2014年 09月 02日
夕日と月とトラジメーノ湖
我が家では、西の空が小高い丘にさえぎられ、夕日が赤く色づくのが見えないこともあって、沈む夕日が見たいときは、トラジメーノ湖まで出かけます。日の入りが午後7時50分過ぎで、夕食はそれからでは遅くなるからと、
早めにこちらの湖畔のピザ屋に行きました。早すぎるかと思ったのですが、幸い6時半でも、ピザを注文できるとのことです。トラジメーノ湖がきれいに見える席で、まだ高い日が、少しずつ傾き、空と湖が色づいていく様子を楽しみながら、ピザを食べました。
食事を終えて、出発する前に、岸辺を訪ねると、ポルヴェーセ島(Isola Polvese)がきれいに見え、夕日が湖に、金色の光を投げかけています。このままここで日が沈むのを見てもよかったのですが、
すぐ近くのモンテ・デル・ラーゴ村まで足を伸ばしました。日の光が赤みがかり、桟橋からは、遠くにマッジョーレ島(Isola Maggiore)とミノーレ島(Isola Minore)が見えています。
空を金色に、そうして茜色に染めながら日が沈むのを見届けてからは、
左手にはポルヴェーセ島も近くに見え、釣り人たちが真剣に湖面を眺めていた桟橋を後にして、
坂道と階段を上って、こちらの展望台まで歩きました。夕日を求めて歩くわたしたちに、以前もついて来たことのあるこちらの猫が、この日も近くにやって来ました。
夫やわたしがなでてやると、うれしそうです。
猫はこのあとも、しばらくの間、散歩を続けるわたしたちと、いっしょに歩きました。たそがれの空に、白くほっそりとした月が見えて、それはきれいでした。
さらに場所を変えて、サン・フェリチャーノ村で、湖畔を歩きました。空の青と茜色が、湖面に映っています。
白い月がきれいに見えています。
いつからか、湖畔につりさげられた額から見える眺めも、この日はとりわけ、趣がありました。
少しずつ暗くなっていく空と湖と、そうして、その中で光を増し、地平線に近づくにつれて赤みを帯びる月を眺めながら、さらにしばらく散歩をして、それから帰途につきました。
トラジメーノ湖、時間が経つにしたがって姿を変えて美しいです。額が置いてあるというのも誰かのユニークな嗜好なんでしょうね。それくらい美しいということですね。なおこさんの写真がいつもステキで穏やかになれます。たまに出てくる猫ちゃんも。
素晴らしいトラジメーノ湖の夕日をありがとうございます(*^^)v
最近こちらは、朝はお天気がよくても夕方になると雨が降ったり曇りだったりで一番夕焼けのきれいな時期だと思うのですが全然夕焼けの茜色の空を見ていません^^;なので、なおこさんのお写真で大好きなトラジメーノ湖の夕日が見れて嬉しいです(^-^)
サン・フェリチャーノ村の茜色と青のグラデーションが素晴らしくて感動したのにさらにクレセントムーンまで・・・ため息ものです♪
湖畔につりさげられた額、なんて粋な演出でしょうか~☆
空の色はすべて自然の成せる業だからこそ、美しいのでしょうね♪
茜色でなおこさんの染められた布を連想しましたよ~♬枕詞のように・・・(*^_^*)
きれいな夕日をありがとうございました♪
水平線の向こうに沈む夕日が見えるって
とても素敵ですね☆
ご主人とともに
夕暮れの風景を愉しむ時間を過ごされて、
なおこさんたちは本当に豊かな時間の過ごし方を知っておられて素晴らしいです・・・☆
猫ちゃん、とても嬉しそうですね。
夕暮れの穏やかな風景に、
私も心が安らぎました。
いつもありがとうございます☆
モンテ・デル・ラーゴでは村の通りを歩いても、猫をあちこちに見かけます。中でもこの猫は、人なつっこくて、わたしたちについてくるのですが、家から一定の距離以上は離れないようにしつけられているようで、ある程度歩くとそこでぴたりと止まります。愛嬌があって、かわいいです。
少しずつ空の青が深くなっていく様子、きれいですよね。こちらこそ、いつも温かいコメントをありがとうございます♪