2012年 09月 14日
指の生傷

7月半ばだったかと思うのですが、レモンを木から摘みとろうとしたときに、ハサミを使えばよかったのに、ナイフを使ったら、力を入れすぎて、実を押さえていた指の腹まで切ってしまったのです。写真は今年5月に撮影したものです。
それで、指が思うように使えないといかに不便か、どれだけ指が毎日の生活で大活躍をしているかをつくづく感じたのですが、ようやくこの傷が姿を消した頃の話です。

7月末に、演劇のワークショップで通訳をした際、泊まっていた宿で、朝食用のパンを切ろうとしたら、パンがひどく固かったため、ナイフがすべって、また指の腹を切ってしまいました。

その傷もようやく治り、今度こそ注意して、指の無事を保とうと思っていた矢先のことです。
夏じゅう、そして、今も、改築中の家の台所やトイレの間取りなどが、懸案事項となっています。8月に、作業にあたる人から、水道の配管工事のために、台所のどこにシンク・コンロ・作業台などを配置するかを、できるだけ早く決めるように頼まれて、頭を悩ませていました。窓の下も利用すれば、シンクも作業台も広くできるけれど、そうすると、窓の開閉が難しくなる、窓の下を避けると、利用できる空間が少ないので、シンクを狭くするか、食器洗い機なしにするかを選ばなければならない。
シンクや食器洗い機、コンロなどの幅の目安を、水道工事屋さんが教えてはくれるのですが、やはり数字ではなく、具体的に、何センチ幅のシンクやコンロは、どういう大きさなのかを目で見てみないと、決めるのは難しいだろうからと、システムキッチンのショールームを見に行こうと、夫に提案しました。

それが、夫は疲れてストレスがたまっていたからか、急に機嫌が悪くなり、店が遠いこともあって、不平満々です。だったら行かなくてもよかったのですが、結局は行くことになりました。1軒目の店に着いたときは、わたしまで機嫌が悪くなって、車が完全に停止する直前に、車から降りたのですが、そのとき、バタンと閉まった車のドアに指をはさみ、指の皮がむけて血が流れ、再び指に生傷を負うことになってしまいました。これは、8月21日の話で、今では指はすっかり治っていますので、皆さま、ご安心ください。
何かでもめると注意力が散漫になるので、ずっと昔、ポルトガル旅行中に、夫とケンカした直後に置き忘れたカメラが二度と見つからなかったということもあり、やっぱりケンカしたり、腹を立てたり、感情的になったりすると、ろくなことはないと反省しました。



ううっ、痛そうな話ですね。
手って、毎日何度も洗いますし、いつも動かすので、傷が治りにくいですよね。
今は治っているんですね。良かったです。
凸d(^ー^)pochi

9月からペルージャ外国人大学でイタリア語を勉強しているドモノと言います。大学に日本人が少なくてかなり驚いています。今日のペルージャは本当に寒かったですね。
ペルージャのことがまったくわからず、こちらのブログで色々と参考にさせていただいております。今日、日本人の友人たちと早速こちらのブログに出ていたIL BACIOに行ってきました。ボリュームがあってお値段も良心的でした。
今日のブログを読ませていただきました。つくづく腹を立てても何もいいことはないと、私も常日頃から思っていて、いやに納得していましました。でも、そこは人間。なかなか常に冷静でいるというのは至難の業です。とりわけ、私もイタリアに来たのは久しぶりなので、イタリア式のやり方になれず、いちいち腹を立てていたのですが、何のメリットもないし自分が苦しいだけなので、もうやめることにしました。怒りの感情は、本当に何も生み出しませんね、助長するだけです。
いつも描写がたくさんあって読み応えがあり、なおこさんのブログを楽しみにしております。これからもかげながら応援しています。

先日日本の昔のドラマを見ていたのですが駄目なときな程、口に出して「あー運がいい」と言うと、その状況で最上の方法が見つかるみたいなこと言ってたんです。1ヶ月ほどまえです。それから夫と「あー、運がいい」って言ってみるクセをつけています。ただいま実験中です。きっといいほうに転ぶと信じて。いい感じだったら報告しますね♪

う~読み進むうちに指が痛くなりました、ってまぁ、これは嘘ですが、
同じようなことって起こりますね。
ダンプに追突された時は母と嫌な気分のまま
出掛けた時でした。
気持ちって大切なものですねぇ。
ペルージャも雨と共にどんどん気温が寒くて、冬模様だったのですが、今日あたりからは、少しずつ気温が少しは持ち直すようです。日本ならこうなのにと比べて腹を立てても仕方がないので、最近は、わたしもあきらめず、かえってことがうまく行ったら喜べるようになったのですが、やはりこちらのペースに慣れるまでは大変ですよね。お優しいコメントと愛読、応援をありがとうございます。ドモノさんも、どうかペルージャ滞在を楽しみ、イタリア語の勉強、頑張ってくださいね。
あら、Naviaさんもなんですね! 切れすぎる包丁だと、確かに指の傷の数も増えますよね。というかわたくし、切れないイタリアのナイフに慣れすぎて、日本の切れすぎる包丁が怖くて持てなくなってしまいました……
この、「あー運がいい」って、いいですね。わたしもぜひやってみます♪ マイナスの事件や気持ちややはり似たようなできごとを呼び起こすので、プラス思考で、この連鎖を断ち切ることが大切ですよね。
