イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

車の修理費の見積もり

 トヨタのディーラーで購入したわたしの車には、3年間、事故や故障で車が動かない場合は、無償で車を近くの修理工場まで運んでくれるという特典がついていました。あと2か月で満3年を迎えるアイゴは、これもまた不幸中の幸いで、この特典がまだ有効だったため、事故の後は、業者が車を崖から引き上げ、ただでディーラーまで運んでくれました。

 車の前部が大破しているため、もともと費用がかかるだろうというのは、覚悟していました。ただ、車のモーターやフロントガラス、車体の大半は無事に見えたので、何とか3千ユーロに収まりますようにと、願っていました。それが、見積もりの連絡があまりに遅いので、夫とディーラーに出向くと、とりあえずトヨタのディーラーが、交換や修理が必要な車内部の部品について、はじき出した金額だけでも3800ユーロで、さらに外部の自動車整備工が上乗せする費用を推測すると、合計が6千ユーロほどになるのではないかと言われていました。

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 週末に出会った友人の中には、雨の日に車が路上でスピンして大破し、見積もりが高いので、結局車を買い直したという人もいて、費用次第では、新車あるいは中古車に買い換えた方がいいかなと思う一方、交通事故の危険というのは、いつどこに潜んでいるか分からないものだと、改めて感じました。わたしの車はとても小さい上、最近は不況のためか、わたしの購入時よりも値段が下がり、8千ユーロ弱での新車販売広告を見かけたこともあります。ただ、免許ではマニュアル車には乗れても、日本に住んでいた頃から、オートマ車ばかりに乗っていたので、イタリアでもオートマ車にしたのですが、それだけで、2千ユーロ、値段がはね上がります。

 夫は、ディーラーでの修理は高いから、夫自身がいつも利用している自動車整備工でも、見積もりを頼むようにと言いますが、ディーラーが言うように、車はまずは実物を見ないと、ディーラーが作成した一覧表だけでは正確な見積もりは出せないでしょうし、壊れ果てた車を、見積もり依頼のために、うちの近所にある自動車整備工に運ぶにも、費用がかかります。それに、受けた衝撃の大きさを考えると、ディーラーの方が安心です。

 今朝の電話では、「値引きをいろいろ試みて、税も含めて、5400ユーロで、修理を引き受けますよ。」とのことでした。ひょっとしたらと覚悟していた6千ユーロよりは安いのですが、最初にこれで収まればと望んでいた3千ユーロは、はるかに超える金額です。5400ユーロを、1ユーロ145円として換算すると、78万3千円です。新車の半額で、同様の中古車は、修理代より高くつくと聞き、また、命を守ってくれたアイゴへの愛着や感謝の気持ちもあって、ディーラーで修理を頼もうと半ば決意しつつ、「わたしとしては貴店にお願いするつもりですが、夫と話し合ってから、決断するつもりです。」と、その場は電話を切りました。職場の夫に電話をすると、やはり、「ディーラーは高いから、他の業者に見積もりを頼んだ方がいい」とのことであり、さらに、「もし、ディーラーに任せるなら、5000ユーロまでは値切らなければ。」と言います。新車購入時ならともかく、修理費も値引きが期待できるのだろうかといぶかりつつ、インターネットで調べてみると、ディーラーにせよ一般の業者にせよ、見積もりは高めに提示しがちとあり、ディーラーの言う金額をそのまま支払うことにも、値引き交渉をすることにも、ためらい始めました。

 改築費用がかさむ上、わたしの仕事も不安定で、システムキッチンを発注する代わりに、夫自身が友人の助けを得て、台所を造ったり、わたしももう少し収入が増えるまではと、日本への帰国を見合わせたりしていた中で、起こった事故です。これだけのお金があればと思い、また、せっかく軍外国語学校の日本語の授業や、今週2日入っている同行通訳で、これからしばらくは、安定した収入が期待できるのに、その3か月の報酬をすべて合わせても、修理費がまかなえそうにない状況です。幸い、日本で働いて貯金していたお金でなんとか急場をしのげそうですし、ここは、命が助かったこと、本当に大切なものは何かを見つめ直す機会をもらえたことに感謝したいと思います。

 だれに修理を依頼するか決める前に、まずは、いろんな人に相談をして、情報を収集するつもりでいます。

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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-04-02 23:59 | Altro