2014年 12月 15日
問題発生! あきらめずねばる
先週の朝、ミニメトロに乗ろうと、自動改札機に切符を通したのに、改札扉が開きません。
わたしが持っていたのは、最初の刻印から1年間有効の10回使える切符です。この切符をもう一度改札機に通すと、幸い改札扉は開いたのですが、切符を見ると、なんと2回分、二人分の刻印が押されています。
ペルージャの中心街で待ち合わせをしていたので、中心街にある終着駅、ピンチェット駅に常時詰めていると聞いている係りの人に言って払い戻してもらおうと、そのときは、そのままミニメトロに飛び乗りました。ところが、駅の出口にあった呼び出しボタンには、Allarme(警報)と書かれ、「emergenza(非常事態)の場合に押すこと」と言葉が添えられています。それでいったん改札を出て、
以前に友人から、ミニメトロの警備をする人たちの詰め所があると聞いていたあたりをのぞいたのですが、それらしき表示も、連絡ボタンも見当たりません。
そうやって探していたら、待ち合わせをしていた友人と出会ったので、イタリア広場にあるUmbria Mobilitàの市内バス・ミニメトロの切符販売所で、払い戻してもらうことにしました。ところが切符販売所では、駅に詰めている係員に問い合わせるようにと言われます。ピンチェット駅の構内をよく探せば、警報ボタン以外にも、詰めているミニメトロ警備員に連絡するためのボタンがあると言うのです。
さて、この日の帰り、再びミニメトロに乗ろうとしたときのことです。朝からもう数時間経過しているし、約1ユーロくらいのことだから、仕方ないかと、クレームはあきらめて、自動改札機に切符を通しました。ところがまた、扉が開かないではありませんか。切符を見ると、刻印だけはちゃんと押されています。
そこで、毎回これではたまらないと、詰め所の係員に連絡を取ることにして、連絡ボタンを探しはじめました。上の写真で手前の道をまっすぐ進むと、改札口を通り過ぎたあとにすぐ、右手に、エレベータに乗るための通路があるのですが、ボタンは、このエレベータ通路に見つかりました。ボタンを押して事情を説明すると、幸いすぐに係りの人が来てくれました。
問題は、この「+1」とある行の刻印です。ペルージャ市内を移動する際に市内バスやミニメトロ、電車で使えるこの切符は、10回有効切符であれば、乗る人が複数であるときにも、同じ切符1枚で、乗車することができるのです。一人が刻印をしたあと、その人と一緒に同じ便を利用する人が、その刻印の後にすぐに続いて切符を刻印機に通すと、こうやって「+1」の刻印が押され、「2人が同じ時間帯に、この同じ切符を利用して、乗車をした」ことが記録に残ります。
ただ、わたしの場合は、わたし一人だけが乗車をするというのに、一度目の読み取りでは改札扉が開かず、二度目にようやく扉が開いたときには、もう一人分の刻印が押されてしまっていたのです。
実はこのとき、係りの人はいったん来たものの、何か疑問、あるいは不審に思うことがあったらしく、20分ほどわたしを改札口前に残して待たせたり、その後も押し問答をしたりしたのですが、最終的には、2回余分に刻印が押された分だけの1回有効切符を、わたしが受け取るという形で、払い戻しを受けることができました。10回回数切符自体の磁気に問題があるのではと言ったのですが、確認した結果、切符自体はきちんと使えるのだそうです。6月の、フィンランド国境警備への陳情もそうですが、やはり何事も、おかしいと思ったことは、きちんと言うことで、いろんなことが改善もしていくのでしょうし、何より、ちゃんと然るべき払い戻しを受けられて、ほっとしました。
実は土曜日に、夫の車で外出中に、交通事故に遭いました。わたしはムチ打ち症くらいで、夫の車と相手方の車の破損が大きい以外は、特に被害はないのですが、夫にも落ち度はあるものの、相手方が、自分にはさらに重大な過失があるのに、ないとうそぶき、事故が起こったのがマルケ州と、旅先だったために、相手方が自分の呼んだ自動車修理工や保険会社の人を呼んだのですが、相手方に都合のいいようにだけ判断をして、書類に署名をするように迫り、今日事故の際に撮った写真を見て、これはあきらかに相手方に大きな責任があるので、夫は50パーセントならいいというのですが、わたしは相手方に100パーセント過失があるとも言えるのではないかと思うのです。今日の午後も、夫が自動車保険会社に行くのに同行して、ねばってみます。
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All'ingresso della stazione di Minimetrò di Perugia,
la macchinetta timbra il biglietto ma non si apre la porta.
Al secondo tentativo, la porta si apre, ma ci sono due timbri sul biglietto!
Ciò mi è successo ben due volte il 14 dicembre 2014.
Comunque, ho avuto il rimborso (2 biglietti singoli nuovi)
nella stazione di Pincetto. Prima avevo spiegato la situazione
alla biglietteria della Piazza Italia, ma mi avevano detto
che dovevo parlare con un addetto del Minimetrò della stazione.
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な、な、なんてこと!なおこさん、また事故に遭ってしまったのですか?ムチ打ちも大変なことです。精神的な面からも、只今の調子はいかがなのでしょうか?ご夫婦とも大事には至らなかったのでしたら、不幸中の幸いですが、びっくりしました。
ミニメトロの件といい、これで今年のトラブルは打ち止めだと思いたいですね。
実は友人が店で強盗に遇い、先週はバスの交通事故に乗り合わせてしまいました。彼女も、『もう悪いことは起きない』と前向きに考えています。ぜひなおこさんもご主人共々お元気で、保険の件もうまくいくよう祈っています。
お身体は大丈夫ですか?
ムチウチと言ってもあとであちこち傷むこともあるので
気をつけてくださいね(・。・;
やはり事故はつらいですね。でも、やはり正しいことはちゃんと言ってしかるべきだと思います!
時には、言うべきことは少しのことくらいと思っても、それがかえってよくない方向に向かうということも多々ありますから言えばいいと思います。
精神的にも大変だとは思いますが、お怪我が今のところはないようなのでひとまず安心いたしました(^-^)
どうか、無理なさらずに、でも言うべきことは言いましょう(笑)
こんばんは。
まぁ、大変でしたね、切符の事もちゃんと言われて
良かったですね。
車の方は困りますね、でもこちらもうまく事が
運ぶようですね、色々な人がいるものですね。
相手方が悪いのですから、強気で行くのが
よろしいですね、私も昔にむちうちにあいましたの。
今でも後遺症があります。
お大事になさって下さいね。
状況としては100パーセント相手に非があるはずで、問題は、相手が嘘をつき、相手の業者がその嘘に乗り、さらに罪のまったくない夫に罪をすべて着せるような文書を作成して、そうと知らぬ夫に署名をさせたことです。警察や、保険業者の不正なふるまいから消費者を守る団体への陳情や訴えという方法があるようだと今朝も調べたのですが、わたしたちの業者に電話すると、まずは相手の見方を見ようと言われたので、そうすることにしました。お優しいお言葉、ありがとうございます。
それにしてもその相手の車、本当に腹が立ちますね。業者までグルになっているところをみると、もう常習の域ではないかとわたしも思います。ただ、肝心の書類に旦那様がサインしてしまってあるのが気掛かりです。写真、その他の状況を公正な第三者に判断してもらえるといいのですが。
とにかく冷静に「非はこちらにはない」と言い続けるしかないですよね。年末の慌ただしい時に頭の痛いことでしょうが、なおこさん、負けないで頑張って下さい。応援しています。
わたしも今さっき日本語の生徒さんと、そうして、日曜に義弟と話していて言われて思ったのですが、土曜日の午後2時半頃という時間帯に、行きつけの修理工が事故現場に来てくれると言うのは、牽引や修理のこともあるのでありそうなのですが、保険会社の人が休日の昼にすぐに駆けつけるというのもあり得ない話のようで、おっしゃるように、最初から県外から来たかもを引っかける詐欺だったのかという気もします。保険会社間の交渉では、写真は効力がなく、あくまで共同署名をした書類が基準になるとのことですが、保険会社員の詐欺や相手方の嘘あるいは真実の隠蔽を訴える際には、写真も有効だそうです。こんな悪質な業者や欺瞞は、追突されて罪もないのに数千ユーロを保険会社を通してでも支払わなければならないことに納得が行かない上に、社会的にも許しがたい気持ちですので、保険会社を統括する機関か、警察か、あるいは/かつこの業者が属する大保険会社に訴えるつもりでいます。負けないで頑張ります!!! ちょうど昨晩からイタリア国営放送で、『La vita è bella』の監督兼主役であるRoberto Benigniが十戒について、おもしろくかつ感動、教えに満ちた説明をしています。中には「偽りの証言をしてはいけない」という戒めもあり、今夜も放送があるのですが、彼がどんなふうにこの戒めについて説明するかが楽しみです。
御怪我をされたとのこと、読んでびっくりしてしまいました。ムチ打ち症程度とのことですが、多くの方が書かれているように後から症状が出ることもあるので、どうかお大事になさってくださいね。
私は車の免許も無く(^^;)このような事には疎いのですが、この一件、私まで自分のことのように、相手の誠意が酷く欠けていることに対して、ふつふつと怒りが湧いてきました。夫に話してみたところ、警察には連絡したのだろうか?と心配していました。というのも、夫の家族も、車をぶつけられたり、といったような事故に良く巻き込まれていて、その後処理のことで揉めたり、相手と問題が起きたり、良くしているのです。。
なおこさんとご主人が行っている交渉がうまくいくよう祈っています!!!正義は必ず勝つのだと思います。
直子さん、がんばって!勝てる!私の時も相手は若い姉ちゃんだと思って強気に出てきましたけど、保険会社へ強く訴えて結局10:0になりました。最終的には警察も巻き込むのもありかと思います。
とか言ってますけど、実はうちも大変です。夫の店に来たお客さんの商品がもともと状態が悪く、これは汚れも取れないかもというレベルのもので「店側に責任なし」という約束で仕事をし、案の定取れない上に、製品の一部が突っ張る感じになったら、訴えられました。2週間以内に返事しないと裁判開始です。しかもシミはなかったと虚偽の表記もあり、ベルニーニじゃないですがまさに「偽りの証言」です。それにあの同意は何だったんだと思いますが(日本の法律ならば口約束も契約の一部とみなすけれど)「了承済み」としか紙に書かず、相手の署名がないので、どうすべきか友人の弁護士と相談中です。
イタリアは引いたものが負けますから、ぐいぐい押しで。直子さん、がんばって!うまくいくことを祈っています!
それにしても、そういう商品を条件を聞いて預けておきながら、お店を訴えるとはひどいですね! 社会は善意や信頼の上に成り立つべきものと思うのに、こちらの善意や誠意を逆手に取る人がいるのは困ったものです。のっぽさんも大変ですが、やっぱり正しいことはちゃんと正しいのだと主張して、あらぬ責任をかぶせられず、悪人、困った輩や現象が世にはばからないように、頑張りましょう。ありがとうございます。わたしの方も、のっぽさんのお店の件、問題なく解決することをお祈りしています。