2013年 11月 05日
カプレーセ・ミケランジェロの栗祭り
前日、チッタ・ディ・カステッロの町を散歩していて、この案内ポスターに魅かれたからです。村の名にミケランジェロとあるのは、カプレーセが、ルネサンスの巨匠、ミケランジェロの生地だからです。
量り売りの栗やマロンがずらりと並ぶそばに、栗の種類が分かりやすいように、こんな説明があります。
まずは焼き栗を買って、食べました。紙をくるりと巻いて、いっぱいに盛った栗が、3ユーロです。
マロンクリーム、栗のリキュールも販売されています。
このCastagne alla Fiammaは、栗にワインや砂糖を加えて焼いたもので、ほんのりと甘くておいしかったです。他にも、栗やマロンクリームを使った、いろいろなお菓子が並んでいて、夫と二人で半分こして、味を見ました。
この辺りの山は実りが豊かで、秋には栗だけではなくポルチーニも見つかります。というわけで、この季節の山の幸も、こうして売られていました。
他にも、ハチミツや
チーズ、サラミなどの地域の特産物や、衣類など、さまざまな出店が並んでいました。
こんなふうに、赤や黄色の木の葉や栗で、秋らしさを演出している店が多かったです。ハロウィンが近かったので、カボチャの飾りもありました。
村の人が協力して、料理を作り、ふるまっている店で、昼食を取りました。
わたしが食べたのはキノコソースのタッリャテッレとローストポテトです。麺はゆでが足りずに固かったのですが、キノコソースにはポルチーニも入っていたようで、おいしかったです。
村の木々の紅葉がきれいです。
テラスで花が元気いっぱいに咲いている家があって、それはきれいでした。
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La Festa della Castagna a Caprese Michelangelo 27/10/2013
Diversi negozi con i doni dell’autunno: castagne, marroni, porcini.
Si vede l’autunno anche nelle decorazioni degli stand e nelle foglie degli alberi.
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イタリアの栗も美味しそうですね~♪
焼き栗のほくほく感伝わってきますよ(*^_^*)
栗にワインや砂糖を加えて焼いた?どんな味か想像がつかないです。
栗のはちみつには、目がない私ですので、羨ましいです。
チーズとの食べ合わせが最高ですよね!日本ではあることはありますが、手に入りにくいはちみつです。
生栗のネット入りが半端ない量ですね~日本では、せいぜい1kg入りでしょうから、その何倍でしょうか?
生ポルチーニも、私は見たことのないので珍しいです。
秋を満喫されてますね。❤
うちの義父母は例年10月には、シエナのアミアータ山近くの栗林にバス旅行に出かけて、大袋いっぱいに栗を拾って帰るのですが、今年は参加しなかったようです。ネット入り、確かに量が多いですよね。
生ポルチーニ、いつか見られるといいですね♪
ありがとうございます。継続は力なり。最新号が第90号なので、とりあえずは第100号まで、きちんと定期的に発行できるように、頑張ります!
栗やキノコ、おいしそう~♪
先日のチョコレート祭りと言い、イタリアではおいしそうなお祭りがいろいろあって楽しそうですね♪♪
メルマガ、600人達成おめでとうございます☆
すごいですね。なおこさんの語学や文化の相互理解に対する真摯な取り組み、尊敬いたします。
じつは、私も10数年前まで、語学に関連した会社に勤務していて、なおこさんと同じ99年ごろはイタリア語もかじっていたのです(かじっただけで終わりました・笑)
外国語を習得することって、
いろんな疑問や戸惑いなども多いですよね。
とくに、その国で、生きた言語としての交流が必要な場合はなおさらだと思います。
なおこさんのなさってこられたことは、
そういう方々にとって本当に心強いものだと思います。
これからも、がんばってくださいね☆
ありがとうございます。ということは、すずさんも私と同じで、その頃に方向転換をされたんですね! 言葉はかじるだけでも、その言葉を話す文化を知ることになり、ひいては自分たちの母語や国を改めて考えるいい機会になると思います。すずさんも情熱を込めて、心を込めて、お花の装飾やアロマに取り組んでいらっしゃるので、気持ちや意図を分かっていただけるのだなと、ありがたいし、うれしいです。昔高校教員として取り組んでいた人権教育、日本でもイタリアでもまだまだ必要だな、何かできたらという思いも実はあるのです。本当にありがとうございます。これからも頑張ります♪