
夫が改築中の家で作業を済ませる間、わたしはさくらんぼを摘むことにしました。

夫には、もっと黒々してからじゃないと、まだ甘酢っぽいよと言われながら、せっかくなので、手が届く範囲の赤いさくらんぼを収穫しました。

そうして、昨日は、温室で木からレモンを一つ摘み、我が家の鶏たちが産んだ卵を三つ取りに行き、

ミジャーナやうちで収穫したオリーブからできたオリーブオイルや
(今はテッツィオ山の斜面が、エニシダの金色の花に覆われていて、とてもきれいです)

2週間ほど前に買った、有機栽培の小麦を石で挽いてできた小麦粉を使って、

さくらんぼのトルコロ(ウンブリア伝統の、バターではなくオリーブオイルを使って焼くリング型ケーキ)を作りました。
ほんのり甘酸っぱいさくらんぼが、ケーキの甘い生地の中でアクセントになっていて、我ながら、おいしくできたと思います。
Ieri ho fatto un torcolo alle ciliegie,
usando un limone, olio d'oliva, uova e ciliegie tutto di casa e
farina biologica macinata a pietra.
Buono :-)
関連記事へのリンク
- トルコロは母の味


なおこさん家のサクランボ赤い美味しそうな色になってもうたべごろにみえますがまだ違うのですね~(*_*)
でも甘酢っぱい、サクランボを上手く伝統的な御菓子に作られてとっても美味しそうですね~(*>∀<*)こだわりの材料のケ―キちょっと味見してみたいです(笑)。
小麦粉には夫がこだわるので、可能であれば、たいていは、テベレ川の水でこうやって小麦粉を挽いている、この水車小屋で買うことにしています。後は、砂糖とふくらし粉以外は、うちでできたものが使えるので、健康にも財布にも優しいケーキが焼けて、ありがたいです。
サクランボ、日本の佐藤錦みたい!キレイな色~。ぷちっとはじけそうなくらい新鮮さが伝わってきます。サクランボがご自宅で取れるなんてステキ♪♪♪
サクランボ大好きなので、きっと鳥より早く食べると思います(笑)

そうそう、リンクされている以前のトルコロの記事ですが、torcereという単語、なおこさんのブログで覚えて、今も忘れずにいるのですよ。
覚えていてくださったんですね! 他の地域ではciambellaと呼ぶので、torcoloはウンブリアの方言だと言う友人もいますが、オリーブオイルを使うなど、やっぱり地域独特のところもあると思います。Torcereは日常生活にはそれほど登場しない単語ですが、首をひねって痛くなるtorcicolloという言葉の構成要素として使われていたりします。
真っ赤に熟したサクランボがこんなにとれたのですね。
素晴らしい~
そしていい香りがしてきそうなケーキ、いただきたいですわぁ。
どこを見渡しても美しい景色にもうっとりしています。
いつもお越しくださってありがとうございます。
緑に恵まれた場所で過ごせるのがありがたいです。こちらこそ、いつもありがとうございます♪
さくらんぼやレモン、卵、
さまざまな恵みをいただけることは、
とても幸せなことですね。
エニシダ、こんなにもたくさん山肌を覆っているのですね。
金色に輝く花が見られるなんて、すてきですね。
美しい自然に恵まれた場所での暮らし、
本当に素晴らしいです。
標高や日当たりにもよりますが、ウンブリア州では、5・6月には野バラやエニシダの花が一面に咲いて、美しいところがたくさんあります。自然の恵みは本当にありがたいことです。