2014年 06月 19日
まだ待たないと
車の修理も、5月16日金曜日に依頼したときには、「19日月曜日にディーラーに引き取りに行きます。修理には15日かかります。」とのことだったのですが、その15日後の6月3日火曜日に電話すると、「来週いっぱいかかります。」という返事です。連絡するたび完成が後ろにずれ込み、今日は、「今週中にはできる」はずが、「来週になる」という電話がありました。
万一来週火曜日にできたとしても、当初の予定から20日ほど遅れています。それでも、あまりせかさなかったのには、実はわけがあります。事故を起こした1週間後に、自動車保険をかけている会社で、車の修理が終わって乗れるようになるまでにと保険を一時停止できないかと尋ねたら、「停止期間が3か月以上であれば、保険の終了日を停止した日数分だけ延期できますが、3か月以内であれば、終了日は元のままです。」と聞きました。当時は、最初に修理費の見積もりを頼んだディーラーからまだ連絡がなく、いつ修理が終わるか、アイゴに乗り続けるかも分からなかったので、とりあえずその日、3月28日に保険を停止しました。わたしの車の保険は更新が6月15日だったので、この日までに修理が終わったら、保険の停止はごわさんになっても、保険を更新するつもりでした。それが、15日までには修理ができないと分かった段階で、3か月の最低停止期間が過ぎるまで待って、それから車を引き取りに行くことに決めていたのです。「だから、慌てて修理をしなくてもいいですよ。」とあえて連絡をしなかったのは、そんなことを言ったら、2週間で済むものがいつ終わるか分からないと考えたからです。本当は今日電話があったときも、「月末でいいですよ。」と言うべきではなかったかもしれません。6月30日には車が引き取れるよう祈っています。
フィンランド外務省のパスポート・ビザ係と国境警備に送った質問のメールの返事も、まだ受け取っていません。ただ、読者の方から鍵コメントを通して教えていただいた情報によると、国境警備の手引書に、イタリアの紙製の滞在証が新たに追加され、受け取られたメールには、フィンランド側がEU市民家族用の滞在証を認めなかったことを「間違い」と認めたような文言も見られますので、ようやく問題の決着に向かっての動きが見え始めたものと、期待しています。
フィンランド当局からの返事はいつ来るか分かりませんので、上の読者の方からコメントで許可をいただき次第、記事で、EU市民の家族がEU連合のシェンゲン協定加盟国を旅する際に必要なのは、有効なビザと市民の家族用の滞在証だけでいいというEU法の該当箇所などをご紹介するつもりでいます。
というわけで、わたしもまだまだ待たなければいけないことがたくさんあります。フィンエアー問題もそれほど記事に反応がないようですし、1日2日を急ぐ方もいらっしゃらないようですので、記事は、必要な情報や許可が取得できるのを待ってから、書くつもりでいます。
写真は、軍外国語学校の中庭にあるセイヨウヒイラギガシ(leccio、 Quercus ilex L.)の木です。幹の円周が3.4m、高さ15m、木全体の円周が21mというみごとな木です。かつては修道院として使われ、現代になってまずは軍病院、今は軍の外国語学校として利用されるようになったサンタ・ジュリアーナで、長い間、いろんな人々を見守り、安らぎを与えてきたことでしょう。ウンブリアの巨木を記した下のリンク先PDFの18ページに、この木の写真と説明があります。
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Grande Leccio di Santa Giuliana,
del cortile della Scuola delle Lingue Estere dell’Esercito.
Quanti monaci, quanti malati avrebbe visto
l'albero maestoso in questo edificio
che prima era un convento e poi un ospedale.
Qui ora studiano diverse lingue del mondo
i militari gentiluomini che andranno
nei Paesi vicini e lontani
a lavorare per la pace dell’Italia e del mondo.
Secondo “Gli alberi monumentali dell’Umbria”
“Circonferenza tronco: 3.40m
Altezza totale : 15.0m
Ampiezza chioma : 21.0m”
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LINK
- Gli alberi monumentali dell’Umbria. Mauro Frattegiani Comitato di gestione Bosco didattico Ponte Felcino
(PDF p.18 – Leccio di Santa Giuliana, Perugia, PG)
あらあら、なおこさんも待たされていらっしゃるのですね。予定通りに事が進まないのはイタリアの常ですが。
もうそろそろすると7月になります。イタリア人のことですからバカンスなどで頭がいっぱいになっていることでしょう。ハッと気づいてとっとと終わらせてもらえるといいですね。
車の修理がのびのびになっていたのは、そういう訳もあったのですね!日本のように期日内に…というのは難しいようですがあまりに遅いとイタリア生活の長いなおこさんでもムズムズするのでは…?と危惧しておりました~(笑)
本当に国が違うと日本人にとっては当たり前のことも、そうではないことが多いのだなあ~と旅行やなおこさんの記事から学ぶことが多いです(*^^*)
どうか一日でも早くアイゴの修理が終わりますようにと祈っています~(^-^)
7月! そうそう、休暇の問題もありますよね。その点は、車の修理工場も、修理が終わらないと料金は受け取れないことが分かっているので、終わらせてから休暇に出かけてくれると思います。Toyotaに頼んでいれば、10日ほどで済むと言っていましたが、それも10日以内で済んでいたかなといぶかるわたしです。
幸い、バスの乗り継ぎは悪いものの、車がなくても通勤できるので、助かりました。すぐに車が必要な人は困るだろうし、逆にそういう人の車の修理を、せっつかれて先にしていたのかなとも思うのですが、わたしとしては、月末にアイゴが手元に戻れば、少しずつ運転する恐怖も遠のいて、ちょうどいい感じかなと思います。
フィンエアー、紙の許可証の日本人が多すぎてイヤになったのか、相次ぐクレームにフィンランド国境警備が動いたのかわかりませんが、いずれにしても、本当に紙製の滞在証が追加されて問題なく通れることになったのならありがたいことです。
実際日本の出国拒否の窓口となるフィンエアーの対応はどうか知りたかったので、メールしましたが、現地からは1週間以上たっても返事が来ませんので、もう返事してこないと思われます。日本支社は10日以内に返事しますと自動返信メールが入っているので、待っているところです。今月出発される日本人の方が問題なく出入国できることを祈っています。
今回いろいろ調べていて、紙だからと高圧的な態度に出るフィンランド側にも問題があるものの、イタリアが発行する滞在証の言葉が、イタリア語でこそCarta di soggiornoになっているものの、英語表記はForeigners' permit of stayとなっていることがそもそもフィンランド側がこう対応したきっかけではないかという(つづく)
気がしてきました。今わたしたちが持っているCarta di soggiornoは、その発行の大元になるEUの法律の英語版ではResidence cardであり、EU市民の家族にとっては、EU圏内の移動や自由は権利であって許可を必要とするものではないという考えに基づいたものだと思うのですが、ですからここで対応する英語がresidence cardであるべきところを、イタリアでは、以前仕事などを通して長期滞在資格を得た非EU圏の移民に発行していた許可証がCarta di soggiornoだったものだから、それをそのままEU市民の家族用に応用し、Permit of stayという対応すべきではない英語が残り、フィンランド側は「滞在許可書」であれば、プラスチック製でないといけないはずと、考えたのかもしれません。
鍵コメントで教えていただいた引用された手引書の文面を、見つけるのは難しいようですが、まずはオンラインで探してみて(そんなにすぐには訂正が反映されないかもしれないのですが)、できるだけ早く、フィンエアー側からの詳しい情報と共に、記事にするつもりでいます。(つづく)
ちょうど手続きし始めようかなと思っていた矢先、たまたまなおこさんの事故の記事を目にして、こっちで運転する必要があるのかないのか、書き換えるのに迷っていたんですが、主人は日本で一緒に過ごしていた時の私の運転を見て、こっちでも全然問題ないだろうとずっと思っていたみたいで「事故はイタリアでも日本でもおこりうる事だから!」と一緒に自動車学校を色々探して協力してくれました。バカンス時期になったらさっそく練習してみようと思っています。なおこさんのアイゴ、きっと喜んでいると思います・・・莫大な修理費用を考えると手放してしまってもおかしくない状況だったと思いますが、命の恩人として修理依頼された事、私もとても同感しました。私はここイタリアでいつ愛車を購入できるかわかりませんが、その時は私も愛情をもって運転しようと思います。
実は先程、二ヶ月前にネットで注文した花台がやっと届きました。イタリアからの船便だったのですが、間に入った業者から連絡があった通りの納期でした。随分待ちましたが、約束を守ってくれたのは気持ちが良かったです。なおこさんも、通勤の足となる車は早く戻ってくるといいですね。
それにしても、なおこさんやとすかーなさんや、皆さんの声が何とかフィンエアに届きそうな気配で良かったですね。ハラハラしながら成り行きを見守っていました。このまま良い方向で解決しますように。
だんなさんがそんなふうに言ってくださったとは、心強いですね。教習所での授業も実際に乗る前に心強いと思います。わたしも車の運転はこわかったし必要ないと感じていたのですが、やっぱりあると行動範囲が広がり、受けられる仕事も増え、何より夫や家族に依存せずにすむので助かります。
アイゴが手元に帰って来たら、今度こそ大事に大事に乗るつもりです。みわさんもいつか、ご自分のお車が手に入るといいですね。
フィンエアーとフィンランド外務省、国境警備、声が届いてどうか事態が改善しますように。かずさんもご心配くださっているんですね。ありがとうございます。
待ち続けることの多い日々ですね。
いろんな問題が、ひとつひとつ、解決していきますように。
ここ数日、訪問させていただく時間がなくて、
また記事をまとめ読みさせていただきまして。
大変遅ればせながら、
ご結婚記念日、おめでとうございます。
「降っても晴れても・・・」のお言葉、
じーんとしました。
そうですね。
どんなときも、
感謝の気持ちを見出して、
助け合って笑顔でいられる・・・
そんなふうに歩んでいくことって、
本当に素敵ですね☆
これからも、お二人にたくさんの幸せが訪れますことを、
心よりお祈りいたしております。
お写真の木、
幹の演習が3.4mって、すごいですね!
たくましさ、力強さ、本当に見事です☆
ありがとうございます。病めるときも健やかなときも、だけではなくて、どちらが意固地、身勝手になりすぎているときにも、お互いが相手のことを思いやって、やり過ごしていけたらと思います。とは言え、実行はなかなか難しいので、言葉にして、書いて、自分に何度も言い聞かせる必要があるのだと思います。
本当にみごとなりっぱな木ですよね! もう何世紀も、いろんな人々を見守り、憩いを与えてきたのだと思います。