2014年 05月 19日
久しぶりのポルヴェーセ島2

この散歩道は、ラベンダーやセージなどのハーブや、バラが植わって、花も香りも楽しめるようになっています。ラベンダーの花が咲くのは、まだしばらく先のようです。

冒頭の写真に見える城塞や、水生植物園は、ふだんは閉まっていて、ガイドの案内つきでなければ、訪ねることができません。数年前に頼んだときは、夫と二人でも案内をしてくれた上に、料金も、びっくりするほど安かったように覚えています。

この日はどういうわけか、城塞も植物園も、無料で開放されていました。

中に入って、わたしは古城の風情や湖の眺めを楽しんだのですが、夫はうれしそうに、コオロギの鳴き声に耳を傾けていました。

この道の両側には、糸杉と夾竹桃が交互に植わった並木があります。数年前の夏に、ピンクと白の夾竹桃がみごとに咲いていたときに、ここを歩いて、夫と二人で感動したのですが、その数か月後に剪定されて、刈り込まれて以来、長い間育つことができず、枯れた枝が目立ちました。今年はようやく以前とほぼ同じ大きさまで育ったので、花が咲く頃が楽しみです。そして、二度とあんなひどい剪定をしないようにと願っています。

脇のポプラが大きく育ち、かつての門柱らしきものが、傾いてしまっています。

ポルヴェーセ島の、岸に近い散歩道を歩くと、以前は草が生えていたところに、水が流れたり、沼地になったりしていて、興味深かったです。

水生植物園では、思いがけず、もう睡蓮が咲き始めていて、うれしかったです。

空は曇っていても、色鮮やかな花に、心が躍ります。

ピンクの睡蓮もあります。
大好きなトラジメーノ湖に浮かぶ、大好きなポルヴェーセ島を訪ねて、幸せな気持ちで、帰途につきました。
関連記事へのリンク
- 蓮と睡蓮の競演 (9/7/2011)


ボルヴェーセ島、以前の写真と比べると水位の違いが一目瞭然ですね!やっぱり水は大切ですね~♪景観がまるで違います~♪
なおこさんが記念撮影されているオリーブの木も古そうで、歴史を感じる木ですね。なんだか絵になってますよ!
もうスイレンが咲いているのですね。日本でも咲いているかもしれませんが私はまだ見たことないのでなおこさんの記事が今年の初スイレンです(^-^)
御夫婦で素敵な時間を過ごされましたね~♪
私の心もゆったりと浄化されるような気持ちで拝見しました。
城塞や植物園が無料で開放されていたなんて、
ラッキーでしたね☆
もうコオロギの声が聞こえるのですね♪
↓の、イタリアらしい見事なオリーブや、赤いひなげし、
そしてバラのお写真なども、
とても嬉しい気持ちで拝見しました。
なおこさんのブログからは、
いつも自然の美しさがあふれて、こちらまで心豊かにしていただけるような気分です☆
ありがとうございます♪

それにしても、少人数でも案内がつくなんて、いいですね。さすがに一人でふらりと訪ねるようでは、案内は乞えないのでしょうが、古城や植物園を大切にしている姿勢がうかがえてボルヴェーゼ島は由緒あるエリアなのだと思わせられました。
ウチでも 水鉢の睡蓮が咲くのを楽しみにしていますが
ひと足 先に なおこ様のところで 拝見できてヨカッタです ☆
↓ の 記事 イチゴのタワー も 良いですね 。
興味ありあり 〜 です ♪
アリスさんにとっての初スイレンですか! 日本でも、これからスイレンのきれいな池がたくさん見られることでしょうね。ありがとうございます。♪
すずさん、こちらこそいつもお優しい、そしてうれしいコメントをありがとうございます♪
今のところはペルージャ県がポルヴェーセ島を運営しているのですが、赤字経営らしくて、私企業に運営を任せるとか譲り渡すとかいうニュースを聞いて心配していました。幸い、その話は今のところは立ち消えになったようです。二人でも安い値段で案内をしてもらえるのはありがたいですが、運営状況も気になる今日この頃です。植物園は名高い建築士が手がけたもので、自由に入れないのは、実は、水辺や岩の上で滑ったりして、何か事故があっては大変だという意図からだと、数年前に聞きました。