2013年 02月 09日
扉は右開き左開き?


改築中の家の、扉と窓のでき具合を見るためです。

オリーブの枝に隠れて、見にくいのですが、もともとあった扉の大きさやつくりを参考にして、ほぼ忠実に、再現しています。

町や森を歩いていても、床のレンガについて考えているときは、レンガのつくりや並べ方が気になり、扉をどうしようか思案中の今は、古い家の扉を見かけては、どんなつくりかを観察します。これは、昨日、マッジョーレ島(Isola Maggiore)の中心街に並ぶ、古い家の扉を撮影したものです。ミジャーナのうちの扉も、多少の違いはあれ、こんなふうな仕上がりになるはずです。

釘の数は少なめにという話を、職人さんとしたのですが、昨夕、こんなふうに、釘のない扉を見かけて、夫は、「釘がない扉もいいね。」と言っていました。

工房を訪ねてみて、この扉をつくる作業は、予想していたよりも、ずっと手間や技術、時間を要することを知りました。長方形に切った木材の一片、一片を、きれいに仕上げ、パズルのように組み合わせた上で、ネジや釘で、大きな一枚板に、取りつけなければいけないのです。
試用する栗の木材の性質から、職人は、独断で、ドアを左開きと決め、作業を続けました。夫は、ここまでの仕上がりには満足しながらも、「家の外の扉は右開き」という思いが強いため、とても残念がっています。

窓の枠や

よろい戸も、あとは塗り上げて、ガラスを入れるだけになっています。ミジャーナの家に、きちんと窓や扉ができる日が、近づいています。


おはようございます。
扉も窓も大切ですねぇ~
重厚な扉のデザインいいですね。
昔に夫と弟は自分たちで小さな家を作りました。
窓も扉もオシャレでしたの。
出来上がりが待たれますねぇ♪
いつも優しい言葉をありがとうございます。
こちらこそ、いつもうれしいコメントをありがとうございます♪
静寂のトラジメーノ湖、鏡のような湖面に映りこむ雲、茜色に染まった空と木のシルエット、どれもこれも美しい光景です♪
湖畔には海水浴や観光客相手のバールや海の家のようなお店もあるのかしら? あったとしても今の時期は休業しているんでしょうね。