2012年 11月 01日
ペルージャ、語学の秋
以下、イタリア語で書かれた部分は、ITALUMBRIAの、日本語講座の紹介からの引用です。
Corso di Lingua Giapponese a Perugia - Associazione ITALUMBRIA
Docente : Naoko Ishii
Livello : Principiante, Intermedio
Inizio corsi: NOVEMBRE 2012
Durata corsi: 3 MESI
Costo complessivo corso: € 100,00
Totale ore: 24h + 2h gratis (per la presentazione)
Frequenza: 2h a settimana (orario da definire)
Sede corsi : Consulta per l’Immigrazione
Via Imbriani 2, Perugia
Per iscriversi: Telefonare al numero 340/6627571 - 377/1871316
oppure Inviare un'email a INFO@ITALUMBRIA.IT
4-5/11/2012 Iscrizioni Aperte alla Consulta!
Per incontrare i professori ed avere tutte le informazioni sui corsi di prossima attivazione, la Consulta per l'Immigrazione in via Imbriani a Perugia sarà aperta a tutti il 4 e il 5 Novembre dalle ore 17:00 alle ore 20:00. Per info aggiuntive sui corsi di prossima attivazione vai alle sezione corsi del nostro sito!!
*Per la lingua giapponese attualmente l'incontro con la docente è previsto solo il 5 novembre.
日本語の授業は、での指導経験のあるわたしが担当します。週2時間(1時間の授業は45分)で3か月、計26時間の授業が、合計100ユーロ。今のところ、クラスは入門と中級になっていますが、独学、あるいはペルージャの大学や学校で勉強して、中級に達するのは難しいと思うので、中級クラスについては、集まった人の力を見て、決めるつもりでいます。
26時間でできることは本当に限られているのですが、イタリアでは、ペルージャ外国人大学の学士課程と軍外国語学校で日本語を、日本では、愛媛県立高校で12年間国語を教えた経験を生かして、楽しく日本語と日本文化が学べるように、授業をしていくつもりです。たとえば漫画が好きな人がいれば、漫画も教材に取り上げ、旅行のために勉強したいという人がいれば、旅に役立つ表現を大切にして、皆の動機を大切に、やる気が持続するような、かつ、力がつくような講座にするつもりです。
わたしも自分でフランス語を独学で勉強していて(ただいまサボリ中)思うのですが、学校で一緒に勉強できる仲間、競える相手がいたり、授業という定期的な出会いの場があったり、そうして、少しでも、自分はすでに投資をしたという思いがあったりすると、勉強へのやる気、熱中度が違ってくると思います。お互いの言語を教えあうタンデムが成り立ちにくいのは、投資するお金がない分、勉強に真剣になりにくいということもあります。だんなさまがイタリア人で、日本語を勉強しているけれども、これまではきっかけがなかったという方、勉強が滞っている、行きづまっているという方、イタリア人の学生や友人で、日本語を学びたい、あるいは学んでいるという人をご存じの方、ぜひ講座を紹介してあげてください。同時に、外国人へのイタリア語を始め、英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・ロシア語・アラビア語・中国語の講座も開催されます。興味のある方は、ぜひ下のリンク先の、気になる外国語が話されている国旗のアイコンをクリックしてください。それぞれの講座の受講情報を見ることができます。
11月4日(日)、5日(月)午後5時から8時まで、講座の会場でもあるConsulta per l’Immigrazione(住所は上記参照)で、講座についての説明会や質疑応答・受講の手続きが行われます。興味のある方は、とりあえず話だけ聞いてみようというのでも構いませんから、ぜひお越しください。わたし自身は、今のところ、11月5日(月)だけ参加できるとは話してあるのですが、もし日曜日だけしか来られないし、日本語の担当者の話が聞きたいという方が多ければ、週末は出かけずに、ペルージャに残って、4日の会に参加することもできます。ぜひ4日にわたしと話がしたいという方がいれば、メールで連絡するようにとお伝えください。
わたし自身も、最近すっかりさぼっているフランス語の講座に通ってみようかなと考えて見ます。パリの語学学校で6月に2週間通ったあと、診断してもらった力は、A2.2、ちょうど初級と中級の間の微妙なところです。のび太君の夏休みの宿題ではありませんが、人間は弱い生き物で、締め切りが設定されて、ようやくそれが迫ってきて始めて、行動に移せるというところもあります。学校に通うことは、独学を始めようと思いつつ始めていない場合にも、独学で勉強にやる気が出ないとき、いきづまったときに、いい励みになるはずです。
同じ意味で、もしウンブリアに暮らしている方やペルージャ外国人大学のイタリア語・イタリア文学講座や学士課程で、もっとイタリア語の力をつけたいなという日本の方が、それぞれ6人以上集まれば、日本人へのイタリア語講座も開くことができますので、興味のある方はご連絡くださいませ。
でもこうした授業が始まるとなおこさん、忙しくなりますね。お体に気をつけて頑張って下さいね。もし生徒さんの中で、日本に来られて広島にも寄られるような方があれば、なおこさんのご推薦の生徒さんなら、町をご案内しますよ。意外に知られてないですが、広島の町の中に一泊2500円ほどで泊まれる小綺麗なユースホテルもあって、世界遺産もすぐ近くなんですよ。そんなときはご連絡下さい。
ありがとうございます。広島にお住まいなんですね。もし広島を訪ねようという方がいたときのために、覚えておきます。授業が始められるだけ、人数が集まってくれますようにと、どきどきしています。
外国人大学があるからでしょうか、ペルージャはやはりこういったことに力を入れているのですね。私の住んでいる辺りではこれほど多くの言語や他国の文化を学べる機会はほぼありません。
主人はなおこさんの講座に参加したがっているのですが(写真の教材も手元にありますし!)、実際には距離的に難しく残念です。
イタリアの学校では英語の発音記号を教えないようで、見たことも聞いたこともないというイタリア人が多く大変驚きました。高卒にもかかわらず外国人向けの教授法をイタリアの大学で学んだと偽って日本でイタリア語を教えているイタリア人も多いですよね。そんななかでなおこさんのように日本語とイタリア語、両方の言語と教授法を熟知した先生のもとで基礎からきちんと学べる方達は本当に恵まれていると思います。
本当にもう少しペルージャが近かったら!と残念でなりません。
外国語を教えるのに、自分が教える言語と、生徒たちの言葉がどう異なっていて、だからどういう点がとりわけ難しいのか、その難しさを克服するためには、どんな工夫ができるのか、単に教える言語だけではなく、そういうことを知っていると、やっぱり教え方も違ってくると思います。最近では、外国人にイタリア語を教えるための知識や技術を学べる大学や大学院の課程が、イタリアでかなり増えたのですが、そういう本当に勉強した人たちが、いざ職を探そうとすると、結局は先に職についた人が安住しているので、なかなか就職先が見つからないというのが現状で、残念です。わたしも、もう少しマルケが近ければと残念です。
私は勉強が嫌いで嫌いでキライでキライで、もう本当にキライで育ってきました。毎回アカテンの常習犯で、人の話を長く集中して聞ける忍耐がないのでしょうか(涙 なおこさんは忍耐のない人に勉強させるようにするのはどうやっていましたか? いきなりこんな質問ですみません(笑
わたしは昔から体育の授業が苦手で嫌いだったのですが、今思うと、どうせ自分にはできないという思いがあって、楽しめなかったのではないかと思います。アカテンは、でも、最終的に取ってしまったNaviaさんの責任であると共に、学期の途中で、分かっていない、授業についていけていない、家での勉強が足りないと気づいて、手を打っていない教科の先生方の責任でもあります。外国語の勉強が自分は苦手と思い込んでいる人は、実はその人が学校に通っていた頃の文法や単語一辺倒の受験英語の学習が合わなかった上、もともとそういう教育法は「学ぶ楽しみ」を主体としていないので嫌なものと刷り込まれがちなのだと思います。(つづく)
教科には好き嫌いもあるし、先生方の教え方が、Naviaさんには合っていなかったのかもしれないし、何かがきっかけで、最初から嫌いだと思い込んでしまったので、本当はおもしろいかもしれないものも、偏見でその楽しさが見えなかったのかもしれません。忍耐のない生徒や勉強の習慣のない生徒に勉強をさせるには、授業にゲームを取り入れたり、一人ひとりの感想や発見を大切にして、教材の読解に利用したり、黒板に絵を描いたり、『平家物語』の場面を説明するのに、刀代わりにホウキを手に構えたりしていました。わたしはNaviaさんは、勉強が嫌いだと思い込んでいるだけだと思いますよ。いわゆる学校教育で学ぶことだけが勉強ではなくて、おいしい料理を作ってみたいとレシピを調べるのも、やっぱり勉強ですもの。
でも、それはないものねだり。きっと今会えばちゃんと向き合える先生方も多数いらっしゃったのでしょうが、あの頃は、ほんと反抗期でしたね(涙 反抗期というのはとってももったいない時期で、それが中学高校のぐんぐんなんでも吸収できる時期にあたってしまうと、誰に反抗しているのか、自分にも反抗していて、勉強することに反抗していて。一体ナンなんでしょうね。そうして大切な時期を流してしまいました。
あー、よく言う生まれ変わるなら、本当に勉強をしっかりしていろんな知識を身につけた人間になりたーい(笑
一度反抗期で勉強から遠ざかると、苦手意識が出来てしまい、おっしゃるとおり楽しめない授業になっていたと思います。本当に自分が悪いんですよね。。。(涙
勉強をキライだと思い込んでる。。全くその通りです。この苦手意識を変える方法、睡眠療法とかで手っ取り早く「私は勉強が好きだ」と植えつけたい気分です。なおこさんの講習をいつか、何かの形で受けさせてもらえる日がくればいいなー。
ちなみに、わたしは日本で学生時代に初めて車の免許を取ったとき、技能教習でうまく行かずに、何度も何度も補習を受けました。運転の苦手意識はその辺から来ているのだと思うのですが、まあ、一応免許は取れたわけですし、かえって、自分の運転を過信して、運転中に携帯電話で話したり、スピードを出しすぎたりする人よりは、安全に運転ができている気がします。苦手だという意識のために、かえって慎重に運転しますので。