2014年 12月 25日
クリスマス2014
それから、背景の白い壁がさびしいと感じていたプレゼーペの後方を、こんなふうに青い紙と星で飾り、机のわきに、以前に買って気に入っていた天使の飾りをリボンで結びつけてみました。空や星に使っている紙やリボンは、すべてかつて贈り物の包み紙に使われていたものを再利用したものです。
来年は未年です。昨日の授業では、十二支や、十二支の動物が、かつての日本では、方向や時刻を表すのに使われていたことを説明し、日本には年賀状を交わす慣習があり、年賀状の絵や幸運を呼ぶ置き物に、干支の動物が使われるのだという話もしたら、生徒さんが、「じゃあ、1月に旅行で日本に行くから、ぜひ未の置き物を買わなくては。」と言います。そのとき、わたしは冗談で、「あら、羊なら、もうプレゼーペの中にたくさんあるでしょう。」と言いました。我が家のプレゼーペは、人形が大きいためもあって、羊が一匹しかいませんが、
聖書では、羊の群れの番をしていた羊飼いたちが、生まれたばかりの幼子イエスを訪ねていくため、プレゼーペには、羊飼いや羊がたくさんいることが多いからです。ちなみに、この写真は、今朝ミサのあと、教会から駐車場に向かう途中で見つけた、パスタでできたプレゼーペです。
そう、というわけで、プレゼーペを飾るイタリアの家庭では、未年である来年の前から、毎年のように、すでに羊の置き物が出されていることが多いのです。生徒さんと違って、わざわざ年末年始の日本に、干支の置き物を買いに行けるわけではないので、そういう意味で、新年に先立って、干支の未が家に飾られているのを、何だか妙にうれしく感じます。それを言うなら、幼子イエスの後ろには牛も控えているので、丑年のときにも干支の動物が早くから飾られていたのですが、今年の羊がことにうれしいのは、わたし自身が未年だからでしょう。
クリスマスツリーは、本当のモミの木で、我が家でクリスマスツリーとして活躍してくれるのは、今年が2年目です。
クリスマスの今日は、朝はアッシジ郊外にある、サンタ・マリーア・デッリ・アンジェリ教会のミサに出かけ、
大家族でにぎやかに昼食を楽しみ、
それから、ようやく姪たちが待ちに待っていた贈り物の交換の時間になりました。もう中学生になる姪たちが、サンタクロースはいないのだと知ったのは、2、3年前のことではないかと思います。食器を片づけたあとは、皆でカードゲームで、遅くまでいっしょに遊びました。
そう言えば、今月半ばに用事があって、義弟夫婦と姪たちの住むトーディを訪ねたとき、義弟がわたしたちに美しい夜景を見せようと、中世の町を照らし出すこちらの光のツリーや、
夜明かりに美しいこちらの教会まで、連れて行ってくれました。そのあと、義弟宅で、近くの店で買ったピザを皆で食べたのですが、姪たちも歓待してくれて、うれしかったです。
*******************************************************************************************
Natale 2014
Il nostro presepe & presepe di pasta a Santa Maria degli Angeli
Tutti a tavola!
Todi: Grande Albero di Natale di luci & Tempio della Consolazione
*******************************************************************************************
なおこさん家のクリスマスを拝見するのは2回目ですが
やっぱりご親族の皆様でわきあいあいとしたクリスマスに
あたたかみを感じます(^^♪
姪御さんたちもますます大きくなられて、お手伝いなんかもしてくださりそうで頼もしいことですね~♪
なおこさんは、羊歳だったんですね~☆歳女、というと日本ではお正月に羊の飾り、今は携帯につけるようなものを買い求めるような方が多いようです←時代ですね(笑)
トゥーディという街のツリ―はモダンで日本で見かけるようなタイプに少し似てますね、LEDがたくさんついてるような感じです~(^^♪素敵ですね~☆
イタリアのクリスマスありがとうございました(^-^)
12月もクリスマスが終わると年の瀬ですね~♪
寒さ厳しい折、お身体ご自愛くださいませ(*^_^*)
最近は携帯電話につける干支の飾りというのもあるんですね! 古の慣習がそんなふうに現代の文明危機と仲よく共存しているのがおもしろいですね。
トーディのクリスマスツリーは、中世の町をうまくきれいに照らし出していると思います。日本の皆さんが紹介されている、イルミネーションのみごとなツリーの数々にびっくりしています。ペルージャでは今日は北風が吹きすさび、明日頃から氷点下にもしばしばなり、雪も降るようですが、日本も今は寒さが厳しいと聞いています。ありがとうございます。アリスさんもどうかお体を大切にお過ごしくださいね。
今日はサンマリノ共和国に行ってきましたが、ここでもプレゼーピオには確かに羊も牛も居て、なおこさんの言われることに妙に納得しました。でも折角日本に来られる生徒さんには、どこかの神社ででも是非、「家族の安泰と平和の象徴」である日本の干支の未を買って帰って頂きたいなぁ。そうそう姪御さんは、なおこさんが苦労して探されたプレゼント、気に入られたでしょうか。これからは、お人形と言うわけにはいかなくなって、だんだんとプレゼントも難しくなっていきますね。
楽しいクリスマスを過ごされたようでよかったですね。私はなんだか胃もたれしている気分ですね。なーんも食べたくないですね。
なおこさんはちゃんとミサも行って、伝統的なクリスマスといった感じですね。
クリスマスツリーが2年目と仰っていますが、毎年使うとしたらどんどん大きくなっていくんでしょうね。姪御さんたちが大きくなるように、これも一つの楽しみになりそうですね。
サンマリノにもやっぱりあちこちにプレゼーペが飾られているんですね! サンマリノのお城も風情がありますが、わたしは個人的には、すっかり観光地化したというか世俗化した感のあるサンマリノよりも、奥ゆかしさというか素朴な暮らしや町並みの残るサン・レーオの方が好きです。サンマリノのすぐ近くにあるのですが、車がないとなかなか公共の交通手段では行きにくいのではないかと思います。姪は、わたしたちが苦労して探して選んだハイテクの贈り物をそれは喜んでくれて、ほっとしました。本当は、いい本などを贈りたいところですが、それでは姪たちが喜ばないと夫に言われたものの、姪たちがほしがっていた本も1冊添えました。
毎年同じ木を使うと、鉢植えで根がそれほど張れない分、成長は遅いものの、写真と比べると、何年か経つとかなり枝も伸びて大きくなっているのが分かります。本当に、姪もどんどん大きくなって、今年は身長を、ほんの少しではありますが、もう二人に追い越されてしまいました。いっしょに遊ぼうと言ってきてくれるのも、あとしばらくかもしれません。
こんにちは。
プレゼーぺの飾り素敵です~
このように皆さんで迎えられるのは
素晴らしいことですね、小さいうちから
飾り方を見て成長されるって素敵なことですね。
姪御さんたち、もう大きくなられましたね。
街の飾りや輝きはしっとりとしてて見てる
だけで敬虔な気持ちになれますねぇ。
いつもありがとうございます。
素敵なイタリアのクリスマスのようすを、
ありがとうございました☆
大家族でのにぎやかなクリスマス、
温かくて素敵ですね。
これから、楽しく新年を迎えられることでしょうね☆
お体に気をつけて、
楽しい年末年始をお送りくださいね♪
こちらではクリスマスは、宗教的にとても大切な祝祭ですので、日本で言うとお盆やお彼岸にあたり、だから灯りもこんなふうにしっとりとしているのではないかと思います。ムームーさん、わたしの方こそ、いつもありがとうございます♪