2015年 01月 30日
冬将軍が来る前に
ルーコラが、すくすく育っています。オリーブの木々の間に野菜が並んでいるところが、ウンブリアらしいと言えるでしょうか。
寒さのためか、パセリ(prezzemolo)は元気がなく、夏に比べて、かなり淡い色をしています。
一番のお目当ては、こちらのキクヂシャ(insalata riccia)です。寒さに耐えるとはいうものの、氷点下の日が続いてはどうだろうと思い、その前に収獲したかったのです。キクヂシャのサラダに少しルーコラを混ぜて食べるのが好きです。
セージ(salvia)も、寒くなって小さく黒っぽくなる前にと、多めに収獲しました。豆類の消化を助けてくれるので、豆スープを作るときには、よく使います。豆料理には、月桂樹の葉や昆布もいいと読んだので、昆布などといっしょに使うこともあります。
今日は朝から、台風よりもさらに激しい風が吹き、昼食後、ぱらぱらとあられが降ったかと思うと、今度は大雨が窓にたたきつけ始め、いつのまにか雪に変わって、大つぶの雪がひらひらと降り始めました。これから2週間、ペルージャではまだまだ寒い日や雪の日が、よくあるようです。イタリアでは、1月29日から31日にかけてが最も寒いと言われ、この3日間をi giorni della merla(直訳は「雌ツグミの日」)と呼びます。夫に尋ねると、「どうしてそう呼ぶかについては、いろいろな説があるけれど、ぼくは、ちょうどこの頃から、ツグミがまた鳴き始めるからだと思うよ。」とのことです。
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Rucola, insalata, salvia & bietola dell'orto
sono andata a raccoglierle lunedì prima dell'arrivo dei giorni della merla,
anche perché il meteo avvisava l'arrivo imminente del gelo e della neve.
I giapponesi antichi credevano che le erbe di questa stagione
avessero una potenza particolare e riuscissero ad invigorire le persone
che le mangiavano. Io ci credo e dunque le erbe ci daranno forza :-)
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セージが豆類の消化を助けるんですね、また勉強になりました。
さて、以前、教えていただいた “脳における記憶のしまい方” の話、私のブログにも少し書かせていただきました。あれから、開き直って、こういった間違いに対してくよくよしないようにしてます(笑)
では、この冷え込む3日間、お体大切に。
何が羨ましいって、なおこさんはいつも草花や野菜と常に生活しているから、季節を当たり前に感じることができますよね。
いうなれば私も店のとなりが八百屋ですからそういうことになるのでしょうが、年中ある野菜や果物を見受けると何が旬なのか分からないこともあるんですよ。
なおこさん家のパセリ(prezzemolo)もやはり同じだなと思うとなんか親近感がありますね!
そして、食べ方ですが、キクヂシャのサラダに少しルーコラを混ぜて食べるというのが新鮮に感じました。
私はルーコラとかは、お肉や野菜に添える感じで使ってたので、サラダに混ぜてもいいんだと思いました。
何でも思い込みがあるので違う使い方を教えていただくと嬉しいです(^-^)
せっかくのハーブ、天候の悪化で使えなくなってしまうともったいないので、収穫しておくといのはいい考えだと思います♪
日本の大寒と同じですね。
↓の記事の雪景色、
大きなつららにびっくりです☆
けっこう寒さが厳しくなったりもする場所なのですね。
こちらも、
この週末は雪が降った地域が多く、
私の町も、2日続けて朝方雪が少し積もりました。
それでも、
一年でもっとも寒い時期なのに、
ここ数日の寒さを、久しぶりの冷え込みだなと感じたことに、
やはりこちらのほうは暖冬なのかなと実感しました。
厳しい寒さは、つらいときもありますが、
その時期ならではの美しさもあったりもしますし、
やはり必要な季節ですよね。
ハーブやお野菜、
とてもきれいに育っていますね。
厳しい寒さが作り出す恵みは、
新鮮でおいしいのでしょうね☆
もっとも寒い時期を「雄ツグミの日」と呼ぶなんて、
なんだか可愛らしくてほほえましいですね♪
オリーブの木の間に野菜、リグーリアも同じです^^ 家の近くにも普通にオリーブの木が植えられているので最早当たり前の光景になってしまいましたが、そうではないんですよね。
なおこさんのお宅では、冬もお野菜を育てられているんですね、素晴らしいですね!
義父は、(おそらく地質や場所の問題なのか?)なぜか冬は上手く育たないからと、何も野菜を植えませんでした。。今は、春に向けてソラマメとグリーンピースと植えている最中のようです。
そして、ルーコラは冬野菜なんですね!すごくきれいに育っていますね、立派です!美味しいお野菜羨ましいです♪
摘みたての方が香りもいいし、ハーブとしての効果も高いのでしょうが、寒い日が続くと、枯れたようになったり葉がかたくなったりもするので、今回は多めに摘んでおきました♪
おっしゃるとおり、厳しく寒い冬には独特の美しさがありますし、そのおかげで、植物もより根を伸ばして、育つことができるのですよね。おとといだったか、雌ツグミの日の最中に、久しぶりに雄ツグミを見かけました。夫の説が正しいかどうかは謎ですが、ツグミたちの歌声が再び聞ける日が楽しみです。
地質や場所の問題もあるのでしょうね。うちでは冬の野菜として、各種のキャベツやキクヂシャ、ラディッキオが育ち、そうして、フダンソウは、種が飛んでいった先、畑のあちこちに、元気に顔を出して育っています。近年はどういうわけかナメクジが多くて、あちこちかじってしまうので困るのですが。ソラマメはウンブリアでは、死者の日前後である11月の初めに植える風習があるのですが、そちらでは今の時期に植えるんですね! ルーコラは、以前はもっと暖かいときに見かけたぞと思って調べてみたら、基本的には年中育つそうです。リミニの友人が、この寒いのにルーコラと驚いていたので、この寒い時期を何とか乗り切ってくれるように願っています。