2014年 01月 01日
パエリアで迎春2014

すでにパエリアを作っていた友人たちにあいさつをして、サラダやピンツィモーニオを準備しました。

パエリアができあがりつつあります。人数分だけ入る大きな鍋やフライパンがないので、四度に分けて調理します。

子供たちはゲームで楽しんでいます。わたしたちも後で参加したのですが、サイコロでいくら駒を進めても、蛇の頭に当たってしまうと、しっぽのところまで後戻りになるので、なかなか勝負がつきませんでした。

大晦日の晩、イタリアでは、お金がたくさん懐に入ってきますようにと、レンズマメとザンポーネのスープを食べる慣習があるのですが、今回はそういうスープの他に、レンズマメとフェタチーズ、スモークサーモンで、きれいに新年、2014年を書いている友人がいて、これはいいアイデアだなと思いました。

料理が準備できてから、会場になっていた、こちらのかわいらしい木の家に移動しました。

全員が集まったのは午後9時過ぎで、それまでは、前菜にと、サラダやクロスティーニを少しずつ食べました。例年、新年を迎えるパーティーでは、義弟の奥さんが、エクアドルの慣習に従って、実物大の人形を作り、かがり火を焚いて、年が去りゆくと同時に燃やしています。今年は、義弟夫婦はエクアドルで新年を迎えるため、友人が子供たちと一緒に、人形を作って持参しました。

全員が集合し、いよいよ待ちに待ったパエリアを食べる時間になりました。

これはおいしいと、歓声と作った二人への賛辞が飛び交います。貝や海老が苦手なわたしは、別に作ってくれた鶏肉だけのパエリアを食べました。

パエリアの後は、チョコレートケーキやイチゴのティラミスなど、手作りのおいしいデザートがずらりと並び、食べ過ぎになると知りつつも、ついつい手を伸ばしてしまいました。

大きく赤々と燃える火の傍らで、線香花火をともして遊んでいます。日本では花火は夏というイメージがあり、火が出るほうを下に向けてじっとしていなければいけないと思うのですが、こちらでは大人も子供も、火のついた花火を持ったまま走り回ったりします。最初は驚いたのですが、今はかなり慣れました。

赤いハート型の天灯に火をともして、空の高みまで飛ばしていきます。

さまざまな思いと共に、2013年が終わりを告げ、カウントダウンの後は、スプマンテで乾杯し、ブドウを食べました。新年の訪れと共に、四方で花火が打ち上げられます。

そのあとも天灯を空に放ち続け、なかなか地面を離れず、木々の辺りをさまよっているときは、皆で、頑張れ、空高く上れと、口々に声を上げました。あかあかと燃えながら上っていく天灯が、新年に託した皆の希望や抱負を象徴しているような気がしました。
******************************************************************************************
Al Via l'Anno 2014
ciascuno con i suoi propositi, con le sue speranze,
vola alta la lanterna, rosso il colore, cuore la forma,
portando le speranze segrete o condivise verso il cielo.
Bello salutare l'anno nuovo in compagnia,
condividendo la gioia, l'allegria e i piatti squisiti.
******************************************************************************************



楽しい年越しの様子が画面から伝わってきました!!
私は今年はこじんまりと少人数で年を越したのですが、
皆で盛大に年を越すと言うのもまた楽しいですよね♪
それにパエリアを作って下さったお友達がいらしたとは、最高ですね~^^
赤いハート型の天灯は初めて見ましたが、空に舞い上がって行く姿は格別ですね! どうか2014年がなおこさんにとって素晴らしい1年になりますように。今年もどうぞよろしくお願いします!
イタリアのお正月は、日本と違いお仕事は普通にあるのですね!
それでも、年越しのパーティーは、むしろ日本より派手にやるという印象です。なかなか、興味深いです。(*^_^*)
パエリアって大勢で食べるとなお美味しそうです。エビの量が半端なく多い~~絶対美味しいですよね~♪
そして、皆さん手作りのケーキもアットホームでいいですね~。
たくさんの素晴らしいお友達との何よりの年越しで、素敵な時間を過ごされましたね。なおこさんご夫婦のお人がらが解ります(*^_^*)。
どうか、今年もブログをとおしてよろしくお願いいたします。
みんなでにぎやかにお料理を楽しんだり、
カウントダウンや乾杯、
花火や火を灯しての迎春は、
楽しくて人との温かなつながりを感じられて明るい気持ちになりそうですね。
イタリアの素敵な年越しを、
なおこさんのブログを通して少し覗かせていただいた気がして、
私も明るい気持ちになりました☆
なおこさんたちにとっても、
素敵な2014年になりそうですね。
今年もイタリアからの素敵な記事、楽しみです♪
Piatto unico、一皿で栄養も十分に取れるし、ということで思いついたそうなのですが、皆おいしいおいしいと喜んでいました。でも一皿で足りるかなと、皆でいろいろ野菜料理やデザートを料理して、結果的に食べ過ぎたのですが、年末年始はそれもありかなと。天灯は、打ち上げているのを遠くから眺めたことはあるのですが、こんなに近くで見るのは初めてで、そうして新年に打ち上げると、夢よ高く上れと願っているようでいいなと感じました。
ありがとうございます。まさみさんご一家にとっても、新しい1年がすてきな、うれしいことの多い年でありますように。こちらこそ、新年もどうぞよろしく!
リミニはアドリア海岸にあるので、新鮮な魚介類が安く手に入るようで、友人たちが市場で買って準備をしてくれました。手作りのおいしいデザートが並ぶ中でも、日本のショートケーキがなつかしいわたしは、マスカルポーネに生クリームも加えた、いちごのティラミスがうれしかったです♪ 砂糖も乳製品も、ダイエットと花粉症の敵と知りつつ、ついついたくさん食べてしまいました。
こうやって、いろいろ企画して、招待してくれる友人がいるのは、ありがたいなと思います。こちらこそ、新年もよろしくお願い申し上げます。
楽しい年越しですね~。天灯ってステキ!初めて見ました。イタリアのほかの地域でもやっているのかな~?
弟さん夫婦がいなくても、お友達が人形を用意してもってきたって、エクアドルの習慣がイタリアに根付きましたね(笑)
今年も楽しみにブログに通わせていただきます☆なおこさんにとって、ステキな1年になりますように!
ありがとうございます。とすかーなさんにとっても、新しい年がすてきな年でありますように♪
今年もたくさんのイタリア情報、楽しみにしております。
イタリアにも「おせち」のようなものがあるの?と聞かれ答えられなかったのですが、レンズ豆を食べる習慣があったのですね!
イタリアの普通の人々の普通の生活をnaokoさんのブログから知る事が出来て嬉しく思います。
どうぞ本年も宜しくお願いいたします。
レンズマメは大晦日の晩に食べるので、お節というよりは年越しそばに当たると言えるような気がします。日本では長寿を、イタリアではお金が入ることを祈って食べるというのがおもしろいですよね。新年には、年が訪れてすぐ、真夜中過ぎにスプマンテを乾杯して、ウンブリアやロマーニャでは、ブドウや干しブドウを食べる慣習があるようです。イタリアはなにせ国土が統一されたのは1861年の話で、それまでは小国あるいは大きな近隣諸国の領土として行政的に分割され、よって言葉も食文化も各地で大いに違うので、それぞれの土地にまた違った慣習があることと思います。
こちらこそ新年もよろしくお願い申し上げます。