは東に面しているため、毎朝早いうち、日の光も暑さも優しいうちに、水をやっています。

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 椿、ツツジ、ジャスミンなど、今年はすでに花の時期が終わってしまった鉢植えが、大半です。そんな中、この数日、次々に白い花を咲かせてくれているのが、このクチナシです。鉢の周囲はかぐわしい香りでいっぱいで、イタリア語名はgardeniaだと知っていたわたしは、今回記事にするために調べていて、初めて、この花が、日本語で言うクチナシの花なのだと知って、驚きました。

 昔、好きだった漫画、『永遠の野原』の中で、主人公の恋する少女が、初めて出会ったときにクチナシの花束を抱えていて、作品中で、何度も彼が、クチナシの花と香りと共に彼女を思う場面がありました。その頃から、クチナシはどういう花で、どんな香りがするのだろうとしばしば思っていたのですが、今になって、実は、ずっとテラスにあったこの花が、クチナシなのだと知りました。物を知らなくて、お恥ずかしい限りです。

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 テラスには、大きな大きな鉢植えのジャスミンがいくつも並んでいるので、花の季節には、きれいな花に飾られたアーチが美しいのですが、夏は水やりが大変です。というのも、鉢のある場所は、日当たりがとてもいいので、すぐに水分が乾く上、鉢がとても大きいからです。

 それで、水が蒸発しないように土の表面を覆うため、そして、花の眺めを楽しむために、ジャスミンの鉢には、他の花たちを、こんなふうに種から育てました。網につるを巻きつけて育っている朝顔も、まもなく、さわやかな空色の花を咲かせてくれることでしょう。

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 ジャスミンが、こちらの花、マリーゴールド(Tagetes)と共存している鉢もあります。

 クチナシには、まだつぼみが多く、今日は、朝顔にも、つぼみを一つ見つけました。これからは、水やりをする楽しみが、毎日少しずつ、増えていきそうです。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2012-06-25 22:20 | Fiori Piante Animali