2014年 07月 25日
美しい古城は映画の舞台、アブルッツォ ロッカ・カラッショ

いくつもの映画の舞台になっているし、おすすめだとは、途中で出会った他の旅行者からも聞いていました。

幸い、古城のあるカラッショ(Calascio)の村は、グラン・サッソからナヴェッリへと向かう途中にありました。古城自体にも風情がありますが、

眺めもすばらしく、奥の方には、この日後にしてきたグラン・サッソの高峰が見えています。

ロッカ・カラッショで撮影された映画は数あるものの、最初に撮影され、かつ主要な映画は、『レディホーク』(Ladyhawke)だということです。わたしはまだ見たことがないのですが、義弟から、「好きな映画で何度も見た」と聞き、記事に載せるために、YouTubeの映像をいろいろと探して見ていたら、わたしも見てみたくなりました。

橋を渡り、城の中に入ると、
(わたしは高所恐怖症なので、さっさと渡りきってしまいましたが、夫は映画の説明をじっくりと読みながら進んでいます)

城の中央部分は、7月は日曜日でないと見ることができないとのことなので、

壁に沿って歩きながら、時々足を止めて、壁の上や窓からの見晴らしを楽しみました。

窓からは、古城の外壁を近くから観察することもできれば、

こんなふうに壮大な風景を見ることもできます。

駐車場から歩くには、道路をしばらく上り、それから町並みを通って、古城を目指す道もあるのですが、わたしは、山の斜面を行く小さな小道を選びました。眺めもよく、野の花もたくさん咲いています。

映画、『レディホーク』の予告編を見ていたら、高原、カンポ・インペラトーレ(Campo Imperatore)で見かけた風景に

よく似た景色もあります。アブルッツォの旅をなつかしむために、機会があれば、ぜひ見るつもりでいます。
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Gran Sasso - Rocca Calascio (AQ), Abruzzo 19/7/2014
Un luogo incantevole! Qui hanno girato il film, "Ladyhawke".
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アブルッツォ旅行関連記事 / Il nostro viaggio in Abruzzo
- アブルッツォ、グラン・サッソを訪ねて / Riassunto – Campo Imperatore, Navelli (AQ) & Orvinio (RI)
- 自然と美の追求 ~職人芸術展 / Mostra, Vivere Naturalmente, Navelli (AQ) (23/7/3014)


高台にある古城の風景がまるで絵のようで、こちらで数々の映画が撮影されたのは納得できますね~(^-^)
一枚目、二枚目、三枚目と距離や角度を変えてのお写真素晴らしいです~☆こういう場所を歩いているとほんとに何枚もシャッターを押したくなる気持ち分かります^^たぶんその中でも選りすぐりでしょうから素晴らしいのひと言につきます~(*^^)v
最後の3枚のお花のお写真も素敵で、北イタリアのドロミテを訪れたときのお花畑を思い出しとっても嬉しくなりました(^-^)
アザミの色がきれいです♪
こちらの映画、機会があれば私も観てみたいな・・・と思いました♪
日本だとすぐに改修だとか
取り壊しだとかで本来の形を
なくさせてしまいますが
海外、特にヨーロッパは
古くからの建造物をそのままの形で
大切に守っていて素晴らしいなぁと思います。
このまま絵葉書にできそうな
素敵な景色ですね。
このところ多忙を極めてしまい、
なかなかご訪問できず失礼しています。
ご旅行の記事をまとめて楽しませていただきました。
美しい古城ですね。
映画の舞台になるのもうなづけます。
日本にいると、
このような古城はまるで映画の世界のようで、
実際にそこに行かれたなおこさんがうらやましいです☆
古城からの眺めも素晴らしいですね!
広々と広がる雄大な空と山を目の前にされたら、
心もゆったりと解放されるような気分になれそうですね☆
植物素材を使った、
数々の職人芸の作品の記事も、
とても興味深く拝読させていただきました。
こちらではなかなか味わうことのできない
素敵な旅気分を
少し私も味わわせていただけたような気がして、
嬉しくなりました♪
いつも素敵な記事をありがとうございます☆
イタリアでは、この週のアブルッツォでも、今年の7月は天気が不安定で、雨が降っては気温が下がっています。野の花がきれいなのは、標高が高いこともありますが、この雨のおかげでしょう。うちの庭でも、もう終わったかと思ったバラが、きれいな花をたくさん咲かせています。ドロミテにも行かれたんですね! ドロミテも、放牧された牛たちがたっぷり肥料をやるので、色とりどりの野の花がきれいでしょうね。今回の旅では、アザミの花もよく見かけました。この映画を見られる日、わたしも楽しみです♪
本当にすてきな風景で、訪ねてよかったと思いました♪
花や緑が、美しい衣服やじゅうたんになっているのを見て、目で見てもきれいなのですが、手作りで心がこもり、しかも野の花や植物をそのまま布の装飾に使うというすてきな手法に、感動しました。他の職人さんたちも、すずさん同様に、自分たちの仕事に情熱を持っていて、話を聞きながらすばらしいなと思いました。
こちらこそ、お忙しい中、訪問とコメントをありがとうございます♪
お写真のアングルがいつもプロのようにステキだなぁと感心して見ております。イタリアにはこのような風景が沢山あり、これは飽きることの無いもので、それこそイタリアの強みだと思います。
たとえばツアーなどで各主要町ごとに教会を訪れたりすると、仕舞いにお客様たちは「どこを見てもおんなじ」と匙を投げてしまうことが多いそうですが、よーく見ると全然違うんですよね。ですから同じような視点から各都市を回るときは、なるべくその明らかな違いをいつもお客様に伝えられるように心がけています。そこに歴史や建物の様式の違いを伝え、『他とは違う』アピールをするんです。大げさかも知れませんが、わたし、いつもフィレンツェ、さらにはイタリアのスポークスマンのような気分でお仕事するんです。また来てもらいたいし、心にのこる旅行をしていただきたい。そう思うとなおこさんの視点からみる画像はそれと同じような気がするのです。
慌しく回るツアーでは、つい町並みや教会が同じに見えてしまうのでしょうか。それぞれの独特の美しさに自分で気づける観光客の方もいるでしょうが、そうでない方には、なぎささんの熱意と説明が、旅を楽しむ助けとなっていることでしょう。わたしも日本の方に、イタリアのいろんなすてきなものやすてきな場所を紹介できたらと考えて、ブログやメルマガの記事を書き、通訳の仕事をしていますし、日本語を教えるときは逆に、日本の文化についてもいろいろ知ってもらえるように工夫しています。豊かな文化遺産にあふれたフィレンツェを拠点に働くなぎささんが、他のイタリアの町にも魅力が、と考えていてくださることは、ありがたいし、大切なことだと思います。なぎささん、最近はそれに、記事を通して、観光客の方が出発前から旅行情報や各地・各建造物の魅力・個性について、伝えていらっしゃるのがすばらしい。