イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

虫がここにもあそこにも

 さて、我が家では、桜の木から摘み取ったサクランボに、虫がいたことは、少し前にお話しました。うちの畑で採れるサラダ菜やキャベツには、小さな小さなナメクジが隠れていることがよくありますし、夏のひどく暑い時期になると、スズメバチまでサラダ菜の中で涼を取るので、水洗い中に、周囲を飛び回るスズメバチに悲鳴を上げたこともあります。

 けれども、虫がいるのは、屋外に育つ果実や野菜の中だけではありません。冬は、暖を求めて、サソリやカメムシがやって来るのですが、猛暑の続く最近は、涼をもとめてか、「来てほしくないお客さんたち」に、「いてほしくない場所」で、しばしば遭遇します。

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 そうして、現在、わたしのトイレは、こちらの御仁に占拠されているのです。キリギリス、バッタ、それともイナゴ? 体長が7センチはあり、みごとに長い後ろ足とその形から、飛び跳ねられて近づかれたらと恐いので、2時間ほど前に、こちらの虫を見つけてからは、ふだんは夫が使っているもう一つのトイレを利用しています。窓を開けて逃がしてやればとも思うのですが、もし涼しいから居心地がいいのだとすると、日がさんさんに降り注ぎ、気温が35度に上がっているであろう南向きの窓からは出ていかないだろうし、屋内が暑くなりすぎてしまうかと……

 それだけではありません。あまりにも暑いので、早朝も夜も、涼しい外の空気を取り入れようと、開け放しているために、ハエや蜘蛛、蛾や蚊に入り込まれても、仕方がないのでしょうが……

 火曜日、滞在証の申請で、すっかり疲れ果てたわたしが、夜寝室の枕元の壁を見ると、なんとムカデがいるではありませんか! 最近では、自分で退治できるほどにまで、強くなったわたしですが、今日の昼食後に、今こうして記事を書いている部屋の壁にも、ムカデを見つけたときには、退治をしたあとも、ひょっとしたら、家の中に、他にも何匹もいるのではないかと、落ち着かなくなりました。ただ、このムカデたちは、かつて愛媛県の古い高校教員住宅でよく見かけた巨大なムカデに比べると、小さくはあります。

*追記(6月30日) ぷーさんのコメントのおかげで、実はこの虫は「ムカデ」ではなく「ゲジゲジ」だと判明しました。

 虫と言えば、4月3日に虫歯を治療したはずの歯が、そろそろ3か月も経つというのに、熱いものや冷たいものを口にするとひどく痛むので、今朝、再び歯医者さんに見てもらいました。きちんと詰め物ができていないのかと思ったのですが、そうではなくて、虫歯が歯の側面にあったため、詰め物の位置が歯の神経に近いので、刺激に過敏になっているということです。「歯の神経を抜くという手もあるけれど、そうやって歯が過敏になることは、治療をしていない普通の歯にも起こりうることですよ。少しずつは痛みが薄れ、やがてはなくなるはずなので、それを待った方がいいでしょう。」とのことでした。歯やその治療法には問題がなかったと分かってほっとしました。ただ、せっかく来たのだからと、痛みの知覚が鈍くなる上薬のようなものを塗布してくれました。

 テラスのジャスミンの鉢の周囲には、最近よく蝶たちが訪ねてきます。同じ生き物で、そう生まれただけなのに、蝶は好きだけれど、他の虫は嫌いというのは失礼だなと思いつつ、キリギリス(?)やムカデには、もう家の中で出会いたくないなと、思うのでありました。

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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2012-06-29 17:54 | Fiori Piante Animali