2014年 03月 30日
時計の針は合っていますか
翌日の今日、夫たちは、近くの町で行われた農業講座に出かけ、わたしは友人宅に残って、友人のお母さん宅で、友人とその兄君とも一緒に、4人で昼食を取ることになっていました。ところが、昼食は午後1時からだと聞いていたのに、5分前になっても、友人が出かけるそぶりがありません。尋ねると、すでに1時だと知って、驚いていました。目覚まし時計こそ、奥さんが1時間針を進めて夏時間に合わせたものの、居間の時計はまだ冬時間のまま、つまりまだ正午になっていたのを、友人はてっきり時計が合っているものと、つまり、夏時間で正午なのだと思い込んでいたのです。慌てて、友人のお母さん宅に行くと、ところが母君は、夏時間に切り替わるということをすっかり忘れていて、まだ正午だと思い込んでいました。友人がお兄さんに連絡すると、兄君もやっぱり、まだ夏時間に時計を合わせておらず、まだ正午だと考えていました。
毎年のことではありますし、テレビニュースでは当日さかんに夏時間に変わることを言い立てるのが常ではありますが、わたしも最近はニュースを見ることが少ないので、前日に夫から聞いていなければ、夏時間に変わることを、忘れるところでした。約10年前、ほぼ毎週の日曜日に、夫の家族から、夫の恋人として昼食に招待されていたのですが、日曜の朝、夏時間に切り替わったとも知らず、いつものバスに乗るつもりで準備をしていたら、わたしの乗ったバスが到着するバス停で待っていた夫から、「どうしてバスにいなかったんだ。」と電話があり、それで初めて、夏時間になったと気づいたこともあります。
イタリアに長く暮らしている方は、夏時間には慣れていることと思いますが、現在イタリアを旅行中・留学中の方の中には、テレビや新聞でニュースを見る機会がなく、夏時間に変わったことを、知らないままの方がいらっしゃるかもしれません。どうかそういう方が、電車やバスに乗り遅れたり、飛行機を逃したりすることがありませんように。写真は、2年前にパリを訪ねたときに、オルセー美術館の時計を、館内から撮影したものです。
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E' mezzanotte e ventiquattro del 31 marzo.
Avete già regolato tutti gli orologi?
Qualcuno è rimasto ancora nel 30 marzo, prima di mezzanotte?
Domattina non perdete i voli, i treni e le lezioni importanti!
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イタリア人の方でも夏時間になる時は、注意してないと忘れてしまうのですね!時間のことは、当たり前的な感じでいつもは気にしていませんが、ヨーロッパを旅行している時は、要注意だなと思いました^^。
大変ですが、これからは日が暮れるのが遅くなり夕方からの時間を楽しめるので羨ましいです。お彼岸を過ぎてこちらも随分日が長くはなってきてはいますが・・・。夏時間のヨーロッパ旅行へ行くと、日が暮れるのが遅くていつまでも散歩が楽しめたりするので時間が有効に使える気がします(*^_^*)
一方で、パリでセーヌ川遊覧をしようとした時、夜景が見たかったのでその時間に合わせると少し夜遅くになってしまい困りましたが・・・(笑)。
なんでも一長一短ということでしょうか(笑)。
そういえば、ロシアは昨年までサマータイムがなくなっていたらしいのですが、今年から復活するのだそうです。現地のガイドさんが、ほっとすると言っておられました。冬も夏時間だったようです。私が行った時は、もう白夜も始まっていましたから、生活に合わせないと不便だろうなと思いました。イタリアも夏時間突入なのですね。旅行者は相当注意をしないと交通機関など、混乱しますね。貴重な情報をありがとうございます。
日本は、今のところまだ夏時間制を導入していないので、
そういう習慣がない人はとくに、
切り替えの時期は、注意が必要ですよね。
時間って、本当に正しく認識していることが大切だなと、
思うことが、私もときどきあります。
遅ればせながら、
↓の記事、拝読させていただきました。
大変でしたね。
ご無事で、本当になによりです・・・。
命の大切さ、
生かされている命。
自分の命をいかに大切に、生かして生きていくかということ、
私も深く思うときがあります。
当たり前のように生きている今このときは、
本当は、決して当たり前ではないのですよね。
遠く離れた場所におられるなおこさんですが、
今日もこうして、
距離を越えて、
お元気に日常を伝えてくださること、
いろんな思いを共有できること、
本当にありがたく、嬉しく思っています。
今日も、ありがとうございます。
北ヨーロッパになると、夏は日暮れが本当に遅いですよね。6月のエジンバラで、午後10時にも空がまだ明るいのでびっくりしたのを覚えています。
ロシアではそんなふうに夏時間が導入されたりなくなったり復活したりしているんですね! ガイドさん、そういうお話もされるなんて、なかなか興味深いですね。わたしも、旅行中や留学中は、皆がニュースで時間が切り替わるのをチェックするわけでもないので、だれか困る人がいなければいいけれどと、少し心配してしまいました。
こちらこそ、ありがとうございます。命のありがたさ、大切さを、本当につくづくと感じました。この気持ちを忘れずにいたいものです。