2014年 04月 29日
藤の花降る古の道
門は、今、みごとな藤に飾られています。
雨のしずくと共に、藤の花が流れるように、天から降りてきています。
ローマを、そして、サン・ティアーゴを目指す人々が行き交った古の道は、今はペルージャ大学農学部が手入れをし、運営している中世植物園の中を通っています。
夫によると、この藤の樹齢は、100年か150年くらいだろうとのことです。
歴史ある修道院の壁を伝うように育った藤は、
美しい花で門と壁を包み込み、かつての旅人がペルージャの町の出入り口である門をくぐったときの感慨に負けないだけの感動を贈ってくれます。
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Verso Santiago, verso Roma
nel medioevo i pellegrini camminavano passando questa porta,
ora ornata da una cascata di glicine.
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圧巻ですね。これはなおこさんシャッター切ってしまいますよね!
そして古い建物に花の色(私には何色か説明できない美しい色)が映えて相性もいい。樹齢150年だとしたら、イタリア統一時期くらいですかね。彼らは歴史をみてきたんですね、ひっそりと。
私、イタリアに来て藤の花が普通にあることを知りました。てっきり日本のイメージがとても強かったし、藤あや子さんのイメージが強かったし(笑)、演歌って感じが・・・・
フィレンツェの藤の花も見事なところがあったのですが、どうも思い出せないです。何とか時期が終わるまでに思い出せればいいのですが。
確かにイタリア統一の時期ですよね。そう言えば、元修道院の敷地であったこの庭の道路をはさんだ正面には、ちょうどイタリア統一の時期、1859年に、ようやく長い教皇支配から抜け出せたことを祝うためか、ペルージャのシンボルであるグリフォンが教皇の帽子を踏みにじっている像があります。いろんな歴史を思うと興味深いですね。
フィレンツェの藤の名所、また思い出せたら教えてくださいませ♪
ではガリバルディの頃なんですね!私は、恥ずかしながら世界史というものをとっていたにもかかわらず、不勉強であまりよく覚えていないのです(^^;イタリア旅行した時にツア―で一緒した方が元世界史の先生で、ガリバルディがとっても好きな人で、建国の父でとっても偉い人なのと言っていたのを思い出します~(^-^)
日本にある藤は、自然にあるのは別にして、ほとんど藤棚になっているのでこのように建物に直接這わせてあるのは珍しいです(^-^)
本当に素晴らしい藤を見せていただきありがとうございます♪
花も、ノート風になっているところも、日記や写真を撮られる直子さんらしくて、ピッタリですね♪
ピサもピサ大学が運営している植物園があります。
日本で一般に開放している有名どころの植物園の所有者は市だったりして、大学が所有するというのが私には珍しかったんですが、研究する学部があると普通なのかしら。
ピサにも植物園があるんですね! 夫が好きなので、外国やイタリアの他の町を訪ねると、必ず植物園に行くのですが、国や場所によって、見られる植物も配置の仕方も違っていて興味深いです。
農学部の藤ですね☆
あのときも、すごいなあと思いましたが、
お近くで撮られたお写真は、
さらに美しさを感じますね☆
日本でこんな滝のように咲いている藤は、
写真でも見たことがありません。。。
100年以上もの樹齢を誇るなんて・・・
感動的ですね。
美しい藤のお写真を拝見できて感激しています。
テンプレートやプロフィールお写真もリニューアルされたのですね。
なおこさんのブログに、よりお似合いな感じがします♪
ありがとうございます。エキサイトのブログトップのリンクに誘われて、変えるつもりはなかったのですが、変えることにしました。わたしも気に入っています♪
はじめまして。訪問とコメントをありがとうございます。ラジオ講座のイタリア語は、少しずつ音声や表現、文法に慣れるのによくできているのではないかと思います。イタリア語の勉強を始めた頃、日本ではNHKラジオの電波が届かないところに住んでいましたので、ドイツ語講座の内容から推測しているのではありますが。食文化や街並みも、イタリアの魅力ですよね。
学校での国語の成績やテストの点を上げにくいのは、国語の力というのは、他教科と違って、単に学校で学ぶことだけではなく、それまでの長い人生において培われた日本語の力、特に書く力・読む力と語彙力などを総合したものだからだと思います。今からでもいいので、お嬢さんの興味のある分野や内容について、本や新聞を読む習慣をつけること、日記は難しいかもしれませんが、家族新聞を作ったり、どなたかご親戚やご家族ぐるみでおつきあいのある方に手紙を書くなどの形で、書く習慣をつけることが役に立つはずです。(つづく)
逆に古典は、古典の世界の時代背景や習慣を知り、文型や語彙・文法を覚えてしまえば、実は点数はすぐに上げやすいのです。古文に興味を持ってもらうには、田辺聖子さんの『文庫日記』、現代文のための読書としては渡辺和子さんの『愛をこめて生きる』がどちらも読みやすく、心もつかみやすく、力もつくと思います。漢文の世界では、わたしは司馬遼太郎さんの『項羽と劉邦』を夢中になって読んだのですが、読み慣れていない人には難しいし、長いのでとっつきにくいかもしれません。漫画でいいので、『枕草子』や『小倉百人一首』の世界を、きれいな絵で分かりやすく描いたものがあれば、古文の世界の楽しさが分かり、また、当時の慣習や和歌の作り方も学べると思います。読書のすすめや小論文対策については、かつてブログ記事も書いていますので、よかったら検索して読んでみてください。
お嬢さん、少しずつ国語の力がついていくといいですね。