イタリア写真草子 Fotoblog da Perugia 日本語教師・通訳・翻訳家。元高校国語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより

フィンランド国境警備からの返事、紙でも大丈夫

 23日月曜日早朝にメールが来ていました。送信者が個人名だったので、昨晩になって気づき、今朝、メールを公表してもいいかと問い合わせたところ、了承をいただきましたので、担当者氏名・連絡先と共に、ここに引用します。

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 どうして紙製だからと家族用滞在証を無効扱いするのか等のわたしの質問に対する回答はいっさいありませんが、メールからは、フィンランド国境警備がイタリア当局から情報を得たこと、そして、その結果、メール中に記されている2種類の滞在許可書に限っては、紙製であっても、出入国審査にあたって承認する旨が記されています。

“According to the information received from the Italian authorities the following residence permits in paper form are accepted exclusively in the following cases.

- Residence card with a permanent validity and issued before the entry into force of Legislative Decree No 3 of 8 January 2007, in line with Directive 2003/109/EC and made equivalent by the Legislative Decree to the EC residence permit for long-term residents

- Residence card for family members of EU citizens who are the nationals of third countries, with a five-year or permanent validity (implementation of Directive 2004/38/EC)

Best regards,

Max Janzon
Senior Inspector, Border Checks
Ministry of the Interior
Border Guard Department
Panimokatu 1
P.O. Box 3 00131 Helsinki
Tel: + 358 29 542 1195
Mob. +358 40 8289 264
max.janzon@raja.fi”

 ただ、ここで二つ目に挙げられている、指令2004/38/ECを受けて、イタリアが発行した”Residence card for family members of EU citizens”(EU市民家族用の滞在証)が、イタリア語でこそCarta di soggiornoと記されているものの、英語表記がPermit of stayだったので、フィンランド国境警備では、それが家族用滞在証と気づかず、一般の滞在許可書と誤解して、ならば「EU統一様式でなければいけない」となったのではないかと思います。ともあれ、フィンランド当局は、シェンゲン手引きの添付書類Annex 22に、次のような改訂を加えることで、フィンエアー各社の空港職員や国境警備に、以下のような紙製の滞在証を、これからは承認してよいと、通達したのでしょう。

SPECIAL POINT: PAPER FORM RESIDENCE PERMITS ISSUED BY ITALY
Annex 22(詳しくはこちら

Italy:

2.b
1) YellowGreen -paper should be an indication of the existence of an EU citizen 's spouse / family member such as art 10D, LGS 30/2007 with the national regulations implement the EU Directive 2004/38/EC. New rule: a license is valid for 5 years, or it may be permanent ( with a five- year or permanent validity ) . In practice this means that if there is in the "yellowgreen" -paper mentioned in art 10D, LGS 30/2007, or if the form is otherwise expressed that it is a family member of an EU citizen as "Motivi Familiari " -question - permission must accept = Free Movement Directive on the basis of

2) Purple -paper form permit " Carta di soggiorno per Stranieri , "A tempo indeterminato - Permanent " should/must be accepted, a person can be a spouse of an EU citizen / member of the family or the person has resided for a long time (A -paced indeterminato - Permanent ) , Residence card with a permanent validity and issued before the entry into force of Legislative Decree No. 3 of 8 January 2007 , in line with Directive 2003/109/EC and made equivalent by the Legislative Decree to the EC residence permit for long - term residents, which is also mentioned in the previous Annex 22 listings."

 以上は、フィンエアーが移民局から情報を得て、鍵コメントの方に送ったその改訂事項の詳細です。本来個人宛の文書なので、オンライン文書にこの改訂が反映されるのを待っていたのですが、それでは間に合わない方、不安な方もおいでかと思い、行政側が早く公表すべき情報を公にしていないと考えて、責任はわたしが負うことにして、鍵コメントの方の許可を得て載せることにしました。

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 Europe Directからの回答を受けて、わたしが非があるのはフィンランド当局だと確信し、ビザ・パスポート係および国境警備に直接メールで質問をしたのが週末だったため、両者がメールを読んだのは6月16日月曜日の朝で、国境警備からの回答はその1週間後にありました。回答には1週間を要しましたが、フィンランド国境警備は、おそらくはすぐにイタリア当局に問い合わせたものと思われ、6月18日水曜日には、鍵コメントの方がイタリアのフィンエアーから、「シェンゲン国境手引きの改訂によって、イタリアの滞在証に関わる問題が解決した」と連絡を受け、23日月曜午後には、とすかーなさんが同様に、フィンエアーの日本支社から、「Annex 22を訂正したので、紙の許可証が受付可能なものになった」という返事を受け取っているので、フィンランド側も、自らに非がある可能性に気づいてからは迅速に行動し、イタリア側に問い合わせ、すぐに間違いを正す手続きをし、フィンエアー各社および各地の国境警備に通達を徹底してから、わたしに返事をくれたのではないかと思います。

 2週間前にOnopyさんが在フィンランドイタリア大使館に電話で尋ねたときには、「2014年1月19日から紙の滞在許可証は禁止されている」、「イタリア大使館としてはなんの手助けもできない」という返事しか得られず、6月11日にとすかーなさんが在日本フィンランド大使館に問い合わせ、翌日に得た返事には、「シェンゲン協定国間でかわすシェンゲン国境規定の要件を満たしていないために認めることができなかったと伝えられている」が、大使館から国境警備に「指示はできない」とあったそうです。こんなふうに、Onopyさんやとすかーなさん、naoさん(下記リンク参照)など、実際にフィンエアーの航空券をすでに購入した方からは、大使館だけではなく、フィンエアーにも連絡を取られていて、こうした質問や苦情の殺到で、フィンエアーから国境警備に、「イタリア在住の方々にはご不便をおかけしているということをフィンエアーイタリア事務所で重く受け止め、少なからず働きかけ」ていたこともあり、Europe Directからは間違っていると指摘され、皆で四面楚歌に追いやったのが功を奏したと言えると思います。23日にパスポートと紙の滞在証で、何事もなくヘルシンキでの出入国審査を終え、日本に帰国されたOnopyさんのコメントへの返事にも書いたのですが、

~フィンランドではありませんが、北欧の人と仕事をしたことがある人が、「仕事が正確で、期日をきちんと守って、いつも穏やかで冷静だ」と言っていました。間違ったことを正しいと思い込んでいる間は断固として譲らなかったのが、間違いと分かってすぐに訂正したのだと思います。フィンランド国境警備からの最初のメールは、謝罪や説明は一切なく、「以下の紙の滞在許可書・許可証だけを承認する」という簡潔なものでしたが、今朝「心配している日本の方のためにも、メールを公表してもいいか」と尋ねると、15分後にOKと返事があり、しかも「この件についてのあなたの心配はよく分かります。私の名前入りで公表してもいいし、必要な方には知らせてあげてください」、「いい夏になりますように」と書いてくれていたので、何だかうれしくて、わたしもすぐにお礼の返事を送りました。謝罪の言葉がないのは、賠償責任の問題もあるし、謝罪はしない文化なのかもしれません~

 もし配偶者がイタリア人で、それが理由で滞在許可書(2007年の新法以前)あるいは滞在証をお持ちの方で、ご自分がお持ちの紙製の書類で大丈夫だろうかとご不安な方は、上記の返事をくれたMax Janzonさんにメールでも英語での電話でも、直接問い合わせてみてください。

"Tra i permessi cartacei solo i due seguenti vengono accettati", mi risponde così la Guardia di Frontiera Finlandese. L'ispettore senior di Frontiera mi ha gentilmente concesso di rendere pubblico il contenuto dell'email, incluso il suo nome e mi ha augurato pure "a nice and warm summer".

Ora i giapponesi residenti in Italia e coniugi di italiani non dovrebbero avere problemi né volando con Finnair né passando la frontiera finlandese. Lo spero di cuore!
Finalmente posso chiudere questo cilclo di articoli.

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- EU市民の家族用滞在証 / Carta di soggiorno per famiriare di cittadino UE / (27/6/2012)
- 紙の滞在証でも入国の権利あり / Risposta da Euro Direct circa la Validità della Carta di soggiorno per familiare di cittadino UE cartacea in altri Paesi Scengen (3/6/2014)
- フィンエアー問題中間報告 (14/6/2014)
- Appeal to Finnish Authorities (14/6/2014)
↑↑ フィンランド外務省のパスポート・ビザ係と国境警備にわたしが直接問い合わせたメールの文面です。 / Le email che ho inviato alle autorità finlandese per i chiarimenti della questione il 14 giugno 2014.
- EU市民の家族とシェンゲン協定1 / Familiari di cittadino UE e Accordi di Schengen 1 (22/6/2014)
↑↑ ”Risolta la questione circa l’accettazione della Carta di soggiorno italiana per familiare cittadino UE con l’aggiornamento Annex 22” – così dice una email da Finnair ad una mia lettrice / フィンエアーから「イタリアの滞在許可書の承認に関する問題は、国境警備シェンゲン手引きのAnnex 22を訂正することで解決したと、フィンランド民局から確証を得た」と読者の方に連絡あり。
- EU市民の家族とシェンゲン協定2 / Familiari di cittadino UE e Accordi di Schengen 2 (23/6/2014)
- それでもイタリアなワケ NEW! in トスカーナ - フィンランド大使館のお返事 (2014/6/13)
- それでもイタリアなワケ NEW! in トスカーナ - フィンランド問題 最終報告 (2014/6/24)

*追記(6月26日)各大使館の協力・非協力的態度とフィンランド当局・フィンエアーの頑なな姿勢・搭乗拒否 ~ naoさんのブログ、Casa sulla collinaから
- ①イタリア在住の方はフィンランド航空は利用してはいけません。(拡散希望) (2014/3/24)
- ②イタリア在住の方はフィンランド航空を利用してはいけません【続き】 (2014/4/3)
- ③イタリア在住の方はフィンランド航空を利用してはいけません【続きその2】 (2014/4/4)
- ④イタリア在住の方は フィンランド航空を利用してはいけません【続きその3】 (2014/4/20)
- ⑤イタリア在住の方はフィンランド航空を利用してはいけません【最終回】 (2014/5/30)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented by ayayay0003 at 2014-06-26 08:25
おはようございます~(^-^)
良い結果が出て良かったです~(*>∀<*)
まあ、謝罪がないというのは、ヨ―ロッパの方ではそういう風習なので仕方ないかもしれませんね(^^;
実際に被害(そう呼んでいいかどうかわかりませんが…)にあわれた方からしたら謝罪がないのは納得しかねるかもしれないですが、これから先にフィンエア―を利用する時にもう恐怖を感じなくていい、いや堂々と利用できるというのは、本当に良かったです(*^^*)
なおこさんや被害に遭われた方やこれから利用する方達の努力
が報われて私も嬉しいです~(^-^)
Commented by nagisamiyamoto at 2014-06-26 14:02
なおこさん、おはようございます。
いろいろありがとうございました。これでいろんなことが解決しましたね。法律はいろいろ変わるし条例もいろいろあるしで私はよく判りませんが、沢山の方の不安を取り除いたと思います。

なおこさん、さすが!!!
Commented by とすかーな at 2014-06-26 16:22 x
おはようございます。実際にOnopyさんが無事に帰国されたことからも改定が確認できましたし、あ~、これで本当に終わった!って感じがしますね。
いろいろ気をもんだりあちこちメールしたりしましたが、EU憲法やシェンゲン規定を読むいい機会にもなりました。(今だからそう言える(笑))
なおこさん、大きなお力添え、本当にありがとうございました。おかげで助かりました!
Commented by milletti_naoko at 2014-06-26 17:06
アリスさん、こんにちは。困ったときに直接問い合わせ、確認することもできる方が、氏名の公表も了承してくださったので、助かりました。日本の方で搭乗拒否に遭った方は確かに「被害者」なのですが、フィンランドがこれをイタリアの書類の不備(EU市民家族用のresidence cardなら紙製でもいいけれど、英語での記載はpermit of stay)および、そのつじつまの合わない書類についての詳細をフィンランド側、ないしはシェンゲン協定加盟国に伝えていなかったイタリアの責任と考えているかもしれず、確かにこの点はイタリアの責任も大きいと思います。ただ、「EU市民の配偶者で滞在許可を持っている」という事実を結婚証明書などの書類で把握もしながら、旅客が無事に旅を続けられるように配慮しなかったとすれば、やはりフィンランド当局の過失でしょう。

北欧の国というのは一度こうと決めると、そして何が正し以下分かると、連絡も迅速で、いい意味でも悪い意味でも、実施が徹底しているようです。というわけで、もう二度とこれまでのようなことが起こらないよう願っています。
Commented by milletti_naoko at 2014-06-26 17:14
なぎささん、おはようございます。事実を知って以来、何だか居ても立ってもいられずに、法律を調べたり、各方面にに問い合わせたり、問いただしたりしていたので、ようやく解決したようだと知って、ほっとしました。非が分かれば正してくれるはずだという確信があったので、わたしも法律には疎いのですが、いろいろと調べてみました。

これで、本格的に雑草退治や掃除に取り組み、フランス語の勉強も再開することができます♪ 
Commented by milletti_naoko at 2014-06-26 17:35
とすかーなさん、おはようございます。今回の返事で、わたしやとすかーなさんのように、最近の法に基づいた滞在証を持つ者だけではなく、もう長い間、イタリア人の配偶者としてイタリアに暮らしている方が所持する紙の永久滞在証も、無事承認されると知って、ほっとしました。Europe Directからの返事では、Directive 2004/38/ECを受けたEU市民家族用の滞在証(イタリアでのこの法の施行は2007年4月のようです)なら他のEU諸国で有効だけれど、それ以前のものは無効としていたのが、フィンランド当局はおそらくは、「旧法に基づいて発行された書類でも資格があればよい」として、2007年1月に法律、Legislative Decree No 3 of 8 January 2007が施行される以前に発行された紙の永久滞在証(許可書?)も有効と明記してくれています。それに、この書き方からすると、この古い永久滞在証(許可書?)が有効なのは、単にEU市民の家族だけではなく、この法施行以前に発行されたすべての長期滞在者向けの滞在許可書に当てはまりそうです。確信を持つには、Janzon氏に問い合わせる必要があるでしょうが。(つづく)

Commented by milletti_naoko at 2014-06-26 17:39
とすかーなさんへ(上からのつづきです)

終わりよければすべてよし! おかげで、わたしも錆がつきかけていた英語の錆を取ることができました。とすかーなさんも、お忙しい中、本当にお疲れさまでした。

どういたしまして。Onopyさん、とすかーなさんをはじめ、直接関係者で問い合わせていた方もきっと大勢いて、その連携プレーの成果だと思います。Europe Directからは外務省のパスポート・ビザ係に問い合わせるように聞いて、そちらにも質問メールは出したのですが、とすかーなさんの記事で、直接関係者は国境警備と分かり、ここに直に問いただせて、以後はひょっとしたら、ビザ・パスポート係から国境警備への追及もあって、対応が早かったのではないかと思います。
Commented at 2014-06-26 20:53 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kazu at 2014-06-26 21:28 x
なおこさん、思わず、やった!と呟いてしまいました。なおこさんのペンの力だと感服しています。また、多くの方が泣き寝入りせず声を挙げられたからですね。ほんとにいい形で解決して良かったです。先年北欧へ行った時、他のヨーロッパと違う几帳面で礼儀ある国民性に関心して帰ってきましたので、もう少しで、フィンランドに白い目を向ける所でした(笑)

それにしても日本の大使館の対応にはがっかりです。他の方たちのブログも読ませて頂きましたが、困っている日本の国籍を持つ人達を助けようという気持ちが感じられなくて、自分たちの仕事ではないと言わんばかりですね。どなたかが、日本に住む人には関係がないので、ブログは読み飛ばして下さいと、優しいお気持ちで謙虚に書いておられましたが、私は人ごととは思えませんでした。実家のある神戸の震災の時にも思いましたが、やはり自分の身は自分で護らないとならないのですね。とにもかくにも、一件落着してほんとに良かった。私も万歳していますよ。
Commented by milletti_naoko at 2014-06-26 22:02
鍵コメントの方へ

こちらこそ、どうもありがとうございます。そうやって、ECCに賠償請求の可能性をお問い合せをされていることも、今回の国境警備の態度の豹変(遅すぎますが)の一因となっていることでしょう。どうか損害の賠償費用をお受けになることができますように。

そもそもは各大使館や内務省、フィンランド国境警備が市民を思って互いに連絡を取り合って話し合えば、搭乗拒否という精神的にも金銭的にも大きな被害を受ける方もなく、また、料金を払って航空券を買い、ちゃんと書類も持ちながらひどい対応を受けたり、不安に思っていろいろと調べるのに労力や気力、費用を費やしたりする必要も一切なかったのに、加盟国がそれぞれ「自分は正しい」と話をしようともせず、肝心の大使館が窓口になる代わりにく、玄関払いをしたり、本当に市民の立場に立って解決してくれないようでは、困ったものですね。EUと言っても、まだまだ横のつながりや連携が弱く、足並みがばらばらで、今回の件は日本人旅客がその連携の粗さの被害になったと言えると思います。本当に大変でしたね。もう二度とこんなことが起こることのありませんように。
Commented by milletti_naoko at 2014-06-26 22:17
かずさん、上のコメントでも触れましたが、すでに賠償請求についてECC(Centro europeo dei consumatori )に相談をされている方もいて、こういう多くの苦情と質問もあって、ようやく問題が解決したということだと思います。いざというとき頼りになってほしい大使館が、大使館やたまたま担当した人にもよるのでしょうが、ここまであてにできない場合もあるのかと、愕然としました。悲しい話ですが、本当に自分の身は最終的には自分で守らなければいけないのでしょう。イタリア在住でこれからすぐにフィンエアーを利用しようと航空券を買われる方はおそらくいらっしゃらないでしょうが、すでに購入された方のためにも、一応の解決が見られたようで、ほっとしました。Onopyさんととすかーなさんが何事もなく帰国されてはじめて(もし他にもそういう方がいらっしゃれば、それより前に)、そのときこそ、ほっとできるような、そんな気がしますが、少なくともひたすら法の執行、連絡や伝達をすることには、フィンランドは長けているものと信じましょう。
Commented by Onopy at 2014-08-19 04:51 x
なおこさま
先ほどフィンエアーで名古屋〜ヘルシンキ〜ミラノで帰ってきました!

ヘルシンキのイミグレではEU市民用のラインに並び3分くらいで通過できました

パスポートと滞在許可証以外は何も要求されませんでした

今までルフトハンザしか使用していませんが、入国時に特に問題がなくなると
空港はコンパクトでトランジットの時間が短くて済むのはとても魅力的です

ちなみに中部国際空港のカウンターの女性も本件について知っていましたし、イミグレの職員も私が書類をしまっている間息子と窓越しに遊んでくれるなど好意的でした

この度はあらためて本当にありがとうございました。

Commented by milletti_naoko at 2014-08-19 16:26
Onopyさん、お帰りなさい! 前例が前例ですので、大丈夫とは言われても、やっぱり一抹の不安が残ったのではないかと思います。名古屋でもヘルシンキでも、当然と言えば当然なのですが、何事もなく通過することができたようで、本当によかったですね。

どういたしまして。こちらこそ、ごていねいに早速のご報告をありがとうございました。
Commented by ローマ在住 at 2015-06-07 18:50 x
はじめまして。来週フィンエアーでローマ→ヘルシンキ→名古屋で、小さな子供2人を連れて里帰り予定です。何気なく取ったチケットですが、その話を日本人の友人にしたところ「イタリアの紙の滞在許可証はヘルシンキの入国審査でひっかかる」という体験談を聞かされました。不安になって調べていたところ、なおこさんのこちらのブログにたどり着きました。この問題につき、これほどご尽力してくださったこと、心より感謝申し上げます。まだ不安は残りますが(最近滞在許可証を更新したのですが、以前と書式が変わっているのです...。A5サイズになりました)、チャレンジしてきます。また結果ご報告いたします。
Commented by milletti_naoko at 2015-06-08 17:02
ローマ在住さま、はじめまして。小さなお子さんが二人おいでとのことで、どうか滞りなく旅行ができますように。ちょうど昨年この時期に帰国されたOnopyさん(この記事自体にもコメントがあります)も、ミラノ→ヘルシンキ→名古屋ではありますが、名古屋空港を利用して、滞りなく旅をされていますので、以前と書式は変わっていても、ちゃんと連絡がフィンランドの関係当局にも届いて、問題なく旅ができることをお祈りしています。どういたしまして。こちらこそ、ごていねいなコメントをありがとうございます。理不尽に空港で嫌な思いをしたり、搭乗を拒否された方がいると知って、法律を調べて対処を迫ったのですが、フィンランド側も間違いに気づくと、迅速に対応をしてくれたので、特にちょうどその頃航空券を買ってからフィンランド国境通過問題に気づかれた方も、無事に旅を終えることができたと知り、わたしもほっとしました。謝罪はしていませんが、わたしはそもそもの原因は関係当局どうしで話をつめなかったことと、イタリアのEU市民の家族用の滞在証の英語訳が、Permission of Stayと間違っていることが原因ではないかと思っています。新しい滞在証では、英訳を削除してあるか、正しい該当する言葉が記載されているといいのですが。
Commented by ローマ在住 at 2015-06-08 22:12 x
なおこさま、お返事ありがとうございます。現在の滞在許可証は、英語表記が改善されてResidence card of a family member of a union citizenとなっています。ただ有効期限はILLIMITATAとイタリア語表記があるのみで、parmanentの文字は消えました。シェンゲン国の出入りに必要な滞在許可証なのに、内容がイタリア語表記のみというのは本当に不親切だと思います...。過去のブログやコメントも拝見させていただきました。本当に深刻な問題だったようで驚きました。日本の空港ですでに搭乗拒否に遭った方もいらしたようで、それが我が身だったらと想像するだけでぞっとしました。私も去年のOnopyさんと同じような日程で日本に帰ります。往路復路ともに滞りなく旅できるよう祈りつつ。結果ご報告しますね。
Commented by milletti_naoko at 2015-06-09 05:51
ローマ在住さま、問題の英語表記が改善されたと知って、ほっとしました。永久に有効だという英語表記がないのは残念ですが、EU市民の家族用の滞在証であれば、シェンゲン協定加盟国内は自由に移動できるので、期限はどうあれ移動に問題はないはずだと思います。わたしも、何だか他人事とは思えずにいろいろ動いてみたのですが、とりあえずは解決しているようで、ほっとしました。どうかご無事に旅行を終えられますように。
Commented by ローマ在住 at 2015-08-29 01:17 x
なおこさま、ヘルシンキ経由で出国、入国ともに無事に通過することが出来ました。帰りの中部国際空港で、フィンエアーチェックイン時に紙の滞在許可証を不審がられ、写真を撮ってヘルシンキに送る、と言われましたが、搭乗拒否に遭うこともなく、ヘルシンキの入国審査も無事通過して(期限のILLIMITATAに「?Parmanentのこと?」と審査官が同僚に聞いていましたが...)ローマに戻ることが出来ました。
こちらのサイトにたどり着くことが出来たおかげで、旅の不安もかなり和らぎ、またしっかりと書類の準備をして行くことも出来ました。本当に貴重な情報をありがとうございました。取り急ぎ、感謝とご報告をさせていただきます。
Commented by Yaya at 2015-08-30 00:16 x
こんにちわ。今回急にとったフィンのチケットで日本に帰ってきました。
問題があったことは知っていたので、ブログ読ませて頂きました。とっても参考になりました。ありがとうございます!
さぞかしかなりのエネルギーをお使いになったと思います。
今回は報告までに、とコメントさせてもらいます。
今回結果的にはちゃんと帰ってこれたのですが、日本のチェックインカウンターで待たされること30分、ヘルシンキでは10分、やっぱりすんなりとは通してもらえませんでした。理由は書類をチェックしなければならないからという理由。通れただけ良かったかなと思いましたが、まだまだ情報が行き渡ってないのかと感じて少しがっかりしました。
待たされる不安感から、残念ながらフィンはもう使いたくないといった感じになりました。


Commented by milletti_naoko at 2015-08-31 06:35
ローマ在住さま

無事の日本、イタリアへのご帰国、よかったですね。わたしもほっとしました。紙の新しい滞在証でも、無事に通過されたと知って、わたしだけではなく、これからフィンエアーを利用する方で、ほっとされる方も多いことでしょう。せっかく英語表記を正しく改めたのに、Parmanentの英語表記を取ってしまうなんて、困ったものですね。ヘルシンキの担当官の方がそうやって覚えてくださるといいのですが、やはりイタリア側が、英語でも「無期限・永久」だと明記するべきものだと思います。

どういたしまして。情報がお役に立ったようで、わたしこそうれしいです。ご報告をどうもありがとうございました。
Commented by milletti_naoko at 2015-08-31 06:41
Yaraさん、上のローマ在住さまのいくつかのコメントにもあるのですが、ひょっとしたらお二人の家族用滞在証が、新しくなったため、その紙の新しいEU市民の家族用滞在証についての通知が、まだイタリア側からきちんとヘルシンキに伝わっていないのかもしれません。お二人のように新しい家族用滞在証を使って移動する方が増えることで、ヘルシンキや日本での対応が今後円滑に運ぶよう祈ると共に、イタリア側からも、きちんと関係各国に変更を通知してくれますように。かなりひどい先例が多くありますので、かなり不安な思いをされたことと思います。何はともあれ、無事に日本に戻ることができたようで、何よりです。どういたしまして。何の罪もない日本の旅行者が、公的機関が互いに勘違いをして、あるいは連絡をきちんと取り合わない、その板挟みでひどい目に遭い続けていることを知って、いても立ってもいられなかったのです。こちらこそ、ご報告をありがとうございます。今後の旅行での空港選びに際して、参考にされる方も多いことと思うので、助かります。
by milletti_naoko | 2014-06-25 17:52 | Sistemi & procedure | Trackback | Comments(21)