2014年 07月 06日
凧揚がる海で夕食初泳ぎ
友人宅に集まり、食前酒にモヒートを飲んでから、海の見える砂浜まで歩いて、バスタオルなどを砂の上に敷き、食べ物を並べていきます。わたしたち以外は、海辺の町に暮らす友人たちばかりですが、すでに泳いだ人もいればまだという人もいて、仲間内での海びらき、夏びらきといった趣旨もあったようです。
子供たちが退屈せず、大人たちもゆっくり楽しめるようにという配慮からか、凧をいくつか持参した友人たちがいて、子供たちは夢中で凧を揚げていました。カモメの凧が青空に映えてきれいで、空を飛んでいるようでいいなと思いました。
近くからだと、凧と凧を揚げる子供たちの、どちらかしかカメラに収まらないのですが、大人たちも笑顔で凧や子供たちを見つめています。
食べている間は夢中で、カメラは脇に置いていましたが、手作りのいろんな料理が楽しめて、おいしかったです。わたしは、遠方のペルージャから運びやすいし、皆が喜んでくれるので、巻き寿司を作りました。
凧が強い風に吹き飛ばされたり、自分勝手に暴走したりすることもたまにありましたが、皆、なかなかうまいものです。
朝も昼も海水浴客や浜辺を散歩する人でごった返していた浜辺も、日が傾いて、肌寒い風が吹き始めたため、静けさと穏やかさを取り戻しました。
会の前に、夕方、わたしは今年初めて海で泳ぎました。水が深いから注意という看板がありますが、この日は幸い、この看板まで泳いでも、背の低いわたしが普通に立って、まだ肩が海から出ていました。
食事のあとも、凧揚げとおしゃべりを楽しみます。
日が傾いて、茜色に染まっていく空の色が、とてもきれいです。
まだ明るい東の空の下、おしゃべりが続きます。
昔、花見をするたびに、花火を持参する友人がいて、きれいに咲いた桜の下で花火を楽しんだのですが、花火と花見ならぬ、凧揚げと海も、意外だけれど、楽しくて風情があっていいなと思いました。花見ならぬ「海見」の凧は、青空にも暮れなずむ空にも趣を添え、大人も子供も楽しんでいます。
空を舞う凧の脇を、カモメたちが飛んでいきます。
日が暮れて暗くなり、寒くなり始めてからは、友人宅に移動して、15kgあるというスイカを皆で平らげ、今度はいつこうして集まろうかと話してから、お開きになりました。
昨夜のうちに帰宅するつもりが、今朝早くにペルージャに戻ったため、更新が遅くなりました。今後も毎日記事を発行するよう心がけたいという思いから、昨日の日づけで送信しておきます。
Cena sulla spiaggia di Igea Marina al tramonto
volano gli aquiloni, mangiano e parlano sotto il cielo
bellissimo, primo celeste, poi rosa.
夏の海はなんともいえない雰囲気があっていいですよね~♪
海で泳いだのは何年前かな・・・とふと思いました~(笑)
素敵な海水浴まで楽しまれていい時間を過ごされましたね(^.^
日本人は日焼けがどうとかすぐに考えちゃうので悪い癖だと思います(笑)本当は、海で泳ぐと気持ちいいし魚やいろいろな生物を観察したりするのが大好きなので、泳ぎたいな・・・と思いますがなかなか機会もなくて御無沙汰しています(>_<)
なおこさんのブログで久々に海で泳いだような気分にひたれたので嬉しいです。ありがとうございます♪
持ち寄りのお料理で楽しまれたとのこと、なおこさんの巻き寿司を皆さんが美味しいと喜んで食べてくださること、日本としては嬉しいです(^-^)。もちろん、なおこさんのお寿司が上手だからでしょう♪
潮風や人々の笑顔がこちらまで伝わってきそうな記事に、
穏やかな夏の海のようなおおらかで明るい気持ちをいただきました。
↓の夕暮れの美しい風景や花々にも、
心が洗われました。
いつもなおこさんのブログからは、
イタリアの太陽のような
笑顔があふれる温かさをいただいています。
今日も素敵な記事をありがとうございます☆
日本で生まれ育ったわたしたちは、のりや昆布、ワカメ、ひじきなどの海草を通じて、ヨウ素を十分に摂取しているので問題ないようですが、海草を消費する食習慣のないイタリアでは、ヨウ素不足から来る病気が問題視されていて、食塩もよくヨウ素を付加したものが売られていて、医者がそういう塩を勧めることがよくあるそうです。(つづく)
ちなみにうちでは、海塩を乾燥させて、精製していない塩も、同様にヨウ素などのミネラルが豊富だからと、そういう塩やチェルヴィアやカマルグの塩田の塩を使うようにしています。イタリアでは特にウンブリアのように内陸に住む人々は、子どもの健康のために夏は海辺に行こうと考える人も多いようです。日焼け対策は大変ですが、海で泳ぐとやっぱり気持ちがいいですよ。アリスさんもぜひぜひ! お魚などの観察がお好きであれば、なおさらのこと。(つづく)巻き寿司、今回は、海への出発が早朝だったので前日に作ったら、冷蔵庫の中で少しぱさついてしまったのですが、それでも皆がおいしいと喜んでくれて、うれしかったです。毎回と思いつつ、物珍しいこともあって、みんな喜んでくれるので、少しずつ具だけ変えつつ、たいていいつも巻き寿司を持参しています。
すずさん、こちらこそいつもお優しい、うれしいコメントとすてきな記事をありがとうございます♪
リミニ・・・懐かしいですね。これからどんどん人が増えてくるんでしょうね。リミニもいいけど、リッチョーネも好きです。私は海の無い所出身なので海に特別思い入れが大きいようです。両親が私にこの名前をつけたのもしかり。こちらは日本の海水浴場みたいにごっちゃごちゃじゃない所が気に入っています。
リミニで釣りをする人が沢山いたのではないですか?私が行ったときはそれはもう沢山いたので。
日曜日の砂浜は、海水浴や散歩に訪ねた人でごったがえしていて、海もかなり浅かった上、魚も逃げ出したでしょうし、釣りの人は見かけませんでした。春や秋には、アサリやムール貝を獲りに網を持って移動している人を時々見かけるのですが。