2014年 05月 07日
その手には乗らないけれど気にはなる
お得と言っても高いには決まっていると思いつつ、それでもディーラーを訪ねたのは、今日はちょうど、別の店に頼んでいた修理費の見積もりを聞きに行く予定になっていて、この店とディーラーが至近距離にあるからです。
それにしても。
本来は、18650ユーロするヤリスのハイブリッド車が、今日にも使い果たされるかもしれない奨励金を使えば、ディーラーが事故車を1000ユーロで引き取ってもくれるため、13800ユーロですみ、しかも、4年間にわたって分割払いをして購入できる。
本来の値段から、いくら5000ユーロ安い値段で買えると言ったって、元値が高いので高い買い物になるのに、5400ユーロの修理費見積もりにためらっているわたしに、どうしてこういう提案ができるのかが不思議です。それでも、「修理費の支払いと違って、分割払いが可能」だとか、「奨励金が使えて、今日中なら本当にお得」とかいう誘い文句に乗せられて、こういう状況で、ついつい高い車を買ってしまう人もいるのだろうなと思います。
5400ユーロに頭を痛めているのに、それでも、もともと砂利道でハンドルを取られたのは車が小さかったためなので、ヤリスの方が安全そうだとか、ペルージャ市との約束で、ハイブリッド車は向こう3年ZTL内の青線の有料駐車場にも無料で駐車できるとか、最初の5年は自動車税がかからないとか、1リットルのガソリンで25km走るとかいう言葉には、やはり心を引かれました。
もともとは、ディーラーや純正部品が安心だからと、どんなに高くてもディーラーに頼むつもりでいたのが、3年前の購入金額の半額にもなる修理費用の見積もりに驚いて、別の店にも見積もりを頼むことにしました。月曜日に電話すると、その見積もりはようやくできたものの、「部品だけで大変な金額になるけれども、何とかいろいろと工夫をすることはできます。電話ではびっくりされてしまって、誤解も生じかねないので、金額は電話ではなく、来店されたときにお話します。」とのことなので、今日夫と足を運びました。故障していて購入せざるを得ない、トヨタの純正部品そのものの価格がとにかく高いので、どうしても見積もり金額が高くなってしまうのだそうで、純正部品を使うのであれば、割引前の価格は、なんとトヨタがはじき出した見積もり金額以上になって、それでも、割引後は、税込みで5000ユーロでいいとのことでした。ただし、実は、もしトヨタのディーラーに修理を頼まない場合には、トヨタに見積もり代として、142ユーロだったかを払わなければいけないので、金額にほとんど差がありません。
けれど、実は、トヨタのアイゴは、実は、プジョーの107やシトロエンのC1と基本的な構造はほぼ同じで、なのに同じ部品が、トヨタのものは他社に比べて価格が倍になっているものもあるそうなので、この本来はこの3台に共通のそっくり同じ部品なのに、単にトヨタの純正部品として売られているから高い部品の、プジョーやシトロエンでの値段を聞き、安いものを利用することでかなり値段が抑えられそうだとのこどです。
というわけで、これでどれだけ値段が安く上がるかに期待したいと思います。あ、そう言えば、具体的にどんな部品が必要かを知るために、carta di circolazioneのコピーをファックスかメールで送るように言われていたのに、うっかり忘れてしまっていました。今夜はもう遅いのでまた明日。と言っても、正午まで授業があるので、送るのは午後になってしまいそうです。
Già il preventivo di 5400 euro mi fa esitare di riparare la mia Aygo al concessionario, eppure hanno pensato che io possa essere interessata alla Yaris Hybrid che costa 13.800 euro anziché 18.650 euro grazie all'ecobonus. "Solo entro oggi è ancora disponibile l'ecobonus", così mi hanno spiegato al concessionario, ma no grazie.
そうそう、アイゴっていう名前、件の知人が言うには「i go」の意味で付けられたのだそうですね。妙に感心してしまいました。日本にはない車なので、なおこさんの白いアイゴは、とても素敵に思うし、新車も勿論魅力的だけれど、アイゴには愛着もおありになるだろうし、修理費の目処と合点がいって、早く元通りの姿でお手元に帰ってくるといいですね。
車屋さんというのは、日本でも同じで、やっぱり新しい車を買わそう買わそうとします~(苦笑)。家の夫が以前乗っていたカローラですがある時エンジンが壊れて買い替えかな?という時たまたま同じ車に合う中古エンジンがあってエンジンをのせ変えて乗っていた時、ディ―ラ―の営業の方が何度も訪ねてきて新車にしてくださいと言ってきて夫も根負けしてまだ走れる車を
買い替えたということがありました(^^;。せっかくエンジンをのせかえてまで乗っていた車、1年ほどで新車にしたのは勿体なかったです~♪
なおこさんもよ~~く考えて納得のいく解決策をみつけてくださいませ~(^-^)。
本当に絶妙なタイミングでディーラーが新車購入の話を持ってきたのですね。その手には乗らない、とわかっていても気になってしまう気持ちが良くわかります!我が家の場合、私の方がこの手の話に直ぐに乗ってしまうタイプなのですが、夫がブレーキをかけるタイプです(笑)
それにしても、トヨタの純正部品はやはり高額なのですね!
代替部品で金額を安く抑えられるのはやはり魅力的な話ですね。
わたしは車は長く大事に乗る方で、修理が必要なほどの自損事故というのは、これまでしたことがなかったので、イタリアでは最初から新車を買ったのですが(日本で持っていた車も入れると3台目)、こういう事故に遭うと、やっぱり修理代が高いなとつくづく感じています。学校の同僚の他の言語の先生が、それだけあればもっと新しい中古車を買える場所があるよと耳打ちしてはくれるのですが、アイゴにも、そうなんです、愛着がありますし。
ディーラーの売らんかなの姿勢は日本でも同じなんですね! そう言えば、かつて日本の同僚に、3年ごとに車を買い換えていて、経済的にもそれがいいんだと言っていた人が何人かいましたっけ。ありがとうございます。早くアイゴが戻れる日を楽しみにしています。
ありがとうございます。壊れたアイゴ、わたしの命を守ってくれたアイゴをちゃんと修理して、大切に大切に乗るつもりでいます♪
トヨタの純正部品が高額なのは分かるのですが、チェコの工場で、基本は皆そっくり同じ部品を作って組み立てられているようなのに、その3台で共通するまったく同じ部品が、業者によってここまで違うというのも、何だか不思議です。やっぱりトヨタは、他の欧州の自動車会社に比べると、顧客や売り上げ数が少ないので、部品代が割高になるのでしょうか??
車は簡単に決められる問題ではないですよね。しかも相手は商売だったり足元を見てくることも確かです。実際私の周りでも車の売買に関するトラブルもよく聞きます。旦那様に相談しながらどのような結論が妥当か決めるのが得策なのでしょうね。いい方向に進むように祈っています。
ありがとうございます。安全が一番大切ですし、ただでさえ改築で経済的には厳しい時期ですので、ゆっくりじっくり考えて選択するつもりでいます。