イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

フランス語で読む夏2

 『八十日間世界一周』を読み終える前にと、次に原書で読みたい本を、7月31日にアマゾンイタリアで4冊注文しました。

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 翌8月1日に、さっそく届いたのは、こちらの2冊です。フランス文学で、わたしのレベルでも読めそうな、いい作品はないかと、日本語やイタリア語のサイトで調べて選びました。気になりながら、まだ読んだことのなかったカミュの『異邦人』と、サガンの『悲しみよこんにちは』です。どちらの小説も日本語で同じ題名の歌があるぞ、『めぞん一刻』の主題歌は、この本と何か関わりがあるのかしらと、一人ひそかに楽しみながら注文しました。

 日本では、『対訳 フランス語で読もう「異邦人」』(リンクはこちら)が発売されていますが、日本から取り寄せると、関税や送料が法外な金額になります。アマゾンフランスで、今もフランスの読者に人気が高い作品であることを確認し、アマゾンイタリア上の、「それほどフランス語の力がなくても、あまり苦労せずに読める」という読者の評価に励まされて、どちらも比較的薄い本でもあるため、購入に踏み切りました。

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 翌々日、8月2日に届いたのは、『海底二万海里』です。『八十日間世界一周』がおもしろかったので、引き続き、何かジュール・ヴェルヌの作品を読もうと思いました。フランス語の本について、圧倒的に読者の感想・評価の多いアマゾンフランスで、ジュール・ヴェルヌの数多い作品の中から、高い評価が最も多い2冊を注文したのですが、うち、こちらが先に到着しました。

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 そして、8月5日月曜日になって、最後に届いた1冊が、やはりジュール・ヴェルヌの『神秘の島』です。ジュール・ヴェルヌファンの夫が、中で1冊と言えばこれと推薦した本でもあり(イタリア語での題名は、『L’Isola misteriosa』)、アマゾンフランスでも、44人もの人から高い評価がありました。「完全版だと思ったのに、簡約版だったのでがっかりした。アマゾン上でいずれかを見分けるにはページ数を手がかりにするしかない。」というコメントがあったので、ページ数なども比べて、また、文庫シリーズや本の解説をよく読んで、紹介ページに924ページとあったこの本を選びました。届いた本の裏を見ると、「Texte intégral」と書いてあります。

 昨日届いたぶあつい本を見て、夫が驚いていました。夫が読んだ本はこんなにページ数がなかったそうなので、簡約版だったのでしょう。自分も読んでみたいけれど、遠い昔に習ったフランス語で書かれた本を読むには、時間もかかるし苦労しそうだと、言っていました。

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 今、『八十日間世界一周』の前書きを読み終えようとしているところなのですが、最初は演劇のための脚本であったとか、ジュール・ヴェルヌがもともと劇作家であったことが分かり、とても興味深いです。この前書きを読み終えたあとは、ご覧のようにジュール・ヴェルヌの作品は、本文だけでも、『海底二万海里』が595ページ、『神秘の島』が832ページと、とても長いこともあり、ジャンルと気分を変えて、『異邦人』を読むつもりでいます。『異邦人』は183ページで、『悲しみよこんにちは』は154ページです。

 というわけで、今年の夏は、フランス文学とフランス語に親しむ夏となりそうです。ジュール・ヴェルヌの2冊がそれは長いので、4冊読み終えるには、夏どころか今年いっぱいかかってしまいそうな予感もするのではありますが。

 ちなみに、今回わたしが驚いたのは、7月31日に、この4冊のフランス語の本とカーテンを一括注文したのに、この五つの商品のうち、『異邦人』と『悲しみよこんにちは』だけが、同じ便で届き、後はすべて別々の小包で届いたことです。アマゾンイタリアは、イタリア国内であれば、19ユーロ以上購入すれば送料が無料なので、今回、わたしは送料を払っていません。10ユーロさえしない本を、別々の便でていねいに送ってくれて、わたしはありがたいのですが、送料の方がかかっているのではないかしらといぶかりました。ちなみに、最後に届いた『神秘の島』だけは、フランスから発送されています。宅配の方によると、アマゾンは倉庫が各地にあるので、別々の場所にある商品をいちいちまとめずに倉庫から直接購入者に送っているのではないか、ということでした。

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Arrivati quattro libri in lingua francese!

"L'étranger", "Bonjour tristess" & due romanzi di Jules Verne , "L'île mystérieuse" (832 pagine!) e "Vingt mille lieues sous les mer" (595 pagine!).
Così quest'estate posso godere la lettura della letturatura francese. Riuscirò a finire tutti e quattro i libri entro questo anno?
J'ai finit "Le Tour du monde en quatre-vingts jours". Je suis adulte mais je l'ai lu pour apprendre le français et je le trouve très interessant. Donc j'ai acheté les autres quatre livres en français; "L'étranger", "Bonjour tristesse" et les autres deux romans de Jules Verne, "Vingt mille lieues sous les mers" et "L'île mystérieuse". Je suis japonaise et j'étudie le français depuis un an et demi. Cependant j'habite en Italie, je connais bien l'italien et l'anglais et la connaissance des deux langues m'aide à lire des livres en langue française.
Donc cet été je jouis de la littérature française!
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関連記事へのリンク
- フランス語で読む夏1

LINK
- Amazon.it – A. Camus, “L’ètranger”, Collection Folio (€4,59)
- Amazon.it – F. Sagan, “Bonjour Tristesse”, Pocket (€4,16)
- Amazon. it - J. Verne, "Vingt mille lieues sous les mers", Folio classique (€8,00)
- Amazon.it - J. Verne, "L'île mystérieuse", Folio classique (€8,88)
↑ アマゾンにおける本や電化製品の値段は、刻々と変わり、掃除機を買ったときには、その値の変動の激しさに驚きました。(こちらの記事の追記参照)本の場合はそこまで値段が変わらないと思いますので、参考までに現時点での価格を挙げておきます。

 ちなみに、わたしがアマゾンイタリアで7月31日に注文したときの価格は、上から順に€4,85、€4,54、€8,00、€7,79でしたから、1冊を除いて、すでに値段が微妙に変わっています。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-08-06 23:02 | Film, Libri & Musica