2014年 05月 14日
Qone8撃退、迷惑プログラム駆除法
Qone8撃退法を教えてくれたのは、こちらのページです。
- Chicche Informatiche – Come eliminare Qone8 dal PC | start.Qone8.com (25/4/2014)
Chicche Informaticheのサイトが、今回も、パソコンの危機を救ってくれました。設定を変えても、削除をしても、執拗にパソコンの画面に現れ続けたのは、この記事でも示されているQone8.comのページです。
まずはパソコン本体から不正プログラムを削除するために、Come rimuoverlo?(どうやって削除するのか)という題で始まる文章の2行目にある太字、adwcleanerのリンクをクリックして、この駆除ツールがダウンロードできるページを開きます。
その際、リンクして開いたページで、adwcleanerをダウンロードするためにクリックしなければいけないのは、ピンクで囲んだ右手中央に見えるDownload Nowというリンクですから、ご注意ください。その上に見える赤いリンクやRimozione Malware Gratisという文字は、スポンサーの宣伝ですから、クリックしないでください。
ダウンロード終了後、ソフトを起動すると、こちらの画面が現れます。Chicche Informaticheの記事では、英語で書いたアイコンが並んでいますが、わたしのパソコンに現れた画面は、イタリア語で書かれていました。とにかく、まずScansiona(スキャンせよ)をクリックし、スキャンが終わってから、すぐにPulisci(除去せよ)とクリックして、スキャンと除去の作業が終わるのを待ちました。
*追記1(5月15日)
adwcleanerについては、先月末からは日本語版も提供されていて、このイタリア語の記事内のリンクからダウンロードしても、日本語のWindowsで実行すると、日本語版になるそうです。なるほど、わたしのパソコンではイタリア語版になるのは、使用しているWindowsがイタリア語版だからなのでしょう。信頼できる無償ツールで、安心して利用できるとのことです。adwcleaner日本語版の使用法は、参照リンクの三つ目にご紹介しているページに、詳しく書かれています。
続いて、パソコンからだけではなく、ブラウザーからも削除するために、Chicche Informatichの記事中に、太字で、Eliminazione dal browser(ブラウザーからの除去)と題された部分の指示に従いましょう。本文2行目にあるquesto tool(このツール)という太字のリンクをクリックし、次々に現れる窓の指示に従い、最後に現れる黒いコマンドプロンプトの指示に従って、実行キーを押し、駆除が終わるのを、数分間待ちました。どちらのソフトも、作業中に開いている他のすべてのページや窓を閉じてしまいますから、大切な情報があれば、保存をしておいてください。
*追記2(5月15日)
「questo tool(このツール)」は、Junkware removal toolという無償ツールで、以下のページに、日本語で、使用法が詳しく説明されています。
- ネットセキュリティブログ - 不要なツールバー及び不要なプログラムを一括削除! 【Junkware Removal Tool】 使い方!
なお、以上の追加情報は、鍵コメントで教えていただいたものです。
わたしの場合は、この二つの駆除ツールをダウンロードして、除去をすることで、パソコンからもブラウザーからも、完全に不正プログラムを除去できたようで、執拗だったqone8の画面は、現れなくなりました。ただ、不正プログラムの種類や侵入の度合いによっては、除去のためにはさらに作業が必要な場合があり、その方法も、記事中に記されています。
わたしはChicche Informaticheの情報を信用して、「本当にいいのか」、「ソフトの安全性が確認できないけれど」という脅し文句にも関わらず、指示に従って、駆除することができました。本来は安全なはずの駆除ツールも、いろいろと窓を開けている間に、指示を理解しそこなうと、大変なことになりかねませんので、イタリア語に自信のない方は、イタリア人のご家族の協力を頼んだり、下にリンクを貼ったサイトによると、日本語版のソフトもあるようですので、それを利用するなどしてみてください。わたしと同様、こういう問題が起こって困っている方のお役に立てればと思って記事にしましたが、責任は負いかねますので、お一人お一人が、ご自分の責任で、駆除を試みてください。
参考までに、記事の最後に、わたしのパソコンに不正プログラムが侵入したきっかけや、わたしがこれまでに自分なりに取った対策についても、書いておきます。
4月23日に、イタリアの文学作品が参照できるサイトで、サイトを利用するのに必要なフリーソフトをダウンロードしたのですが、問題が発生したのはこのとき以降なので、それがきっかけで、この嫌なパソコンの害虫に取りつかれたと思われます。すぐにノートン360でウィルスをチェックしましたが、何度繰り返しても、「見つかった問題はすでに解決したので、今は何の異常もない」と、実際には異常が存在するのに、そういう結果が画面に現れるばかりです。仕方がないので、今度は、その日にダウンロードされたり更新したりされたりしたファイルやプログラムは、できる範囲で、アンインストールしたり、削除したりしました。と言うのは、どんなに試みても、アンインストールも削除もできないファイルがあったからです。インターネットオプションから、Internet Explorerで設定を初期状態に戻すことも試みましたが、問題はそれでも解決しませんでした。
わたしはブラウザーとしてMozilla FirefoxとInternet Explorerを利用しているのですが、インターネットオプションなどから、起動ページを何度も自分の好きなページに設定し直しても、ブラウザーを開くと、最初に現れるのは、なぜかQone8.comのページになっています。それでも、開始ページが違うくらいならいいかと、最近はあきらめて放置していたら、この数日、勝手に窓が開いて、おかしなサイトのページが開く数や頻度が増えてきました。夫に尋ねると、なんと夫も、しばらく前から、パソコンがこのプログラムに侵入されて困っているということです。
それで、今日になってようやく、インターネットで解決法を探すことにしました。イタリア語で、解決策を提示するサイトはいくつかあったのですが、不正プログラム削除のためにも、やはり何か無料の駆除ツールをダウンロードしなければいけないことは、容易に予想できました。そうして、その駆除ツールが、さらに問題を悪化させたり、駆除情報がいいかげんだったりする可能性もないとは言えません。そこで以前に、夫のパソコンが、やはりウィルスに感染したときに、その除去法を教えてくれた、http://www.chiccheinformatiche.com/の情報であれば信頼できると考えて、このサイトでQone8の削除法が見つからないかと検索しました。ちなみに、以前に駆除した不正プログラムは、偽のイタリア警察からの警告を表示して、罰金を要求するというものでした。(下記リンク参照)ページの言うとおりに、二つの駆除ツールをダウンロードして実行したら、パソコンからも、ブラウザーからも、比較的簡単に、長い間困っていた不正プログラムを削除することができました。このサイトの説明には、こういう不正プログラムは、単に、勝手に起動ページを変えたり、悪質ページに誘導したりするだけではなく、わたしたちがインターネットでどんなページを訪ねているかなどの個人情報も、どこのだれとも知らぬ第三者に横流しにしている可能性もあって、きわめて危険だとのことです。また、不正プログラムの侵入を防ぐには、フリーソフトをダウンロードする際に、いっしょにダウンロードされかねないソフトやプログラムについて、ウィンドウの説明や提示される条件をよく読むことが必要だとのことです。わたしも以前から注意はしていたつもりですが、今後はさらに、むやみに無料のソフトをダウンロードしないように、そして、ダウンロードする際には、現れる情報に十分に注意するようにするつもりでいます。
Oggi sono finalmente riuscita ad eliminare Qone8 dal mio computer!
Quella pagina invadente compariva ogni volta che accedevo ad Internet, mostrando diverse pubblicità immorali e di dubbia natura.
Ora il mio pc non è più affetto grazie al sito di Chicche Informatiche!
D'ora in poi sarò ancora più attenta di prima quando dovrò scaricare qualche software.
参照リンク / Riferimento web
- Chicche Informatiche – Come eliminare Qone8 dal PC | start.Qone8.com (25/4/2014)
- ブラウザハイジャッカー!Qone8.com ⦅start.qone8.com⦆ の削除方法について (2013/10/24)
- ネットセキュリティブログ - 不要プログラムに関する定番クリーナー! 「AdwCleaner 日本語対応版」に関する使い方について (2014/11/11)←記事が更新されています。
関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 警察装う悪質サイト / Attenzione al virus, pagina della finta Polizia (2012/10/28)
- Java更新を促す悪質ページに要注意 / Attenzione alla falsa pagina Java che richiede di scaricare gli aggiornamenti!! (2014/1/8)
- Java更新要求の本物はこちら / Pagina AUTENTICA di Java che richiede un aggionamento (2014/1/30)
- 他人が不正ログイン (2012/11/6)
- 警察から電話、不正ログインその後 (2012/11/08)
まあ、個々のトラブルは少しずつ違うので皆さん自分の判断で解決しなくてはいけないとは思いますが、悩んでいる方にはちょっと気持ち的に楽になると思いますよ(*^_^*)
はじめまして。こちらこそ、コメントを、そして詳しい情報も教えていただきまして、ありがとうございます。なるほど、adwcleanerを公開しているのはフランスの企業だったんですね! I agreeという英語と共にJ'accepteとフランス語が並んでいて不思議だたったのですが、それで合点が行きました。上の記事で紹介しているリンクからでも、ダウンロードして、日本語のWindowsで実行すると日本語になるのであれば、安心して利用できる方が多いと思います。この件については、ブログ記事の本文にも書き足しておきますね。本当にどうもありがとうございました。
それにしても、いつもこんな難題を一人で解決されるなんて、お偉いですね。なおこさんは国文系のみならず理数系にも優れておられて、やはり頭脳明晰な方なのだと感服します。こうして解決策をオープンにされることも沢山の方が参考にされて救われることだろうと思います。何にしても駆除が成功してほんとに良かったです。
大変でしたね。
無事に問題が解決できて、本当によかったですね。
最近、windowsXPのセキュリティサービス終了やIEに関する問題など、いろいろネットでの危険性を示唆するニュースが多く、
私も慎重になっています。
以前もなおこさんが書かれていた、
インストールしているソフトの更新を装った悪意あるものや、
さまざまなお知らせがPCには届いたりしますから、
本当に正しい情報かどうかの見極めが大事になりますよね。
いつもこうしたトラブル対策や注意喚起をなおこさんがしてくださるので、本当にありがたいです。
ネットは便利ですが、
危険も隣り合わせにあることを、
常に意識しておく必要がありますね。
ソフトを提供する人が、ソフトのダウンロードを無料にするために許可する広告やダウンロードの付属品の中に、こういう悪質なプログラムがもぐりこんでいるので、困ったものだなと思います。本当に気をつけないといけませんね。
「好きこそものの上手なれ」と言いますが、私はブログを書くぐらいなら容易いのですが、こういうことは全然わからないのです。
こういう時にコンピュータに詳しい人が近くにいると助かります。市場のバールのおばちゃんのご主人がまさにそれで何かあったときはやってもらっています。それでも変なウイルスに犯されてここ5年ほどで3台はつぶしました。なおこさんはいろいろ多才で羨ましいです。イタリア人もいろいろ家の電気系統とかすぐ自分で直しますよね。そういう生活の知恵というか、これって私とてもすごいことだと思うんです。
電気系統をちょっとしたことなら直せる人、うちの夫もそうで、助かっています。ありがたいですよね。