2013年 03月 05日
二人のルーチョ、歌手ルーチョ・ダッラとルーチョ・バッティスティ
ルーチョ・ダッラが生まれた日のその翌日に、奇しくも、イタリアで愛されるもう一人の歌手、ルーチョ・バッティスティ(Lucio Battisti)が生まれました。夫は彼の大ファンです。
2月に訪ねたポッジョ・ブストーネは、聖フランチェスコにゆかりの深い場所ですが、実は、このルーチョ・バッティスチの生地でもあり、丘を見晴らす眺めのいい場所に、ギターを奏でる彼の彫像があります。
バレンタイン小旅行の初日、聖フランチェスコのブナを訪ねたあと、わたしたちは、このポッジョ・ブストーネで1泊しました。
宿は、その名もLa Locanda Francescana。夫が友人たちと、巡礼で利用したこともある宿です。
すっかり歩き疲れた身には、寒い晩と朝に、食事のために坂を上って、村の中心にあるレストランまで歩くのがつらかったのですが、ルーチョ・バッティスティの生地とあって、店内には、彼の絵がいくつも飾ってありました。
店で販売している地元特産のサラミやチーズを見せようと、店主が岩をくりぬいてできた貯蔵庫を案内してくれたのですが、その奥には、ファンクラブの看板もありました。
わたしはプリモだけで、味を見なかったのですが、前菜として、サラミの盛り合わせを食べた夫は、おいしいと喜んでいました。
少し話がそれましたが、もしルーチョ・バッティスタがまだ生きていれば、70歳の誕生日を迎えたであろうという今日、彼の歌の中から、夫の特に好きな歌を最後に一つご紹介します。
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Lucio Dalla & Lucio Battisti, entrambi nati nel marzo del 1943, rispettivamente il 4, il 5 marzo.
A Poggio Bustone, nel suo paese natale, c'è la statua di Lucio Battisti che suona la chitarra guardando il panorma della Valle Santa Reatina.
Nel Ristorante Locanda Francescana abbiamo trovato anche i dipinti e l'insegna di Fan Club di Lucio Battisti!
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
↑ ポッジョ・ブストーネの修道院 Santuario & Sacro Speco di Poggio Bustone
- ピエディルーコ湖・泉と聖フランチェスコのブナ / Piediluco, Sorgente & Faggio di San Francesco nella neve
↑ 旅行1日目、ピエディルーコ湖訪問と、聖フランチェスコのブナへと雪道の散歩。
- 聖フランチェスコのブナと夕日 / Faggio di San Francesco, neve & tramonto
- イタリア語学習メルマガ第33号「歌『L’anno che verrà』(Lucio Dalla)」
↑ ルーチョ・ダッラの歌を、イタリア語学習教材として取り上げています。
LINK
- La Locanda Francescana Ostello – Ristorante - HOME
そうそうこのルーチョ・ダッラは、以前授業で習ったので興味深かったです。「オオカミに気をつけて」という歌も歌いましたが、アップテンポで面白い曲でした。しばらくり耳鳴りソングで頭の中をこの曲が回っていました。ルーチョ・ダッラさんはやはり皆さんに人気の歌手なんですね。
実は先月オーロラを見に北欧へ行って来ました。イタリアとはまた違った趣があって北欧の国にすっかり魅せられてきました。旅ブログがありますので又お暇なときご覧になって下さい。
それと、メルマガも今読みました。私も旅の観光本に載っている会話でQuant'e'?の意味がQuanto costa?とどう違うのかずっと疑問でした。なおこさんの解説でよく分かりました。ほんとに目から鱗でした。ありがとうございました。
ルーチョ・ダッラ、かずさんもご存じなんですね。わたしも、こちらのイタリア語の授業で歌を教わり、さらにクラスメートにファンでCDも持っている友人がいたので、何度も聞くうち、さらに好きになりました。歌詞が心に、メロディーが頭に残るいい曲が多いですよね。その後、知り合った夫もやはりルーチョ・ダッラが好きで、うれしく思ったものです。
かずさん、すごい! 本当に行動力がありますね。オーロラを見に、北欧までいらっしゃるなんて、すてきです。ぜひそちらの記事も拝読しますね。
どういたしまして。こういう母国語では同じ表現だけれども、使い方が微妙に違うものは、やっかいですよね。わたしも、この先生の言葉のおかげで、初めてはっきりと違いを認識できました。