2014年 07月 08日
tartare哀歌

幸い、同席していた友人の一人が、タルタルステーキは大好物ということで、夫が苦労しながら食べるのを、喜んで手伝ってくれました。ただ、夫はこのあとも再び、ウンブリア州内を出張中に、レストランでうっかりタルタルステーキを注文してしまい、皿が運ばれて来て、初めて、「ああ、また失敗した」と思ったそうです。ただし、イタリアで食べたこちらのステーキの方が、南仏で食べたものより、香草の味がしっかりと効いていておいしかったそうです。
今頃、3年前の話をするのは、今日、TARのつく虫の威力と破壊力に驚き、これは何とかしなければと、頭を悩ませているからです。
義父母は、自分たちや両親兄弟がかつて使っていた家具だけではなく、さらに遠い親戚がお払い箱にした家具まで、役立つかもしれないかと、いくつも物置きに置いています。あるのにもったいないからというわけで、うちでも、そういうお下がりの古い家具をいくつか使っています。中には、古くていい品、価値のある品もあれば、単にただだし、使えればいいからと、使用しているものもあります。
イタリアには、木でできた家具や床、窓枠など、木を食う虫がいて、イタリア語ではtarloと言います。最近、椅子やテーブルの下に、tarloが木を食って、落とした木屑というかホコリのようなものを見かけることがあって、気になっていたのですが、なんと夫が穴が開いた部分に手をやると、その部分の木の棒が簡単に折れてしまいました。というわけで、今日の夕方は、本やインターネットで、このtarlo退治の方法を調べました。
TARと言えば、衣類、特に毛糸のセーターに穴を開けてしまう虫は、イタリア語で、tarmaと呼びます。tarlo対策にもtarma対策にも、化学薬品はできるだけ使わぬよう、ラベンダーなどのハーブを主成分にしたものを使っているのですが、上質の木を使った家具やカシミヤのセーターなど、そういういいものがねらわれ、傷んでいまうので、困ったものです。というわけで、TARloとTARma、このTAR・TARコンビに手を焼いて、対策に頭を痛めているところなのです。
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E' un'avventura ordinare un piatto all'estero dove si parla un'altra lingua.
Ti sorprendi quando arriva a tavola come quando è comparsa questa "tartare" in Francia.
Invece, insidiosi sono gli insetti TAR-TAR, TARlo e TARma che zitti zitti mangiano e rovinano i mobili e i vestiti.
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同じヨ―ロッパ同士でも、言語のニュアンスも違えば、食習慣も異なるわけで、そういう食べもののハプニングもあり得ますよね~(笑)家の場合は、海外(東南アジア)の中華料理店で、手羽先と中国語で書いているのを注文すると本当に鷄の手の部分が出てきて困り、なのに家の夫は、日本の手羽先が好きなのでまたまた何度も同じ事を繰返し笑ったです~(^-^)
そうですか?木の家具にはそういう虫がいるとは困りましたね~(笑)笑い事ではありません!ほんと、いいものほど虫に喰われちゃうんですよね~(^^;
木の家具を傷める虫には本当に困りました。古い家具が多いので仕方ないとは思っていたら、新しい食い傷も作っているようなので、早急に対処するつもりでいます。

家具の虫はキクイ虫かもしれないですね。以前バリ島で買って来た絵の額縁から虫が出て来て大騒ぎしたことがありましたが、知人の家具屋さんに聞くと、塗り加工していない広葉樹の木で作られた家具などに虫が居るのだそうです。退治できるといいですね。
こんばんは、いやぁ~こういうお肉は食べれませんわ、良く
焼いたものがいいなぁ。
注文ってこういう間違いや思い違いがありますね。
私も良くこういうことがありますわぁ。
家具につく虫は困りますね、殺虫剤を振り掛けると
早いでしょうが、こちらにも害がありますから、慎重にですね。
わが家もおばあちゃんの家具、大家さんの家具、知り合いのオフィスの家具と、人から譲り受けた家具だらけ。先日はおばあちゃんの引きだしの段を外して奥の掃除機をかけました。今はないのですが、もうひとつおばあちゃんの嫁入り道具だった手作りの大きな衣装箪笥は、居心地がいいのか蜂だかアピが巣を救ったほど、、、。巣を発見したのは蜂が出ていった後だったので良かったのですが、相当びっくりしました!
譲り受けた家具はありがたいものの、わが家のインテリアセンスは無茶苦茶。そこはちょっと不満です、、、。
高級ではない、一昔前の古い家具にも虫はついていて、本当に困ったものです。
キクイ虫、バリ島にもいて、絵の額縁から登場して、はびこることもあるんですね!! まったく油断がならないものです。一つひとつの穴にスプレーで液を入れていかないといけないようで、この穴の数が多いので大変ですが、もし、体に害のないいい液が見つかれば、さっそく作業に取りかかるつもりでいます。どうか退治できますように。
家具につく虫は本当に困ります。家具の木の奥にいるので、針の長い特別なスプレーで一つひとつの穴に噴射する必要があるようですし、体に悪いものは使わないようにしたいですが、それでは虫にも効果がないかもしれませんし、難しいところです。
うちも家具は、「いつか使うかもしれない」と義父母がかつて使っていた、そうして譲り受けて取っておいた家具がガレージに山ほどあったため、本当は新しい家具がほしかったところにも、まあ、経済的に助かりはするのですが、そういう家具があり、「台所が狭い」のに「使わないともったいない」からと、あえなく使っているテーブルもあり、インテリアはまちまちです。ペルージャのレストランに、一つひとつの古い家具が経てきた歴史を尊重しようと、あえて古いまちまちの家具を利用した店があるのですが、家ではそういうまちまち感、センスが疑われそうでもあり、それにうちの場合、あるからと夫が買うのに異を唱え、買えていないものには食器もあります。まあ、今は改築や車の修理費用のおかげでお金がないので、古くてもありがたく使わせてていただいているのですが。
tar・・・食事のtarと衣服につくtarと家具につくtar。へぇ、いろいろあるんですね。私、生肉好きですのでタルタルは大好きです。旦那様はさぞかし(特に2度目は)困ってしまったでしょうね。
衣服のtarは困ります。特に季節が過ぎた後、再び使うときに穴があったときの悲しさ・・・せつないです。
家具も確かにありますね。
お金はいつ必要になるか分かりませんから、ある程度保っておく必要があります。私もこれから会計士や税金で今月来月とどんどん持ってかれます。お互い大変ですね。
衣服も木製家具も、tarmeにもtarliにも本当に困ったものです。せっかくの大切な衣服に、穴が開いていると悲しいですよね。なぎささんも、税金がことに多いお仕事をいろいろとされていて、大変ですね。会計処理にも、お金と時間をかなり取られると、自営業の友人から聞いています。わたしも、思いがけぬ車の事故による思いがけぬ出費で、緊縮財政を迫られていますが、命が助かっただけでも、ありがたいと思うことにしています。