2012年 09月 30日
秋咲きのシクラメン、ミジャーナ
少しずつ完成に近づく家の前で、オリーブの実も、かなり大きくなってきました。
近くを歩くと、自生のシクラメン(ciclamino)が、一面に咲いているところがあります。
雨がほとんど降らなかった今年の夏は、夏の盛りに木の葉が枯れてしまっている木を、たくさん見かけました。
そのためか、9月末にしては、落ち葉が多いように見える地面から、秋咲きのシクラメンがすっくりと立ち上がり、きれいなピンクの花を咲かせています。
柔らかいつぼみが、いくつもいくつも、街灯のように、地面に向かって垂れています。夜になると街灯の明かりがともるように、時が来ると、花びらをいっぱいに開いて、周囲をきれいなピンクで彩るのでしょう。
わたしがこうして散歩してシクラメンに出会えたのは、この日は夫が、ノミを打つ作業に長くいそしんでいたからです。
昔からあった石の壁はできるだけ生かすようにしているのですが、石の見ばえがよくないところや、電気配線は、左官屋さんがしっくいで覆っていきます。ただ、この石壁としっくいの壁の境界線が、直線過ぎて気になるところが、あちこちにあります。
そこで、こんなふうに、境界線が、石の形に沿うようにして、線が単調にならないようにしてほしいと、夫は作業のし直しや今後の在り方を、職人さんに依頼し、自分でも、理想の境界線を作り上げようと、作業に励みました。この部分は、まだしっくいが固まらず、柔らかいので、作業も楽そうでした。
夫たちが作業にいそしむ傍らで、レンガの壁も、しっくいに覆われていきます。
一方、しっくいがすでに固まってしまっている壁は、ノミを打つと、破片が周囲に飛び散り、かなり力がいる上に、一度は、小さな破片が目に入ったりして、大変そうでした。
職人さんたちが、楽々と扱う金づちも、持ち慣れぬ夫の手には、かなり重いのだそうです。その夫も、登山や農作業で、重いものを運ぶのには、慣れている方だと思います。
注意深く石壁を見ていたら、一つだけですが、きれいな水晶の鉱石を含んでいる石が、見つかりました。
5時過ぎまで、真剣にノミを打つ夫たちの作業を見守ったあと、午後5時過ぎに帰宅しました。大きくはなったものの、オリーブの実はまだ青く、向かいの山の斜面の木々も青々としています。これから11月に向かって、オリーブの実や木々の葉も色づき、家もさらに姿が整っていくことでしょう。
保護用眼鏡やマスクで粉を吸い込まないようにするのは大事ですよ。眼科に行く事が無くてよかったですね。
このアクセントが壁に色がついた時に素敵な雰囲気になるといいですね。
せっかく腕をふるったのだから、納得のできる仕上がりになってくれるとうれしいです。
ところでたびたび山道を歩いてらっしゃってシクラメンを見つけられているようですが、このあたりの山にはないのかしら、私はなおこさんの写真を見てから「山道にシクラメンがあるかも♪」と楽しみにして山に入ったのですが見当たりませんでした。と言ってもここ最近行った山は1つだけですが(笑
Naviaさん、コモの周辺って、すてきな山がたくさんあるんですね。数週間前に、会ったコモの友人が、おいでおいでと、山の写真を見せてくれました。
お家の作業もどんどんと進んでいますね。
使い慣れない道具は力加減がいりますね。
ひとつひとつの工程がわかり仕上がりが楽しみですね。
夫は昔に弟と家を作りましたの、6年程前には立派な小屋を
二つも作りました。
今では良く作れたと感心して眺めています。
男の人には素晴らしいロマンがありますねぇ~
シクラメンのお花にも感動しますわ~
シクラメンの花がびっくりするほどたくさん咲いていて、うれしかったです!
お家の完成、待ち遠しいですね♪
随分天井が高いようにお見うけしますが、広々としているんでしょうね!
こちらでも花屋さんの店頭にガーデンシクラメンが並ぶようになりました。自生のシクラメン、葉っぱの数が少ないですね。
園芸番組で見た 葉の数=花の数 これって自生のシクラメンにはあてはまりませんね!
前回の花市の記事、私だったら一日中楽しめま~す♪
日本でも店先にシクラメンが並ぶ季節なんですね。こちらでも庭用のシクラメンは売っているのですが、自生の花は、栽培して売られるものより、花がかなり小さいんですよ。葉っぱは、枯れ葉に隠れていて見えないだけという可能性もあります。
この花市、時間があれば、わたしたちも1日過ごしたと思います。見どころがたくさん!