イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

日記を買いました

 8月31日金曜日は、隣町にあるショッピングセンター(イタリア語では、centro commerciale)、ゲルリンダに買い物に行きました。

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 姪への誕生日プレゼントを探しに出かけたのですが、贈り物には本もいいかなと書店に入り、この日記が目に入りました。表紙には、2013年と書いてあります。「こんなに早くから」と思われるかもしれませんが、実はこの日記は、2012年9月から2013年12月までの、16か月の記録ができるようになっています。

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 このAkenaという会社の16か月の日記は、表紙の色やデザインもいいのですが、中にも色とりどりの、時に大きく、時に小さなかわいらしい絵が、すべてのページに添えてあります。今は9月なので、参考として、9月の表紙の写真を載せてみました。左横に8月31日があるのは、これが来年9月のページだからです。

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 9月1日から書き始めるようになっているこの日記に、ちょうど前日、8月31日に出会ったのも運命だと思い、棚に並んでいた、同じ会社の日記の表紙の色やデザインを見比べてから、最初の写真にある日記を選んで書いました。というのも、中に印刷された事項もイラストも、色づかいもすべて同じで、表紙だけが違う日記が、数冊並んでいたからです。

 実は、わたしがこのシリーズの日記を買うのは、これが2回目です。上の写真で右にあるのが、わたしのAkenaの最初の日記です。2009年9月から2010年12月までの日記で、最初は毎日(と言っても、数日後に書いたり、何日分もためて書いたりしたこともあります。)書いていたのですが、2010年11月8日から、白紙のページが目立つようになります。

 そのあと、日記を続けて書かなかったのは、同じ会社の元旦始まりの日記が見つからなかったためでもありますが、ちょうど2010年4月にブログを始めたばかりだったので、毎日の記録はブログに書けばいいかと思ったからでもあります。今回も特に書く必要を感じてはいなかったのですが、日記がかわいらしかったこと、日記開始の前夜に出会った奇遇に、背中を押されて買いました。まだ9月も始まったばかりですから、今のところは、毎日きちんと日記をつけています。毎日の暮らしの中には、やはり、日記には書けても、ブログには書けないことがあります。それに、日記に記すことで、自分の思いや行動を見つめ直すこともできるので、買ってよかったなと思っています。

 姪への贈り物には、書店からゲーム売り場、洋服売り場へと渡り歩いたあとで、デザインのかわいらしい長袖のTシャツを、購入しました。そうして、その日の任務を果たしたあとで、再び夫と二人で書店に戻り、こちらの日記を買ったのでありました。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented by クロちゃん at 2012-09-09 09:19 x
なおこさん、こんにちは♪
日記はブログが代わりになりますね。
パソコンは便利ですが、日本語の場合、漢字が書けなくなる弊害もあります。(^^ ;
日々の思いを綴ることって良いことと思います。(^^)/
Commented by koba at 2012-09-09 10:48 x
手書きの日記。いいですね。最近肉筆を目にしなくなったように思います。肉筆だとたくさんの情報が読み取れますもの。感情やその時の状況を甦らせますので、私は手書きが好きです。もう一つ。紙についても、せめて私の人生が終わるまで紙文化は残ってほしいものです。
Commented by milletti_naoko at 2012-09-10 06:46
クロちゃん、こんばんは♪ 海外に暮らしていて、日本語に触れる機会が少ないというのも、3年前に日記を書こうと思い立った理由の一つです。今はブログのおかげで、日本語で書く機会は増えましたが、やっぱり日記だから記せることもあるし、自分の手で書くことでより深くいろんなことを振り返れるということもある、そんな気がします。
Commented by milletti_naoko at 2012-09-10 06:47
kobaさん、こんばんは。手紙にしても、日記にしても、手書きだからこその味わいというのがありますよね。本もやっぱり、手にとってよめる紙の本には、わたしもいつまでもいつまでも存在してほしいと思います。
by milletti_naoko | 2012-09-07 23:59 | Altro | Comments(4)