2015年 01月 31日
忘れた頃にやって来た
かつて英語やイタリア語の学習に際して、同じような戦法を数年取って、雑誌やCDをきちんと活用できたり、できなかったりしていたのですが、この2年間のこの雑誌を利用しての学習については、せっかく購入したのに、その金額に見合うだけの学習がさっぱりできていませんでした。料理をしながら、アイロンをかけながら、などのながら聞きには利用できても、テキストで文字を、つまり聞き取れているか、聞き取れていないところは何と言っているかを確認することを、ほとんどしなかったからです。
フランスから直接取り寄せる学習教材のいいところは、内容が新しいことです。日本で出版されたフランス語の入門書で勉強していたら、ユーロが導入されてから、もう何年も経つというのに、いまだに、通貨単位として「フラン」を使う例文が出てきたので、あきれてしまいました。ちょうど2年という一区切りがついたことだし、新年は年間購読はやめて、まずは過去2年間、ほとんど目を通してもいない雑誌をしっかり活用しようと考えたのです。

ところが、1月に入ったある日、なんとこちら、2015年1・2月号がうちに届いたのでした。どうしたんだろう?
と、しばらく考えたあと、そう言えば、前回は、ふつうの年間購読ではなく、年間購読料に少々上乗せした価格で、割安で1冊余分にもらえる購読を申し込んでいたのだということを思い出しました。新年の最新号が届いたことで、今年は買うまいと思っていた心がまずゆらぎ、新聞社襲撃事件のあとは、今後のフランスの動向が気になるしと、さらに心が動きました。
けれども、先日本棚を整理していて、ほとんど手のついていない12冊、過去2年分の『bien-dire』を見て、心が決まりました。片づかない本棚のためにも、いつまでも詰めが甘いフランス語にてこを入れるためにも、今年度は購読はせず、すでに手元にある雑誌とCDをまずはしっかり勉強しようと。頑張ります!
****************************************************************************************************************
Addio, abbonamento "bien-dire"!
- Certo, intendo continuare ad imparare il francese,
ma per il 2015 ho deciso di sfruttare le riviste e i CD degli anni 2013-2014
che ho studiato talmente poco.
Poi un giorno mi è arrivato il nuovo numero del 2015!
Dimenticavo che l'ultimo abbonamento aveva un numero omaggio.
Comunque, dal marzo studierò con le riviste del 2013 e del 2014.
****************************************************************************************************************


一年間購読するというのは大変なことで、なかなか続けるのは大変なことと思います。特になおこさんはお仕事(大学の先生もされてます)もあるし、家事もあるし、そういう中でやろうという気力だけでもたいしたものだと私は思っています☆
去年の分、やはりもったいないですから、是非活用なさってがんばってくださいませ(^-^)
それにしても、フランのことは笑える話ですね(^^♪
素晴らしいわ。良い機会だと思って再開されるといいですね。私は語学の本をすっかり処分してしまい、残っているのは辞書のみとなっています。フランス語は大学時代から水に合わないというか向いていないような気がして・・・フランス語が話せればもっと仕事の幅が広がると思うんですが。
いつも感心しています。
今年一年、
お気持ちも新たに、
ぜひともがんばってくださいね。
新たに購入もいいけれど、
今あるものをきちんと活用していかれようとなさったご決心は素晴らしいですね。
私も仕事に生かそうと、
参考にしたい書籍などをいくつかもっていますが、
中途半端に眺めているだけになっているものもあるので、
なおこさんを見習って、
せっかくの購入に見合う活用をしていきたいと思いました☆
フランス入門書のフランもですが、日本で販売されているイタリア語の入門書の中には、数十年前に発行されて以来、ほとんど改訂がされず、時代遅れというか時代錯誤の文法説明があるもの(古い用法や語法を紹介、説明)も少なくないので、困ったものです。一方、最近の新しい学習書は、CDに録音された音声も、入門書に記された片仮名の発音表記も、著者が勉強した地域や録音した人の出身地の影響が色濃く出ている場合があり、そういう発音の地域差をちゃんと説明している場合もあるのですが、そうでない場合には、学習者が知らずに、北部の発音や南部の発音をイタリア語の標準的発音だと思い込んでしまう可能性もあります。
仕事などの参考にと思って買ったのに、積ん読になっているものが、わたしも多々あります。捨てるかどうか、捨てないなら読むのかどうか、自分に問いつめ、いろんな意味で整理・解決していかなければと考えています。