イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

山のお宿と山の幸

 1月26日土曜日、カマルドリで友人たちと出会った晩は、こちらの山の宿に宿泊しました。Locanda Carbonileは、アッペンニーニ山脈の山並みに囲まれた、バーディア・プラタッリャ(Badia Prataglia)の村の中心街から、少し離れたところにあります。

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27/1/2013

聖なる森林(Foreste Sacre)とも呼ばれるカゼンティーノの森(Foreste Casentinesi)を含む、広大な国立自然公園のただ中にあるため、

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Cammino delle Foreste Sacre verso la Verna 10/10/2009

2009年10月に、ラヴェルナを目指して、この聖なる森を縦断したときにも、この宿を利用しました。6日間で90kmを歩く旅で、わたしは、それだけでも大変だなと思っていたのですが、この宿の近くで出会ったオランダ人のグスターヴォが、なんとオランダの自宅から、ローマに向かって、歩いていると聞いて、びっくりしました。(下記リンク参照)

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 寝袋を利用して、大部屋で眠るのには、皆慣れているし、宿泊が朝食込みで一人17ユーロと、宿泊料金も安いのが魅力なのですが、前夜から泊まっていた友人たちから、前の晩には暖房がなくて、宿の中に氷が張っていたと聞いて、不安になりました。暖房の燃料を切らしていたためらしいのですが、幸い、わたしたちが泊まった晩は、暖房がちゃんときいていました。

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Badia Prataglia   26/1/2013

 とても月の美しい晩で、夕食は、中心街の店まで食べに行きました。寒がりのわたしたちは、車で移動したのですが、月明かりの中を、歩いて往復した友人もいました。

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 夕食を食べたのは、こちらの店です。夫や友人たちはピザを頼み、わたしはキノコソースのかかったスカロッピーネ(scaloppine ai funghi)を食べました。給仕の人も皆親切で、食事もおいしいし、メニューで見る限り、値段も良心的でした。スカロッピーネは、値段が7ユーロです。

 それが…… 店の主人が会計を始めたとき、セコンド(secondo)を食べたのは、わたし一人なのに、セコンド10ユーロと入力するではありませんか。ちょうど、同じ週に、ペルージャのレストランで、2度立て続けに、2ユーロ余分に請求されたばかりでもあったので、注意していたのですが、レジにあったメニューを見ると、やはり「7ユーロ」です。「料金を指さして、7ユーロでしょう。」と言ったのですが、店の主人は、「セコンドの料金は多めに入力しているけれど、飲み物など他の料金で、差し引いているから大丈夫。」飲み物は、一項目ずつ入力しているものと、合算しているものがあって、結局、すぐには正しいかどうか分からず、結局、そのままお金を払ったのですが、102ユーロあまりのところを、7人で割って、一人あたり15ユーロ払ったため、2ユーロ余りのお釣りもあるはずが、店の主人は、そのことには一切言及せず、皆で、「この店にはもう来るまい」と言いながら、店を後にしました。お釣りに言及しなかったことに気づいたのは、かつてバールで働いた経験もあるため、「お釣りをくれたら、チップとして店に残そう」と考えていた友人です。

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 翌日曜日は、バーディア・プラタッリャを後にして、ラヴェルナに向かいました。

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 実は、この日、出発前に、朝宿を取っていたら、宿の主人に、乾燥キノコを売りに来た人がいました。量り売りで、他の友人たちも買っているのは知っていたのですが、うちに帰って初めて、実は、夫も買っていたことを知りました。

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 そこで、今週の火曜日に、キノコを水でもどして、

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 キノコたっぷりのリゾットを作りました。食品添加物を避けるために、固形スープの素(dado)は使いたくないけれども、別に野菜のブロードを作って、それからリゾットを作るほどまめではないわたしは、ブロードを使う代わりに、細かく切ったニンジン・玉ネギ・セロリを、バターで炒めたお米と一緒に煮込みました。オレンジや緑が見えるのは、そのためです。

 キノコを戻した水も使って、とても香りのいいおいしいリゾットができたのですが、キノコがどれもポルチーニだと思って、20分だけ水につけておいたら、実はいろいろなキノコが混ざっているので、20分だけでは、まだ固さの残るキノコも若干ありました。

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 雪のラヴェルナ、カマルドリ / La Verna & Camaldoli con la neve (26/1/2013)
- イタリア語学習メルマガ第24号(1)「90kmの巡礼の旅〜聖なる森林の山道 Il Sentiero delle Foreste Sacre」 (24/10/2009)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-02-07 14:10 | Toscana