2013年 06月 12日
野の花の種摘み
来年はより広い場所に花を咲かせたいと、日曜日の午後は、花が終わって、実った種を摘みに行きました。少し前には、赤いヒナゲシ(papavero)がたくさん咲いていたのですが、
今、一番の花盛りなのは、ヤグルマギク(fiordaliso)です。
種が熟していそうなヒナゲシを探します。かっぱの頭のように、緑色の頭にお皿が載ったように見える中に、ヒナゲシの種があります。ただ、どれでも摘めばいいというものではなく、ちゃんと熟して、まいて育つ種であるためには、このかっぱの皿の下に、種を飛散させる準備として、すき間ができている必要があります。
夫がイタリア語で、「窓が開いていないといけないんだよ。」と言うのを、「窓ってどんな?」と思いながら探していたら、かっぱの頭の半分がすでになくなり、種が飛び散ったあとの、こんなヒナゲシを見つけました。なるほど、窓とは、こんなふうに、ほんの少しだけ、お皿の下に開いたすき間のことを指すようです。
中に入った種は、ゴマ粒よりもさらに小さいものです。十分に熟した種は黒いのですが、熟しきっていな種は、上の写真に見えるように、明るいオレンジ色をしています。
こうして学習したあとで、必死で探したのですが、花の終わったヒナゲシは多いものの、窓が開くほどまでに種が熟したものはまれで、下の畑ではこれだけ見つかりました。熟した種は、ご覧のように黒い色をしています。
一方、ヤグルマギクの種は、花の下の部分が緑色からベージュに変わっていたら、かなり種が熟しているはずだということです。こちらは、かなりたくさん見つかりました。
こんな優雅なラン(orchidea)の花も、いくつか咲いています。
赤とピンクの鮮やかな、こんなかわいらしい花もあります。
斜面の上の方にもヒナゲシが咲いているのに気づいて、高い草をかき分けて、登ってみました。
サクランボの実も、少しずつ色づいてきています。もっと種が十分に熟した頃に、また種を集めに行くことにしています。
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Papaveri, Fiordalisi, Orchidee & Ciliegie a Migiana 9/6/2013
Questo anno i Papaveri e i Fiordalisi sono cresciuti dai semi comprati, l'anno prossimo cresceranno da quelli da noi seminati :-)
Abbiamo trovato le orchidee molto eleganti!
Ciliegie, colori del semaforo: verde, giallo & rosso.
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美しい花の終ったあとに実がなり、こんな風に種ができるんですね。
花を愛でることは多くても、種まで観察したことはありませんでした。
これも自然の中で楽しめる時間でしょう。
来年につなぐ種たちはまた美しい花を咲かせますね。(^^)/
来年もきれいな花が咲いてくれますように♪
花たちが咲き乱れていて素敵ですね・・
ヤグルマギクの種・・先日私も採取しました・・
ポピーの種は小さくて可愛い・・
来年もいっぱい咲きますように・・
明日も素晴らしい1日になりますように・・=*^-^*=♪Thanks!!
改築は、昨日は、階段の業者が計測に来て、水道屋さんも排水溝の作業にやって来ていました。少しずつ少しずつ前を向いて進んでいます。資金が底をついたので、とりあえず半分だけ仕上げることになったのですが、それでもやはり足りなくなって、ローンを組むか、夫が州庁に申請して、将来もらえるはずの給料の中から前借するか(利子はあるけれど、銀行の住宅ローンよりは安いそうです)、検討中です。
ありがとうございます。chie*coさんも、どうかすてきな明日、そうして週末をお過ごしくださいね。
お題は野の花の饗宴?なんて如何かしら、赤、青、紫、、、自然の色が美しいです♪ 採取した種と自然に弾け飛んだ種で来年も野の花の絨毯になる事でしょうね♪ 羨まし~~~い
↓のピッツァ食べてみたいわぁ。
naokoさんは一枚全部残さずに食べる事が出来るのでしょうか?
一枚のピザの大きさは30cm以下に決められているとテレビからの音声で聞いたような気がするのですが本当かしら、、、
ペルージャ周辺でも、ナポリ風の厚いピザあり、ローマ風の薄いピザありで、店によってピザの厚みはいろいろですが、この辺りの店ではその中間くらいのピザを作っているところが多い気がします。わたしにはまるまる一つのピザを食べるのは、まず無理なので、具が載っていない円周付近(bordo)は、最初から食べず、ピザが厚くなければ、ふち以外は何とか全部食べられるけれども、ピザが厚いと、それでも半分近くで精一杯という感じです。日本で切り分けにする大きいピザと違って、こちらではたぶん直径30cmほどのピザ皿とちょうど同じくらいの多さのピザがテーブルに運ばれてきているような気がします。測ったことはないのですが、そのくらいの大きさに見えます。ただ、近所には巨大な薄いメガネ型のピザを焼いて、重ねたピザ皿2枚に載せて運ぶような店が一つありますし、metroと言って、ずっと大きい長方形のピザを、皆で分けて食べることもあります。
今朝(16日)、私の大好きなテレビ番組「イタリアの小さな村の物語」で夏のカステルッチョが紹介されておりました。
天空の大平原に抱かれた村カステルッチョ、菜の花と赤いヒナゲシが延々と咲き誇り、それはそれは美しい光景でした。
またここはレンズ豆の産地とか、この花々が朝霧を蓄え、レンズ豆がスクスク育つのを助け、守っていると語っておりました。
naokoさんのコメントのおかげでカステルッチョの番組を興味深く見る事が出来ました。ありがとうございました。
例年、6月末から7月初めにかけてが、花が最もたくさん咲いていて、彩りが美しいのですが、春や夏の気温や天候によって、咲く時期が違ってくるので、行ってみたらまだ咲いていなかったり、すでに花がなくなっていたということもあります。最近は、カステッルッチョに設置されたwebcamで、あらかじめ花の咲き具合を確認できるので、便利になりました。カステッルッチョは、わたしたちもよく訪ねるので、ブログの記事にも、花の美しい様子や夏の散歩とキャンプ、一面の銀世界で美しい様子などをいろいろご紹介しています。興味があれば、「カステッルッチョ」をキーワードに検索して、ご覧ください。こちらこそ、うれしいコメントをありがとうございます♪