2012年 06月 29日
虫がここにもあそこにも
けれども、虫がいるのは、屋外に育つ果実や野菜の中だけではありません。冬は、暖を求めて、サソリやカメムシがやって来るのですが、猛暑の続く最近は、涼をもとめてか、「来てほしくないお客さんたち」に、「いてほしくない場所」で、しばしば遭遇します。

そうして、現在、わたしのトイレは、こちらの御仁に占拠されているのです。キリギリス、バッタ、それともイナゴ? 体長が7センチはあり、みごとに長い後ろ足とその形から、飛び跳ねられて近づかれたらと恐いので、2時間ほど前に、こちらの虫を見つけてからは、ふだんは夫が使っているもう一つのトイレを利用しています。窓を開けて逃がしてやればとも思うのですが、もし涼しいから居心地がいいのだとすると、日がさんさんに降り注ぎ、気温が35度に上がっているであろう南向きの窓からは出ていかないだろうし、屋内が暑くなりすぎてしまうかと……
それだけではありません。あまりにも暑いので、早朝も夜も、涼しい外の空気を取り入れようと、開け放しているために、ハエや蜘蛛、蛾や蚊に入り込まれても、仕方がないのでしょうが……
火曜日、滞在証の申請で、すっかり疲れ果てたわたしが、夜寝室の枕元の壁を見ると、なんとムカデがいるではありませんか! 最近では、自分で退治できるほどにまで、強くなったわたしですが、今日の昼食後に、今こうして記事を書いている部屋の壁にも、ムカデを見つけたときには、退治をしたあとも、ひょっとしたら、家の中に、他にも何匹もいるのではないかと、落ち着かなくなりました。ただ、このムカデたちは、かつて愛媛県の古い高校教員住宅でよく見かけた巨大なムカデに比べると、小さくはあります。
*追記(6月30日) ぷーさんのコメントのおかげで、実はこの虫は「ムカデ」ではなく「ゲジゲジ」だと判明しました。
虫と言えば、4月3日に虫歯を治療したはずの歯が、そろそろ3か月も経つというのに、熱いものや冷たいものを口にするとひどく痛むので、今朝、再び歯医者さんに見てもらいました。きちんと詰め物ができていないのかと思ったのですが、そうではなくて、虫歯が歯の側面にあったため、詰め物の位置が歯の神経に近いので、刺激に過敏になっているということです。「歯の神経を抜くという手もあるけれど、そうやって歯が過敏になることは、治療をしていない普通の歯にも起こりうることですよ。少しずつは痛みが薄れ、やがてはなくなるはずなので、それを待った方がいいでしょう。」とのことでした。歯やその治療法には問題がなかったと分かってほっとしました。ただ、せっかく来たのだからと、痛みの知覚が鈍くなる上薬のようなものを塗布してくれました。
テラスのジャスミンの鉢の周囲には、最近よく蝶たちが訪ねてきます。同じ生き物で、そう生まれただけなのに、蝶は好きだけれど、他の虫は嫌いというのは失礼だなと思いつつ、キリギリス(?)やムカデには、もう家の中で出会いたくないなと、思うのでありました。
関連記事へのリンク
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それからここでも語ってらっしゃるさくらんぼの話!これ本当に良くききます。だから私、かなりの確立で食べてるのかなって思います(涙
先日、夫の実家に帰省した際、いちじくをマンマがたっぱーに入れてくれていました。持って帰ってきて食べること2,3日目、イチジクの外に白い小さな糸のようなものがあって、私、思わず、他のイチジクの中の毛のような1本が着いたんだと気にせず食べていたら、夫がそれは虫だよ!と。じーーーっと見ていたらのんびり動いていました。言葉を失いましたよ(笑
うちのトイレには昨日、トカゲのお客さんが来ていましたよ♪
ところでムカデは気をつけてくださいね。京都在住の友達が寝ているところをムカデに襲われ、3日ほど腫れが引かなかったそうなので!
イチジクの中にまでいるんですね! 言葉を失われたというお気持ちよく分かります。小さいハエたちが、よく熟れた果実の内部に、殻を破って産卵するそうなので、残念ですが、少し熟れる手前くらいに食べるしかないかもしれませんね。
トカゲのお客さんが!でも、イタリアのトカゲ(lucertola)は、小型できれいな黄緑色をしているので、日本のトカゲに比べると、何だかかわいらしくて愛嬌がありますよね。でも、トイレではやっぱり会いたくない……!!
ぷーさん、それは大変でしたね! それにしても、襲いかかってきただなんて…… トイレを我慢されたお気持ちもよく分かります。うちには二つあるので助かりました。(つづく)
ぷーさんのコメントを読んで、ゲジゲジってどんな虫かなとインターネットで写真を見たら、我が家にいるのも、ムカデではなくて、このゲジゲジだと分かりました。皆がmillepiediと呼ぶので、辞書も調べずに「ムカデ(百足)」のことかなと思っていたのですが、昨日記事を書いたあとで、確認すると「ヤスデ」とあり、けれど、インターネット上でimmagineを検索すると、「ムカデ」よりは「ヤスデ」に近いかと思っていたのですが、今「ゲジゲジ」の写真を見て、「まさにこれだ!」と分かりました。ありがとうございます。記事の本文を訂正しておきますね。彼らの写真たちを眺めるのも、あまり気持ちのいい作業ではありませんでした…… ムカデは困りますよね。日本で一度刺されて腫れ上がったことがあります。ゲジゲジは毒性は少ないけれど、雑菌感染の恐れがあり、家に入り込んだ虫を退治してくれる「益虫」なのだとWikipediaには書いてありました。わたしは逃げ場のないように、ダンボール箱の広い側面を、中央にゲジゲジが来るように、思いっきりたたきつけて退治しております。
おお~虫さんが、これはイナゴ?庭で見かけなくなりました。
トカゲはうろうろしています。
ムカデは顔をかまれてから、あのがさがさという音には恐怖です、庭には大きいのがいてびっくり!
げじげじだったのですね、これからは虫に悩まされますね。
気をつけますわぁ~
ムームーさん、顔をかまれたのですか。それは大変でしたね! わたし、考えたくもないのですが、もしゲジゲジが、わたしが就寝したあとに、寝室のあの位置にやって来ていたら…… わたしも気をつけます。