2015年 02月 11日
トラジメーノ湖の水鳥たち

写真を撮ろうとズームで拡大している途中に、魚を捕らえるためでしょう、水中に潜ってしまうことがよくあります。頭のてっぺんだけ黒くて長い毛が乱れているように見えて、浪人のざんばら髪を思い出します。
一匹狼の浪人と言えば、いつだったか山を歩いているときに、友人から、イタリアでも『子連れ狼』が放映されていたと聞いて、びっくりしました。わたしは、息子を乳母車に乗せて歩く主人公と、「しとしとぴっちゃん……」という歌くらいしか記憶にないのですが、それでも友人の説明を聞いて、あああのドラマだと思い当たりました。
というわけで、イタリアの友人たちのためにも、こちらの映像を載せておきます。

一方、オオバン(folaga)は黒づくめで忍者のような出で立ちをしていますが、たいていは群れをなしています。

カンムリカイツブリが孤高を保つその向こうで、オオバンがきちんと並んで、皆で同じ方向へと向かっていっているのが見えます。

いったいどこに向かっていたのでしょう。

ユリカモメ(gabbiano)は、一羽でのんびりと波に揺られていたり、空を飛んでいたりする場合もありますが、

オオバンと同じで、こんなふうに大勢が同じ場所に集っているのを、よく見かけます。

ちょうど夕日が沈む頃に、水面でも空でも、鳥たちが移動をし始めることはよくあるのですが、月曜、おもしろいなと思ったのは、オオバンたちが列をなして湖面をまっすぐに進んで行った、それとは逆の方向に、やはりほぼ一直線に列をなして、カモメたちが飛んでいたことです。
トラジメーノ湖には、ほかにもいろんな鳥たちがいるのですが、今回は、おととい見かけた鳥たちをご紹介しました。
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Uccelli del Lago Trasimeno 9/2/2015
La testa dello svasso mi ricorda l'acconciatura di Ronin,
samurai senza padrone.
Sta quasi sempre da solo come Itto Ogami.
La folaga, vestita tutta nera, sembra ninja,
anche se sta sempre in gruppo e al tramonto
marcia diritto diritto in fila indiana.
I gabbiani a volte stanno da soli, a volte in gruppo.
Lunedì al tramonto volavano tutti in direzione opposta
a quella delle folaghe, chissà perché.
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トラジメ―ノ湖にはたくさんの鳥たちが暮らしているのですね(*^_^*)
そして、それぞれが、カンムリカイツブリさんは一羽でいることが多いとか、オオバンは群れをなしてるとか、観察すると楽しいですね~(^^♪
カモメさんは、その時によって違うのですね。
鳥たちもこの穏やかな春先の夕日を楽しんでいるのでしょうね(^-^)
イタリアでも『子連れ狼』が放映されているのには、びっくりしました(笑)
でも、なんだか嬉しいですね(*^^)v
相変わらず穏やかな湖ですね。『カンムリ・・・』というネーミングは日本らしさがでていていいですね。日本にもいるのかしら?しかしなおこさんは植物だけでなく鳥の名前もよくご存知ですよね。私もよくお客様に高速道路や道端でみかける植物の名前をきかれることが多いのですが、とんと出てこなくって時々恥をかきます。逆に日本の方から教えてもらうことも多く、日本人とはこれらのことにはるか昔から関心を持って生きている民族のような気がします。あら、そう言っちゃうと私って・・・
水鳥たちもたくさん楽しめるなんて、
本当に素敵なところですね。
夕暮れ時は、
鳥たちも家路へ…というか自分たちのすみかへと
戻っていくのでしょうか。
群れをなす姿は、
鳥たちも、こうして仲間や家族と身を寄せ合いながら
一生懸命生きているんだな…
と、温かな気持ちにさせられます。
カンムリカイツブリさん、
頭の毛が可愛らしいですね。
やんちゃな男の子のようです^^
子連れ狼が、イタリアで!
私も、歌くらいしか知らないほど、
かなり古いドラマだと思いますが、
最近になってイタリアで放映されたのでしょうか?
イタリアの人たちには、
どのように映ったのか、知りたいです^^
「時代劇にもいろいろあるのに、どうしてまた『子連れ狼』が?」とびっくりしました。教えてくれた友人の口ぶりからは、番組を楽しんで見ていたようです。
こんにちは。
わぁ~素敵な眺めですね、鳥さんの様子って
和みますね、可愛いです~
湖面で遊ぶ鳥さんたち、後ろに見える建物
など、素晴らしいですわぁ~
昨日はようやく白鳥さんに出会えましたの、
でも道路からですから、はっきりとは
写せなかったです、でも感動しました。
いつもありがとうございます。
わたしは日本では見た覚えがないのですが、どうやら日本にもいるようです。わたしがざんばら髪のようと書いた部分、確かに冠のようにも見えるので、日本語名は大和言葉の響きもいいし、鳥の姿をうまく言い表していますよね。この鳥に限らず、日本では名前を知らずに、イタリア語で夫から聞いて名前を知って覚えていて、記事を書く段になって、「あれ、日本語では何と言うのだろう」と思って、辞書やインターネットで鳥や草木、花の和名を調べることがよくあります。どういう動物、植物かはちゃんと知っているけれど、対応する日本語名が分からないという…… 民族というよりも、人にもよるのではないかと思います。うちの夫は歩く植物・動物図鑑で、他にもそういうイタリアの友人が何人かいますが、日本の、たとえばこのブログのお友だちでも、お花をお仕事にされていて、植物に精通されている方がいますから。
そうそう、カンムリカイツブリ、何だか頭に愛嬌がありますよね。イタリアでの『子連れ狼』の放映は、かなり昔だったようで、友人はなつかしそうに話してくれました。楽しんで見ていたようです。
白鳥さんに出会えたんですか。それはよかったですね! 機会が少ないし、優雅な美しい鳥なので、会えるととってもうれしいですよね♪ こちらこそ、いつもありがとうございます。