イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

人生にほほえめば

 「ほほえみなさい、たとえそのわけが見つからなくとも
  愛しなさい、まるで子供であるかのように
  ほほえみなさい、たとえ誰が何と言おうとも
  世間の言うことに耳を傾けないで
  なぜって、そうあることで、人生はすばらしいものとなるのだから」

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Concerto di Noa e la Filarmonica Arturo Toscanini 14/8/2012

 8月14日火曜日の晩、リミニの友人たちと、ミラノ・マリッティマ(Milano Marittima)で催された、イスラエル人女性歌手、ノアのコンサートに行きました。

 ノアの愛する二つの国、イスラエルとイタリアの歌を始め、オーケストラの美しい演奏とみごとに調和した、さまざまな彼女の歌を楽しんだのですが、観客のアンコールに応えて、ノアが最後に歌ったのがこの歌でした。

 コンサートでは英語と、そしてヘブライ語らしき言語の2か国語を交互に使って歌われたのですが、インターネットで英語の歌詞を見つけて、わたしなりに訳してみました。言葉の響きや伝えんとすることの明確さを重視して、意訳になっているところもあります。


 ロベルト・ベニンニの名作で、『ライフ・イズ・ビューティフル』、イタリア語の原題を『La vita è bella』というこの映画はわたしも大好きで、イタリア語の勉強も兼ねて、何度も見ました。(詳しくはこちらの記事

 コンサートの最後に、この映画の聞き覚えのあるメロディーが流れ、やがてノアが歌い出したその歌詞の美しさに打たれました。つらいときほど、ほほえむ強さが必要で、笑顔がやがて幸せを運んでくると、そういう詩やことわざ、歌は多いのですが、このベニンニの映画のメロディーを通して、どんなに逆境に陥っても、笑顔を忘れず、息子に人生は美しいと伝え続けた主人公の姿が、歌詞の言葉に重なって、歌のメッセージが二重に胸に迫ってきました。歌詞のすべてに、映画の場面が重なって、強く心に響いてきます。ぜひ皆さんも下のリンクの英語の歌詞や上のYouTube映像のイタリア語字幕も頼りにしながら、歌を何度も聴いてみてください。

 歌の初めに、Smile(ほほえみなさい)と語りかけるところが、意識してかどうか、もう一つのわたしがとても好きな歌と共通しています。


 やはり映画に関わりの深いこの歌については、以前のブログ記事(リンクはこちら)で、歌詞へのリンクや歌の映像、和訳をご紹介していますので、興味のある方は、ぜひご覧ください。今この記事を書くにあたって、この過去記事に目をざっと通していたら、この『Smile』の歌も、今回ご紹介した歌、『Life is beautiful that way』と同じで、映画で使われた曲に、あとから歌詞が添えられたものであること、コンサートで聴いて感動したことが分かって、何だかひどく共通点が多いのが興味深かったです。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2012-08-20 22:50 | Film, Libri & Musica