イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

画面見ないで睡眠取ろう、フランス語問題集3か月ぶり

 月曜日の晩、去年の11月30日以来、実に3か月ぶりに、フランス語検定、DELF対策の青い問題集、『Réussir le DELF B1』を勉強しようと思ったら、

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 問題集の中にも、箱に並んだCDの中にも、音声CDがありません。まだ最初の聴解問題を解いているところなので、いったいどこにあるのだろうと、ひどく焦ったのですが、思いついてパソコンの画面から調べてみると、実はずっとパソコンの内部にしまわれていたのでした。

(3月12日水曜日の夕方から、我が家では、固定電話もインターネットも使えない状態が続いています。テレコムに問い合わせると、電話交換局に故障があり、48時間以内に復旧するとのことだったのですが、さて、いつ復旧するやら。インターネットに接続でき次第、12日に書いたこの記事は、この日づけで送信する予定です。)

 昨年から、そして、月曜日は1日中、ずっと手をつけなければと考えていた問題集に、CDを見つけてようやく取り組むことができたのは、午後10時で、添削を終えて、問題文を音声の後について3度読んだら、11時を過ぎてしまいました。そうして、そうやって夜遅くに解いた問題の主題が、睡眠不足に関わる諸問題(les problèmes liés au mangue de sommeil)なので、何だか笑ってしまいました。記事中には、過去50年間で、フランスは平均睡眠時間が1時間半も減少し、その主要な原因として、les écransと(特に職場での)ストレスを挙げています。les écransが何かは知らなかったのですが、続いてLa télévision mais surtout Internet.とあったので、文の内容は、聴いて理解することができました。

 添削の際に辞書を調べて、
écran m. 1.(映画・スライドなどの)スクリーン
     2.(テレビ・パソコンなどの)画面ディスプレイ、モニター
という意味だと知りました。

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 慢性の睡眠不足が健康に与える悪影響を述べたあと、睡眠不足を解消するための方法が、具体的に説明されているのですが、その中に、「寝る前に、(テレビやパソコンなどの)画面の前で過ごす時間を制限すること」(limiter le temps passé devant les écrans avant de dormir)とあります。そして、「寝しなに読む良書を手に取るのがいい」(Mieux vaut prendre un bon livre qu’on lira au lit!)とあります。

 確かに、パソコンの前では、ブログの記事を書いたり読んだりして、ついだらだらと夜更かししてしまうこともありますが、床で読む本の場合は、よっぽど続きが気になったり、心配事があったりしなければ、しばらくすると心地よい眠気に襲われて、消灯となります。パソコンの前に長く居座りすぎて、本を読むには遅くなり、読まずに寝てしまった日も、先月は何日かありました。

というわけで、月曜日は、久しぶりに問題集を解くことができたと同時に、日々の生活習慣についても、見つめ直すことができたのでありました。パソコンの前で夜更かししてはいけないことは、何もこの文を読まずとも承知していたのですが、読んでみて改めて、夜中にパソコンの前に長居をするまいと、意を新たにしました。

関連記事へのリンク
- 語学検定と言語観、ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR) (20/4/2013) 
↑ 4月に購入していたDELF B1の問題集2冊。 
- 南仏キャンプとB1問題集
↑ 昨年10月、青い問題集に取り組み始めたときの感想。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-03-12 23:59 | Francia & francese | Comments(0)