イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

月夜の砂漠を思いつつ

 昨晩は、トラジメーノ湖畔のトゥオーロ(Tuoro sul Trasimeno)に、サハラで形成された、砂漠のロック(desert rock)を奏でるというグループ、Terakaftのコンサートを聞きに行きました。

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十五夜はおとといでしたが、昨夜の月も、丸く大きく明るくて、

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会場へと歩いていたら、赤みがかった丸い月が、地平線の向こうから昇るのが見えたので、夫と二人、歓声を上げました。

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La luna che sorge sul Lago Trasimeno, Tuoro 23/7/2013 21.02

 この頃は空もまだ明るいため、トラジメーノ湖や湖面に浮かぶミノーレ島(Isola Minore)とマッジョーレ島(Isola Maggiore)も、よく見えました。

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 早めに着いたので、会場近くの公園に並んでいた夜店を訪ね、中心街でジェラートを食べてから、コンサート会場に戻ると、もう会場がいっぱいになっています。

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 コンサートが始まり、最初は松の木の後ろに隠れていた月が、高く昇って顔を出します。初めは、女性が一人、ステージの直前で音楽に合わせて踊っていただけなのですが、演奏者の誘いに応じて、音楽に身を乗せて踊ろうとする人が、次から次へと増えて、最後の方には、聴衆の半分近くが、ステージ前に押しかけて、音楽を全身で楽しんでいました。この頃には、月がさらに高く昇り、トラジメーノ湖が月光に照らされて、再び見えるようになりました。

 時々目を閉じて、月明かりに照らされた果てしなく広がる砂漠と、突然静けさを破って響く音楽と、リズムに合わせて踊る人々や耳を済ませるラクダ、ライオンなどの動物を想像してみました。数年前の夏、ペルージャ外国人大学で、ミラノ万博に参加する予定のアフリカの社会人対象のイタリア語の授業を、教育自習の一環として、参観したことがあります。そのとき、マリの男性が持参して、授業中に見せてくれた、砂漠に点在する集落や競馬ならぬ競ラクダなどの映像を思い出しながら、このマリ出身のグループの音楽を聴いていました。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-07-24 16:32 | Feste & eventi